2013年03月18日(月曜日)

3.18.誰からも好かれないバケ猫

家の周りにも、会社にも、猫がいっぱいいます。
両方で十匹くらいいるでしょうか。
半分野良猫のような、半分家ネコのような、
エサを貰いに居ついてしまった猫たちですが、
ほとんどのネコが去勢、避妊手術してあるので、
この子達が元でかわいそうな野良が増えることはありません。
名前は結構いい加減で、会社の連中は、
「ニャー」「ネネ1号(もういない)」「ネネ2号」「ネーさん」「黒ネネ」・・
家には
飼い猫の「チーちゃん」「リンちゃん」この辺からあいまいに「シロ」
家に入れてもらえない「ノラ男」、そして「バケ猫」

 

バケ猫、通称バケは、三軒隣の家の飼い猫のはずなのですが、
我が家の「チーちゃん」「リンちゃん」「シロ」「ノラ男」の四匹を狙って、
隣の家の車の下や、塀の上で、ずーーーーっと、見張っているのです。
本当に真夜中でも、朝でも、昼でも、
ずーーーーっと見張っています。
誰かが出てきたら、襲います。
襲うのですが、殺し合いになるような喧嘩にはなりません。
とにかく、相手がビビッて、必死になって逃げるのが好きなようです。

 

 

加えて、バケは、人をまったく怖がりません。
すぐ近くまで寄って行ってもまったく逃げようとしませんし、
むしろ、目と声で人間を威嚇してきます。
近づきすぎて、連れ合いは、
ズボンの上から足に猫パンチを貰って少し血が出ていました。

 

追っ払うときは、ホースで水を掛けます。
それでもかなり濡れるまで引きませんが、
ビショビショにずぶ濡れになると渋々去っていきます。寒いからでしょう。
しかし、これから暑くなってくると、
水をかけても気持ちいいだけと去っていかなくなってしまうかもしれません。
そうなると、打つ手を思い浮かびません。

 

本当にいやなやつです。

 

連れ合いが「お父さんもバケみたいになるよ。そのうち。」と言いました。
いやなことを言います。
しかしそう言われると、たしかに、
年とって、私はだんだん憎まれ口ばっかり言うようになって来ました。・・・
私はバケが嫌いなので、自分がバケみたいになるのはいやです。
憎まれ口を言うのは、いい加減にやめたほうがいいな、と思いました。

 

見るからに憎ったらしいやつです。
比較する物がないので判らないかもしれませんが、
こいつは、他の猫のゆうに二倍はあるでかさです。

 

 

今日は61歳の誕生日。
昨年は還暦でもあったので、
ホテルに二百人くらい集まってもらってパーティーやりましたが、
今年は、ひっそりと本当の身内だけでお鍋パーティーです。
これはこれで心底から、楽しかった。私はバケネコではありません。

 

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