谷 好通コラム

2013年04月08日(月曜日)

4.8.店舗一覧表に掲示されるフォトログ掲載数につきまして

以前、新規にキーパープロショップに登録された店舗の
会社の方がおっしゃいました。
「プロショップになると、インターネットからのお客様が多く、
それも、施工した車の写真をフォトログにどれだけ多く投稿するかで、
その効果がより大きくなる。と聞いた。
しかし昔からプロショップに登録されている店舗は、
すでに何百枚と投稿していて、
その投稿数が、地域の店舗一覧に大きな数字として掲載されている。
うちみたいな新参者はゼロから始めるわけなので、
一生懸命投稿してもその差はいつまでも大きく、
インターネットの効果においてハンディになっている。
あの『地域店舗一覧のフォトログ掲載数の掲示』は何とかならないだろうか。」

 

この話を、営業担当者から聞いて、
なるほどなぁと思いました。
『地域店舗一覧へのフォトログ掲載”数の掲示”』は、
半年位前から始めたもので、
頑張ってフォトログをたくさん上げていらっしゃる店舗のご努力の量が、
お客様にも一目で分かるようにと考えて造ったものです。
しかし、それが、新規で登録されたプロショップさんにとって、
かえって足かせのようになっていたとしたら、それは本意ではないし、
何とかいい解決方法はないかと考えました。

 

まず、キーパーLABO店舗のフォトログ掲載数を掲示することをやめました。
キーパーLABOはフォトログを毎日精力的に行っているので、
すでに800枚とか、1,000枚とか、飛び抜けて多い数字が載っています。
「店舗一覧」のページの中でも一段と目立った存在でした。
しかし、キーパーLABOは専用のホームページを持っているし、
プロショップのホームページで目立つことは目的ではないので、
LABOのフォトログ掲載数はすぐに消しました。

 

そして、さらに考えたのが、
地域店舗一覧のページからフォトログ掲載の”数”の掲示をやめて、
掲示がある店舗には「掲載あり」、ない店舗には「-」。
100枚以上の多数の掲載がある店舗には
「百枚以上の掲載あり」とすれば良いのではないだろうか。と、考えました。

 

そして、全国のキーパープロショップさんに、
3月20日ごろ、「キーパープロショップ・メール通信」でその主旨を伝え、
4月5日に変更したいと思っているので、
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。と、お知らせしました。

 

そうしたら、
全国のキーパープロショップさんから、
とりわけ古くからご参加の店舗さん、
あるいはここ1年で参加された店舗でも
1年間でフォトログを多数投稿していただいたプロショップさんから、
「それは、おかしい。」と、
厳しいご意見のメールをかなりいただきました。
正直言って、ここまで反響が大きいとは想像していませんでした。

 

そのご意見は、例えば、
「新規店 にとってあまりにも不利ということで、
掲載数100件以上は横ならびにされるようですが、
古くからコツコツ積み上げてきた
古株のプロ ショップとしましては、少々納得がいきません。」
そして、
「掲載台数が少ない事がハンディキャップと感じていらっしゃる
プロショップがあるならば、頑張って掲載台数を増やすことが、
本来の解決方法でありフェアな方法なのではないでしょうか?」

 

多くの皆様の絶え間ない努力で積み上げられたフォトログ写真数が、
新しく登録されたプロショップさんを保護するためにという名目で
その写真枚数の表示をオールクリアされ
一括にして「掲載あり」「百枚以上の掲載あり」にくくられるのは、
どうしても納得いかない。
という方向で皆さんほぼ一致しています。
皆様のおっしゃることは、誠に理に適っており、
このようなご意見に反して
掲載”枚数”を消すことは正しくないと判断しました。

 

大きな数の掲載枚数の表示は、
それが出来るまでのご努力の大きさに比して
やはりそのアピール効果も大きいのでしょう。
だからこそ掲載数を表示し続けることに皆さんこだわっていらっしゃいます。

 

そこで、すでに多くの掲載数を持っていらっしゃるプロショップさんの
これまでご努力と成果を一切損なわずに、
まだ始めたばかりで掲載数が少ないが
フォトログアップに頑張っていらっしゃるプロショップさんの
両方にメリットのある仕組みをと、みんなで考えました。

 

まず、
1. 現状の地域店舗一覧表にフォトログ掲載枚数は掲示し続けます。
つまり、この部分については変更せず続けてまいります。

 

2. フォトログが10万枚を越しサーバーの能力を度々オーバーするので、
サーバー本体の更新を過去何度か実行しましたが、それも限界があり、
現在、フォトログの写真を掲示する期間を2年間としています。(既報)
この事をフォトログのトップ画面に表示します。
各プロショップさんのフォトログ掲載”枚数”も2年間の累積数ですので、
毎月自動更新しています。つまり、永遠に枚数が増えていくわけでは
ありませんのでご了解をお願いいたします。

 

改善点のポイント
3. 新しくフォトログが掲載されたら、地域店舗検索一覧の店舗情報に
「NEW」のマークを三日間掲示 します。
これによって掲載枚数が少ない店舗も、新しい情報を出した事をアピールでき
掲載枚数の少なさをいくらかはカバーできます。
また、逆に掲載枚数が多い店舗も「NEW」 が着くことによって、
枚数が多いだけでなく、常に新鮮な情報があることをアピールできます。

 

 

4. 現状、「施行写真」の「台数」という表現になっているのは、
ユーザーに「施行実績台数」という違う意味にとられる恐れがあるので、
この表現を「施工車写真」の「枚数」という表現にします。

 

5. 県別一覧のページに、県ごとのプロショップ店舗数を表示する。と同時に、
現別の市区町一覧のページに「○○県すべての店舗の一覧を見る。」との
アイコンを作り、たくさんの店舗が並ぶリストページに行きやすくして、
「掲載数の多い店舗」や、「NEW」がついている店舗を際立たせます。

 

以上の改善点を、たくさんの議論と検討の中で考えました。
そして一週間ほど前、再びキーパープロショップ通信で、
プロショップさんにお聞きしたところ、
この案に、ご賛同をいただいたので、実施に移すことにしました。

 

改造はシステム的な部分に及ぶので、
改造画面の実施は、4月11日の深夜行われることになりました。
「NEW」の印でにぎやかになる店舗検索ページを、
どうかお楽しみにして下さい。

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2013年04月08日(月曜日)

4.8.まだ第一戦です。今後、必ず強くなった力が発揮されます

結果が良くないと、
その結果を書く意欲が湧いて来ないようでは、
情けないことですが、
岡山国際サーキットでのスーパーGT第一戦は残念な結果に終わりました。

 

前日土曜日の予選は、
土砂降りの中で雨に弱いブリジストンタイヤで、
それでも15台中10位であり、SC430+BSタイヤの組み合わせでは、
トップであったので、決勝10位スタートではあっても、
お天気さえ晴れれば、何とかなるポジションでした。

 

期待通り決勝の7日・日曜日は晴れたり曇ったりで、
路面はドライ。
午前中のフリー走行でも、
我が#37 KeePer TOM`S SC430は、ドライで7位とまぁまぁ。

 

午前10時くらいにフリー走行が終わって、
午後2時スタートの決勝まで、長い長い時間が過ぎます。
不思議なことに気温がどんどん下がってきているようでした。
朝はシャツにジャンパーで良かったのが、
午前11時くらいにはいよいよ寒く感じてきて
ジャンパーの下にセーターを着込みました。
暖房の入っている部屋に入ればいいのですが、
やっぱりレースの時は、みんなと一緒に一喜一憂したいし、
お客様もたくさん来られるので、みんなと一緒にいることにしました。

 

どんどん下がる路面温度が、
SC430とBSタイヤの組み合わせに吉と出るか凶と出るか。

 

待っている間に行われた「ポルシェカレラカップ」で、
去年、チームのお手伝いをしていた小河諒君が、
強豪を相手に見事、優勝するレースがありました。
小河君いわく「小学校のかけっこ以来、初めて1位になりました。」と、
満面の笑みで喜んでいました。

 

午後2時、2013年スーパーGT第一戦のスタートです。
スタートドライバーは、アンドレア・カルダレッリ。
路面はドライ。スタートポジション10番目。

 

路面が冷えているのでフォーメーションラップが2周とされた後、
ローリングスタート。

 

スタートダッシュで、
カルダレッリは、いきなり2台をパス。
10位から一挙に8位にジャンプアップ。

 

それからも速いペースで走り、
5周目くらいだったか、
前をいく#32エプソンHSVと、#24DステーションGT-Rを捕らえて、
一挙に抜いて、6位に上がりました。
順調に上がっていく#37 KeePer TOM`S SC430を、
デレビモニターに見、やっぱりTOM`Sになって違うなぁと、
背筋にゾクッとしたものを感じました。
明らかに車に力があります。

 

しかし15周、20周、と周回を重ねるうちに、
ジワっとタイムが落ちてきて、
#38ZENTと#6ENEOSのSC430に抜かれてと8位にまで下がりました。
原因は分かりません。

 

一方、同じTOM`Sの僚友#36PETRONAS SC430が、
序盤、前の車を抜きざまにわずかに接触し、
タイヤを傷つけて、無念のタイヤ交換ピットインをしていました。
これで#36は、GT500クラスの最後尾に下がっています。

 

アンドレア・カルダレッリが8番手をキープしたまま、
予定通り35周でルーティンのピットインです。
給油をして、タイヤを4本交換、伊藤大輔選手にドライバー交代。
わずかに余分に時間がかかったような気がしました。
他の車のピットインが一巡しないと現状の順位は分らないが、
少しポジションを落としているように気がします。

 

と、突然「#37ピット作業違反でドライブスルーペナルティ」の表示が出る。
なにそれ?と思っていると、
テントにいたチームの井藤さんが、
「給油中に、インプクトレンチが、タイヤに触れたというクレームです。」
作業を監視しているマーシャルの一人がそう見えたらしく、
もう一人のマーシャルはそうは見えなかったというが、
とりあえずドライブスルーのペナルティが出たからには、
実行しないと失格になってしまう。
ドライブスルーペナルティとは、
コースからピットロードに入って制限速度(60km?)でゆっくりと抜けること。
約20秒弱のタイムロスになるペナルティです。
1周1秒の差があるかないか僅差の戦いでの80周のレースで、
20秒は致命的です。

 

これでいっぺんに12位まで落ちて、
しかし、伊藤大輔選手のマインドはまったく落ちていない。
トップグループにまったく負けないタイムで走り抜いて、
何周かで10位にまで上がってきました。
その意味では、
最下位に落ちた#36番でドライバーチェンジした中島一貴選手も、
結構すごいペースで走っていて、前を行く車に徐々に追いついてきている。
やはり、プロは、どんな状況にあっても、
決して手を抜かず、全力を出し切って仕事をするものだと感心しました。

 

というわけで、TOM`Sの二台は残念な状況の中で、
いよいよゴールの80周を迎える頃、
最後の最後に、「#37番、ガス欠」の情報が入りました。
チームTOM`Sにとって新しい車である我が#37は、
以前からある#36よりも、少し燃費が悪かったようです。
#36と同じ量の燃料で走りきれず、#37はガス欠になってしまいました。
結果、15台中15位です。

 

 

・・・・
何せ第一戦目です。
悪いところが全部出てしまった第一戦。
あとはもう、上に上がってくるだけです。

 

しかし、#37は、昨年より明確に力が上がっています。
それは疑いようのない事実です。
チームのレース運営力も、違うなぁと実感するものがあります。
第一戦目は、こんな残念な結果となってしまいましたが、
確実に第二戦から前にいく力があることを確信して、
ガス欠の声を聞いた数分後にはサーキットをあとにしました。

 

こういうことは、一刻も早く吹っ切ったほうがいいのです。

 

※闘いの前の#37、#36の二台

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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