谷 好通コラム

2014年01月02日(木曜日)

1.2.気力が続けば、200歳でも生きています・・」で行こうと思います。

世の中には「元も子もなくなる。」とかいう言葉がありますが、
これは「元金も利子もなくなる。」という意味なのでしょうか。
よく分かりませんが、
持っていた元手も、
時間をかけて得た稼ぎ、利子もすべて無くなって、
「やらなきゃ良かった。」ということを言うのでしょう。

 

お正月からこんな話題もどうかと思いますが、少しお付き合い下さい。

 

11月19日から12月6日までの、
体総点検入院は、かなりスケジュール的に無理をして強行したものでした。
その甲斐あって血液検査もほぼ完璧となり、
体重は入院前の89kgから空腹時で84.3kgまで減量が成されました。

 

「さぁ、目いっぱい仕事をするぞっ」と退院した二三日後から、
なぜか足が痛くなって、
ほとんど動けない状態に陥ってしまい、
病院では非常に辛い目をしながら、
何をどうしたらいいのかよく分からず、
結果的に、原因は普通によくある椎間板ヘルニアとの診断が下ったのは、
二週間後であり6人の先生から7回の診察を受け、三回のMRI検査を受けたあとでした。

 

残念ながら、その間の大切なスケジュールは
ほとんどキャンセルさせていただき、大変多くの方にご迷惑をおかけしました。

 

原因は入院中、ソファに座ってPCを打っている時間が長く、
その姿勢が私には良くなくて、椎間板を押し出してしまったようなのです。
思い当たるのはたったそれだけのことです。
あえて言うならば、ほとんど運動をしなかったことで、
背中の筋肉が急に衰えて事も原因の一つかもしれません。
でも、たったそれだけのことです。
入院そのものが原因ではありません。
ましてや治療方法が間違っていたわけではありません。

 

MRIに写った椎間板ヘルニアは、
神経をまともにグシャっと潰しているところがくっきりと写っていました。
椎間板ヘルニアの症状でも痛いだけでなく、
危険信号である足の親指に力がなくなっている症状までありましたが、
「メスを入れた後のつらさと、
得られるかもしれない術後のメリットを比べて、
どうするのかを決めてください。」と先生に言われれば、
「手術してください。」という人はいないだろう。
もちろん私も、
強い痛み止めを飲んで「様子を見る。」を選択した。
しかし「このケースは、このまま良くなっていく場合が多いですよ。」と、
信頼できそうな印象の先生が、
自信ありそうな語調で言ったので、
「薬で痛みをコントロールしながら様子を見る。つまり、直るのを待つ。」を、
それほどの不安なく選択しました。

 

それで最新の「痛み止め」をもらい、
飲む量をだんだん増やして痛みがピタッと止まったのは、ほんの何日か前です。
それでもまだ姿勢次第で電気が下半身を走ります。
それもこのところ少し改善の兆しが見えてきて、ホッとしています。
年末には中部、関東の店舗にほとんど全部行ったりもして、
症状はむしろ悪い方向に行っているかもと不安があったのですが、
ここ二三日、少しいい傾向が見えてきて、ものすごくホッとしています。

 

しかし、昨日、元旦早々、
大変ショッキングなことが判りました。
体重が91kgにまで増えていたのです。

 

今飲んでいる、見事に痛みを封じ込めてくれている最新の「痛み止め」は、
「太りやすい」という副作用があるとは聞いていたのですが、
それほども多く食べた訳でもないのに、
たった10日間で、
三週間近い入院と努力得た
「体重は入院前の89kgから空腹時で84.3kgまで減量が成されました。」
という成果を、
一挙に91kgにまで、吹き飛ばしてくれました。

 

多少ヤケで食べた不摂生と痛みというストレスが血糖も上げ、
コレステロールも、たぶん上がっているでしょう。
あの約三週間で得た成果はすべて吹っ飛び、
元も子もなくなったようです。

 

しかし、入院中、自ら運動をすれば良かっただけであり、
ソファで腰が痛いと思ったのに気をつけて、
注意していれば良かった。
ただそれだけです。
しかし見事に「元も子もなくなった」の見本みたいなものです。

 

昨日書いた、自分の元旦のご挨拶を読み返して、
ケセラセラ、何とかなるさ。など、
なんとも元旦にふさわしくない言葉を二度も使ってあったのは、
こんなことがあったからだと、つい、事情説明したくなってしまいました。

 

ちょっと情けない正月を、
じっとおとなしくして、過ごしております。

 

それにしても、
「病院に身を委ねて、医学の力で、健康を取り戻し、もっと仕事をしたい。」は、
私にはどうも似合ないのかもしれません。

 

いつか予知能力のある蓮ちゃんの言葉、
「谷さんは気力で生きていますから、気力が続く限り、200歳でも生きています。」の方が、
私に絶対に似合っています。

 

2013年は「病院に身を委ねて、医学の力で・・・・。」で失敗しました。
2014年は「気力で生きてるから・・200歳でも・・」で行こうと思います。
その方が面白そうです。

 

でも、もちろん健康にも気をつけます。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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