谷 好通コラム

2014年02月11日(火曜日)

2.11.H.オサムがスーパー耐久レースで走るか?

インタープロトスポーツ”KURUMA”という車があります。
4,000cc、340馬力で、車重が1,035kgしかなく、
フォーミュラと同じ構造の足回りで、
コーナーはほぼどの車にも負けないほどに速く、
ストレートはそれほど速くはないがそれでも250km/hは出る。
同じメーカーのタイヤならば、
ドライバーの腕が互角ならばレース仕様のポルシェ911よりも速い、
御殿場のレース村と人たちがみんなで力を合わせて設計し造り上げた
インタープロトスポーツ”KURUMA”という名の車です。

 

 

私は自分の「心の開放」としてのレースの、最後の花として、
この車を選び、60歳を過ぎてからの遅すぎる限界への挑戦をしようしました。
本気でやれるところまでやってみたいと思っていました。
昨年の秋までの練習、FUJIで1分57秒まで漕ぎ着けて、あと4~5秒縮めれば、
本気でインタープロトスポーツレースのジェントルマンクラスで、
みんなと混じってレースが出来ると思い、
春から本気でまた練習をするつもりでいました。

 

しかし、年末に腰をひどく痛め、
とりあえず、私自身の挑戦はあきらめました。

 

そのかわり、
昔、私も出たことがある「スーパー耐久レース」に、
ST1クラスとして、この車を出場させようと計画を進めています。
ドライバーは、ポルシェカップ連勝で印象が深く
一昨年のF3チャンピオンである平川亮選手19才と、
昨年のF3チャンピオン、中山雄一選手22才。
二人とも今年はスーパーフォーミュラにも出場することになっていて、
日本の若手ドライバーのトップクラスの二人です。
スーパー耐久のトップカテゴリーST1クラスで勝つ可能性が十分にあります。
そして、
三人目のCドライバーとして、
一昨年まで私と一緒にレースをやっていたH.オサムこと畠中オサム、
つまり弊社の常務取締役西日本事業本部長が出場します。
明らかに無謀です。
しかし、
通常、Cドライバーがレースに出る幕はほとんどなく、
ひょっとしたら練習とエントリーだけで終わるかもしれません。
しかし7月下旬の富士スピードウェーでのレースは7時間の長いレースで、
ひょっとしたら走る可能性もあります。
しかも、
最終戦の大分オートポリス戦は、
若い二人のドライバーのスーパーフォーミュラのレースとダブっており、
スーパー耐久レースに出場する事が出来ないので、
H.オサム、Cドライバーが誰かと走ることになりそうです。
無謀ではありますが、楽しみでもあります。

 

今日は御殿場ICのすぐ近くにあるTOM‘Sのイタリアンレストランで、
キックオフミーティングを行いました。
富士山がすばらしくキレイに見える素敵なレストランでした。

 

 

左から平川亮選手、CドライバーH.オサム、中山雄一選手

 

 

キックオフミーティングメンバー。

 

 

富士山

 

 

宝永山の真正面からの富士山。

 

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