谷 好通コラム

2014年05月19日(月曜日)

5.19.カレーを食べていて気が着いたこと

今日の昼は近くのCoCo一番屋でカレーを食べました。
6人席に6人ぴっちり座ってみんなでべちゃくちゃ喋りながら食べるのはとても楽しく、
とても美味しくカレーを食べました。

 

食べながら、話をしました。
「CoCo一番屋の看板の写真は、
美味しくなさそうな写真”でなければならない。」

 

なぜならば、
「看板のカレー」を見て、
来店されたお客様が、
「店舗で実際に食べたカレー」が、看板を見て期待したカレーより美味しければ、
「オーッ、美味しいっ!」と思い、より満足して、
また食べたくなって、リピートしてくれるでしょう。

 

しかし、逆に、
「看板のカレー」が、すごく美味しそうな写真で、
それに誘われて入ってきたお客様が、
「店舗で実際に食べたカレー」の美味しさが、
看板のカレーが与えた美味しさのイメージより足らなかった場合、
お客様は少しガッカリするでしょう。
そのガッカリした気持ちが、
リピートを阻害する事になるかもしれません。

 

だから、お客様の「リピートを最重要視する」CoCo一番屋は、
「看板のカレーの写真を、
決して実際より美味しそうに写真を撮ってはいけない。
むしろ、まずそうに撮るくらいでちょうどよい。」
としているのだそうです。

 

 

そこで、ふと気が着いたのです。

 

キーパープロショップやLABOが、
インターネットに強い理由に気が着きました。
なぜインターネットから来店のお客様の満足が大きいのか、気がついたのです。

 

 

でも、
ちょっとその前に、
昨日の晩ご飯の話です。

 

 

昨日の夜、大府市内のお寿司屋さんに行きました。
インターネットのグルメサイトで調べて、
ものすごく美味しそうな寿司が載っている寿司屋を見つけたのです。
しかも、それが家の近くにあるのですから、喜び勇んで行ったのです。
ところが、行ってみたら、
インターネットの寿司屋さんのイメージとはかけ離れた寿司屋さんでした。
はっきりに言ってぜんぜん美味しくない。
ひどいものでした。
しかも、たまたま混んでいたのか、
カウンターのお客に、
若大将がしきりに「順番にやってるので・・」と、つっぱっている。
イヤになってきた連れあいが「もう帰ろうよ。」とせっつく始末。
そう言えば、
インターネットのグルメサイトで探した食べ物屋で、
「来て良かった。」と思った店にはまだ一軒にも当たっていない。
インターネットの中での店の紹介と、
実際の店の落差、料理の格差の激しさに、
たいてい、腹を立てて「来るんじゃなかった。」と思う羽目になる。

 

インターネットでは、
実物とかけ離れた「ウソのような」美化がされた紹介が載っている。
ほとんど詐欺です。

 

 

そこで、今日の昼、
看板のカレーよりうんと美味しいカレーを出すCoCo一番屋でカレーを食べて、
昨日の夜のインターネット詐欺の寿司屋と考え合わせて、
思いついたのです。

 

KeePerは、キーパープロショップにしろ、LABOにしろ、
インターネットで紹介している店舗が、
実際よりもひどい店舗であることは絶対にありません。
少なくとも、
コーティングショップにありがちな
オーバーに演出された「匠」や「職人」を標榜する店舗はありません。
実際の店舗をそのまま紹介しています。
あるいはKeePerにしても、
決してオーバーに演出したり、過剰に表現したり、すごんだりしていません。
出来るだけ”そのままを”表現しています。
皆、それが当たり前だと思っているのでしょう。

 

しかし、
過剰に自分を良く見せようとすれば、
インターネットの世界ではそれが簡単に出来てしまいます。
簡単に自分を美化し、ウソをつくことが出来ます。

 

インターネットで私のようにだまされて
「来るんじゃなかった」と、みんな何度も後悔した経験があるでしょう。

 

だから、自分達と、自分達の製品をオーバーな表現で、
過剰によく見せようとしないKeePerが、
余計に信用されるのかもしれません。

 

KeePerは、たいていの場合、お客様の期待を超えるキレイを提供します。
インターネットで調べてからご来店されるお客様も、
「こんなにキレイになるとは思わなかった。すごい。」と
共通語のようにおっしゃいます。

 

虚飾に満ちたインターネットの世界で、
飾らず自分達の店舗と製品を紹介しているから、
あの
「看板のカレーの写真を、
決して実際より美味しそうに写真を撮ってはいけない。
むしろ、まずそうに撮るくらいでちょうどよい。」
としている
カレーのCoCo一番屋さんと、同じように
KeePerは、非常に高いリピート率があるのかもしれません。

 

そんなことを昼のカレーを食べながら考えました。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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