谷 好通コラム

2014年09月25日(木曜日)

9.25.まだ頭の柔らかさなら、負けません。 ・・面白いでしょ。

新しく便利な機械を使うと、
仕事もどんどん能率が上がるはずなのですが、
新しい機械を使いこなして慣れるまでは、
機械に振り回されているばかりで、かえって能率が落ちます。
しかし、そのうち操作に慣れてくれば、
素晴らしく能率が上がるはずです。
機械の場合は、
新しい機能を持ち、能力が高くなっていく新しい機械に、
適時、更新していくことが、必要です。

 

しかし、そういう私は、新しいPCに振り回されて、
普段の通信などはsurfaceを使って、
文章を書いたり、
パワーポイント使って、
プレゼン資料を作ったりする「作業用」は、
しばらく、パナソニックのLet,s noteを使おかなと思っています。
Surfaceの何を触ってもツルツルする感触に負けそうになっているのです。
Surfaceの便利さはさすがなのですが、
違和感に負けそうになってといるのです。

 

いつまでもこんなことをして使っていると、
本当に時代に取り残されていってしまいそうです。
いかんなぁと思います。

 

しかし、機械の能力は時代と共に著しく上がっていきますが、
これが人間の能力となると、話はまったく別になります。
経験を積めば積むほど能力が上がり、若者よりスピードが増すというのです。
そんなことを、教えてくれた人がいました。
ESSOのスタンドを経営している酒井さんです。

 

「ESSOには有能な一人の日本人が切り盛りをしていた時代があります。
ご存知でしょうが、後のシティーバンク 新生銀行を経営した
八代政基さんです。(彼はいまだ現役)
彼の2005年のインタビュー記事にこんな言葉がありました。」
『人は難しい仕事をすれは、するほと、頭の訓練になる。知識も増える。
年をとったときに、若い人と比へても、一つだけ良いことがある。
いろんな経験を得ていますから、
若い人か1時間かかることか5分で判断できるということかありますね。
もちろん年功序列を僕は薦めているわけはないが、
長い間に得た経験とか、知識とかいうものは、大変役に立つ。
若い人たちが物事の決定に時間がかかるような時には、経験がものをいう。
分かり切ったことにさっさと結論を出して、動き出す。
経験は時間の無駄を省いてくれるのです。』

 

人間は歳をとって、経験を重ねていくので、
問題に対する判断力やスピードにおいて、若い人にはかなわないものがあって、
どんどん能力が上がっていく。
しかしこれは、
問題に対して積極的な姿勢で取りかかり解決してきた人であって、
私達のような凡人では、経験が「懲りる」方向でしか蓄積できなければ、
経験すればするほど臆病になったり、
浅はかな物知りになったりするだけで、
むしろ仕事か出来なくなってくることもあります。

 

積極的な経験を積んだ人間ならば、能力がどんどん上がって、
80歳になっても、八代政基のように、まだ難しい仕事をしようとされる。

 

私はどうなのだろうか。
私は歳を重ね、経験を積むことによって能力が上がっているのかどうか
わかったものではありませんか、
頭の柔軟性は、まだ負けません。

 

富士スピードウェーの観客席の正面に、
こんな看板をつけることになりました。

 

 

遠くから見ると、車が、
垂直崖登りのカラーの石みたいで、面白いでしょ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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