谷 好通コラム

2014年11月06日(木曜日)

11.05.「ゴールが見えている人」か「ゴールを見ていない人」の違い

仕事だけに限らず、すべからく何事においても、
それを実現できる人と、実現できない人がいます。

 

ふと気が付いたのですが、
物事を実現できる人というのは、
「ゴールが見えている人」であって、
実現できない人というのは、
「ゴールを見ていない人」なのかなと思いました。

 

ゴールが見えている人は、
ゴールに向かって、
ゴールインするための”方向”を見定め、
ゴールインするために走るべき”距離”を推し測り、
ゴールインするための”ペース(スケジュール)”を組み立て、
ゴールインするための”第一歩(スタート)”を確信を持って踏み出し、
ゴールインするまで、一瞬たりともゴールから目を離さず、見失わず、
ゴールまでの間にいかなる障害があっても、ゴールインする”意志”を変えず、
“一歩一歩”、ゴールまで確実に足を出し”続ける”。
だから、
ゴールインすることは当然であり、むしろゴールインは日常であって、
ゴールインした時の感動は意外と少ない。
あるいは、
ゴールインしたことすら気が付かない。
もう、”次のゴール”が見えてしまっているから。

 

ゴールを見ない人は、
ゴールインした時の感動を思い浮かべ、
そこをモチベーションにして、
コールまでの方向と距離はだいたい判るので、とりあえずスタートする。
そして、とりあえず一生懸命足を出す。
ゴールまでの距離がどれくらい縮まったのかは分からないが、
ゴールの方に向かって、
懸命に走っている自分を信じて、走る。
そしてたまたま運よくゴールインしたら、
その感動は大きい。
幸運が伴ったゴールインなので、その感動はひとしおだ。

 

しかし、
たまたまゴールインできなかったら、
それは、たまたま走るべき方向がちょっと違っていただけなので仕方ない。
あるいは、
ゴールまでの距離が意外と遠かったので自分の体力が足らず、仕方ない。悔しい。
または、
ゴールに届くまでのペース配分を間違え時間切れになったので仕方ない。
はたまた、
途中でゴールを見失ってしまったのでゴールできなかったのは仕方ない。
いつも、
色々な障害があってなかなかゴールできないが、
それは仕方ないことなのだ。
いつまでもくよくよせず、気持ちを切り替えて、次なるゴールを目指す。
こういう人はゴールした時の感動は大きいが、なかなかゴールできない。

 

物事を実現する人と、実現できない人は、
「ゴールが見えている人」か、「ゴールを見ていない人」の違いなのか。

 

・・・

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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