谷 好通コラム

2014年12月19日(金曜日)

12.19.ものすごく遠くが見える人

人間は、オセロゲームで、
コンピューターに全く勝てなくなっているそうです。
何十手も先を瞬時に計算して、
第一手を打つのだそうです。
コンピューターじゃなくても、プロの棋士なども、
ものすごく先の手を読みながら打っているのだそうで、
私など、とても、二手先ぐらいしか読めません。

 

アフリカのマサイ族の戦士は、
何キロも先の獲物の姿を、超人的な視力で見つけ、
狩猟するのだそうです。
私は近眼の乱視で老眼まで入っているので、
メガネをかけても、大した視力はありません。
ましてや、一昨日のように時速250km以上のスピードになると、
動体視力が着いて来れず、
どこでブレーキをかけたらいいのか分らなくなっていて、
つい、早めにブレーキをかけてしまいます。だから速いタイムが出ません。

 

経営者は、将来のことをいつも意識のどこかに持って、
遠く未来のことまで見通した戦略を考えなければいけないのですが、
私は二三年先のことを考えるのが精いっぱいで、
とても、未来につながる壮大な戦略を考えるような器量はありません。
しかしそれでも、
目先の損得に惑わされることは、
自分が盲目になることに等しく何も見えなくなるので、
それだけはしていないつもりです。
だからそれで、けっこう先を見た経営になっているようです。
目先の損得勘定に気を取られた経営は、委縮した経営になるだけでなく、
大局的な判断を間違えるもとになります。

 

連れ合いが遠くの小さな物がとっても良く見えるのは、
老眼的な遠視なのでしょうか。
昨日の朝、晴れ上がった東京の空に、
羽田発、成田発の飛行機、あるいは着陸態勢の飛行機、
あるいは、
1万m以上の高空を巡行する飛行機のとても小さな点を、
短時間に何機も見つけて喜んでいました。すごいですね。

 

 

たぶん、ANAのボーイング737-800です。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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