谷 好通コラム

2015年05月03日(日曜日)

5.03.日本のモータースポーツは人気が出てきたのか。

今日は、スーパーGT富士スピードウェーでの第二戦でした。
昨日の予選が15台中の14位と振るわず、
今朝のフリー走行では15台中15位と、ビリのタイムであり、
予選の不振がたまたまではないことを示していました。
初戦を優勝しているので今回はウェイトハンディを40kg積んでいますが、
たった40kgで、
前回の予選トップから今回ブービーにまで落ちる訳もなく、
何か事情があったのでしょう。
いずれにしても、今日のスタートは14位からのスタートです。

 

ローリングスタートは無難そのもので、
全台順位通りスタートを切りました。
しかしこの富士戦は500kmレースで先が長く、
「たんたんと走って、5位くらいかな。」と平川亮の言葉通り、
前の車がタイヤのバースト、接触などで、
1台また1台と徐々に落ちてきて、6位にまで上がりました。

 

そして110周レースの90周目ぐらいから
前の車とのタイム差が逆に開くようになったので、
もうここまで、と判断して
レース後のサーキット混雑を避けて先に帰ってきました。
今年も先が長いので、無理をしません。
途中で、電話で聞くとやはり6位でゴールしたということです。
平川亮の5位宣言に1位だけ足りませんでしたが、まあ似たようなものです。

 

それにしても、
今日の富士スピードウェーの入場者数は、
最近の記録だったのではなかったでしょうか。
そんな風に思われるほど、ぎっしりのお客様でした。
二週間ほど前の鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ戦でも、
不人気のスーパーフォーミュラでは見たことがないたくさんのお客様でした。

 

最近のレースは人気が上がってきたのでしょうか。
ちょっと前まではレースは「F1」だけが人気で、
日本でのレースはスーパーGTがそれなりの人気があっただけでした。
それが、F1がひどく興業化してきて、
スポーツとしての魅力を感じさせなくなってきたのか、
私自身も全くF1から興味をなくしていました。
そんな傾向が日本のレースに人気を取り戻しているのでしょうか。
よく分りませんが、
日本のスーパーフォーミュラは、
F1に比べてもほんの2秒落ちとか3秒落ち程度で、
そのスビードにおいて決して格落ちの感がありません。
スーパーGTの面白さは、ドイツのDTMに比べてもまったく遜色なく、
その観客動員数では、DTMをむしろ凌駕するものだということです。
日本のモータースポーツは、なかなかいいですね。

 

KeePerのTVCMの15秒スポットが昨日までで終わって、
今日からタイム(番組提供)での30秒CMが始まります。
これは関東も含めた全国一律で放映されます。
それに加えて、
ブリヂストンタイヤさんが、
KeePerの「#37 KeePer TOM’S RC F」を使って、
まるでKeePerのCMのようにいっぱい#37が出てきて、
KeePerのロゴがバッチリ露出する滅茶苦茶かっこいい
ブリヂストンタイヤのスポーツ版POTENZAのCMを流されます。
これは見ていて、息が止まるほどかっこいいです。

 

日本のモータースポーツは人気が出てきているようです。

 

PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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