谷 好通コラム

2016年08月27日(土曜日)

8.27.ちょっと本気で怒れたこと

私は最近『スイカ』にはまっていて、
朝食と夕食を家で食べる時には、必ず食後にスイカを食べます。
ブドウとか、梨とか、メロンとかのフルーツも良いのですが、
いつからか、断然、スイカが好きになって、
今は食後に必ず「うまいな~」とため息を漏らしながらスイカを食べます。

 

私がスイカを食べた後の厚い緑色の皮の部分は、
亀のトンボが大好きで、
美味そうにバリバリと食べます。
だから、私とトンボはスイカ仲間なのです。

 

それはそれでいいのですが、
ここ何日かのスイカの実に簾(す・隙間)が入っていて
実がしまってなくて、おいしくなかったのです。
でも、当たり外れの範囲の中だと思い、
その内、”当たり”が来ると思って我慢していたのですが、
昨日、真相がわかりました。

 

連れ合いの妹からかかってきた電話で、
彼女が家事をしながら家中を歩き長電話を話している時、
スイカの話になって、
「最近、市場のおじさんが、『亀のトンボにちょうどいい』と、
小さな細長いスイカを一個100円で売ってくれるんだよ。」と言っています。

 

それでピンと来ました。
最近、スイカが変だと思っていたのは、
亀のトンボに上げるといいと言われて一個100円で買ったスイカを
私もいっしょに食べさせられていたのです。
どうりで、簾が入っていてうまくないと思っていたわけです。

 

私もそれを横耳で聞いて、笑っていたのですが、
自分が一個100円のスイカを亀のトンボと一緒に食べていたと思うと、
そのうちに、ちょっと真剣に怒れてきて、
「くっそーなめんじゃない」と怒鳴ってしまったのです。
しかし、しばらくしたら、またおかしくなってきて、
結局、これからは私には人間用の
ちゃんとしたスイカを買ってくる約束をして終わりです。

 

私は長く商売をやってきて、
連れ合いのこのデリカシーのなさ、というかこのタフさに、
いつも助けられていたのかもしれません。
ストレスの多い仕事で、
カリカリしている時も、
彼女のおおらかさというか
タフな神経が私を救ってくれたのでしょう。ありがたいことです。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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