谷 好通コラム

2017年08月23日(水曜日)

8.23.現場を愛し、よく知っている経営者たち

ある巨大な会社の経営者の人達とお話をする機会がありました。
巨大企業の経営者のみなさんなので、
さぞかし大局的な話に終始するのかと思ったら、
とんでもない。

 

話は大局的な話もありますが、
むしろ現場に近い話がいっぱい出てきて、
それも現場の人達や現場に直接かかわる人達がいっぱい出てきて、
それを実に楽しそうに、話をされるのです。

 

この会社の現場の人達は一人ひとりが、
経営者の人達から愛されていることがよく解ります。
そして仕事が大好きで、つまり現場が大好きで、
食事をしていても、
ずっと仕事の話で盛り上がります。もちろん、人がいっぱい出てきます。

 

私たちのように現場を持つ会社は、
会社としても価値のそのすべてが現場にあります。
現場が世の中に対してすべての価値を提供し、
その報酬で会社が成り立っています。

 

その価値の在り方を企画し、
その価値をコントロールする立場にある経営者は、
その思考と発想を現場に置けなければ、何の役にも立ちません。

 

現場とは、すなわち「人」であり、
その人を愛せる経営者がすなわち優れた経営者であることを、
この巨大企業の経営者の皆さんは、私に強烈に教えてくれました。
そう思うと、私は、今の自分を反省することしきりです。
原点を私は取り戻さなければなりません。

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2017年08月23日(水曜日)

8.22.今日は○○総合病院に来ました。

私は10年ぐらい前から首筋の下に直径3cm位のコブがあって、
大きくなる訳でも、痛くなる訳でもなく、
ただ、時々かゆくなるだけなのですが、
昔、近くの皮膚科の先生いわく
「”粉瘤(ふんりゅう)”だね。痛くなったら取りましょう。」
と言うのですが、痛くなったことは一度もなく、
10年以上も放っておいたものです。

 

今回もたまたま「巻きづめ」を見てもらいに
近所にある「元気の森」という皮膚科に行ったら、
何となく「取ろうか」という話になって、でも、
「ここでは出来ないので、○○総合病院を紹介します。」と、
「なんだ、ここでパッとやるかと思ったのに・・」と思いつつ、
連絡して予約を取ってくれたので、紹介状を持って来たのです。

 

正直言って気乗りがしません。

 

「別に痛い訳でもないし、大きくなってきた訳でもないし、
服の上からコブが分る訳でもないし、時々ちょっとかゆいだけだし、・・
小さなコブを着けたまま死んでも、別にいやじゃないし・・・」

 

そんな風に思いながら、
ものすごく混んでいる総合病院で、
そろそろ1時間以上、待合のベンチ椅子に座って待っています。
ここに来たことをそろそろ後悔し始めています。

 

・・・・・
あれから30分くらいして診察室に呼ばれて入ったのですが、
私のコブを見て写真を撮り、カルテの画面にひたすら何かを書き込んでいます。
先生はPCの画面をずっと見たまま、
「これは粉瘤ですね。皮膚の垢が皮膚の下に溜まってしまった物です。
悪いものではありませんが念のために、一度超音波で調べて見ましょうか。
今日はできませんので、今度来た時に、先に超音波で調べた後、診察します。
何日がいいですか?」

 

半日間もつぶして来ているのに、
今度また超音波で調べるとは、なんとゆったりとしたことか。

 

 

私はどうやら、
痛くもなんともないこの小さなコブを着けたまま
死ぬまで生きていくことになったようです。

 

午前中いっぱいかかったこの時間、
家でリンダと遊んでいたら、楽しかっただろうに、
何としょうもない時間を過ごしてしまいました。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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