谷 好通コラム

2017年09月10日(日曜日)

9.10.全力を出すこと、キツイことが”損”だと思う人は、損する人

自分の持っている力のすべて、全力を出すことで、
初めて、自分が鍛えられ、自分の力が上がっていくのが当然で、
スポーツのトレーニングがそうであるように、
全力を出さずに力を抜いて楽していても、新たなる力は全く着いて来ない。
進化せずに楽して生きているだけになる。

 

全力を出せば筋肉には乳酸が貯まってキツイが、
キツイ分だけ、その筋肉は確実に太くなって、
そのスポーツにおいて進歩し、上達して、新しい力が着いていくことになるが、
キツイからと言って、力を抜き、楽していると、
少なくとも、そのスポーツにおいては全く前進することなく、楽しただけで、
何も身に着かないので、その時間は無いのと同じであり、つまり無駄であり、
限られた人生の中で、与えられた”時間”を無いのと同じにして、
つまり無駄にして、
つまり、このスポーツにおいては生きてなかったことと同じになって、
ものすごい”損”をしたことになる。

 

それと同じように、仕事においても、
全力を出さず、同じ給料もらうなら楽しなきゃ損だと思って
キツクなく仕事をしていると、その仕事においての力は全くつかないので、
ずっとそのポジションから進歩することなく、
同じスタートだった人がどんどん上に上がって、所得も上がっていっても
楽している人はいつまで経ってもポジションも変わらず、所得も変わらず、
下手するとポジションはむしろ下がって、
”損”をすることになる。

 

その瞬間々々を楽するのか、全力を尽くすのかは、
短期的に大きな差になって、楽する者は、取り返しのつかない損をすることになる。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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