谷 好通コラム

2017年09月20日(水曜日)

9.20.16名連続面接ぐらいで悲鳴を上げてはいられない。

今日は東京でたくさんの面接をしました。

 

今週が高校の来年四月新卒予定者面接の集中日で、
今日は東日本の面接で
なんと計16名の卒業予定者を、
午前11時から午後5時にかけて、ほぼ連続して面接しました。
私たちにとっては連続16名の面接ですが、
相手の卒業予定者にとっては、
一人一人が運命をかけての1人20分の面接です。すごい緊張感です。
私達も決して手を抜いたり、気を抜いたりすることはできません。
明後日には、西日本の面接で、
卒業予定者が計11名の予定です。
今日と明後日だけで合計27名です。

 

すでに面接が終わっている卒業予定者で、
面接して内定通知を出し、
承諾書が返送されてきたほぼ確定の入社予定者が29名。
ここから毎年、
就活をのんびりしている体育系部活の学生と、
(当社は体育系部活出身の社員が非常に多い)
中途採用に応募の人と、アルバイト(正社員登用有り)が、
コンスタントに入ってくるので、
今から来年四月にかけての新入社員の数は、
今年四月の新入社員数64名を下ることはないはずですが、
今期はLABO新店24店舗オープンを目標にしているのだから、
計100名の確保は実現したい。

 

LABO新店は開店当初スタッフ3人でのスタートが常套で、
それだけで考えれば、
新店目標24店舗×3人=72人を確保すればいいが、
既存店が今でも前年同月比10%程度の増加を保持しているので、
その分の増加、+20人の増加で、
やはり約90名以上の増加を確保しなければならない。
それに加えて、営業インストラクターも強化すべきであり、
そう考えると100名では足りないくらいだ。

 

また、今期中に開く新店舗の人員確保も必要です。
しかし今年の四月入社した64名のすべてが
もう適正に配置されたかというと、
まだ開いていない新店がいくつもあるので、
東西の支社長に聞くと、まだ12名は余剰状態にあり
これからの新店に配置できる状況なので、
今から来年の四月まで開く新店がたぶん12店舗ぐらいとすると
12店×3人-12人=24人をこれから確保しなければなりません。

 

来期中の確保目標が100人なので、
ここから再来年の四月までの19か月に、
100名+24名=124名の確保が目標です。

 

そのうちの55人程度が来年4月に新卒で確保できている訳で、
これからの19か月間に124人-55人=69人の募集をしなければなりません。
まだ半分も行っていない訳です。

 

さすがに今年の人手不足はきびしいものがあり、
絶対数が大きく減少している高卒予定者の確保が難しいので、
もっといろいろな手段を、みんなで知恵を絞って考えざるを得ない。

 

そうこうしているうちに、
再来年卒業予定者の募集活動が、
つまり上記の次の募集活動が、実質的にあと一か月で始まります。
事業拡大に伴う増員の人員確保の活動は、
年中休みのない
どこまでも果てのない終わりなき追いかけっこのようです。

 

計算してみたら、ちょっと緊張してきました。
たった16名の連続面接で悲鳴を上げていたのでは話になりませんね。

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2017年09月20日(水曜日)

9.20.もう出来ると思ってしまった人との闘い

会社が成長すると、
ある一定のポジションにある者は、
成長に従って、そのポジションの相対的な価値が上がっていく。

 

たとえば、ある事業の担当が自分一人であった場合、
会社がまだ零細企業であった時代の”担当”ならば、
海外に行った時、海外の人からはそれなりに扱われるが、
会社が急成長して、
世間でもある程度知れた有名会社に成長したら、
その同じ担当者は全く成長していなかったにしても
有名会社の担当者として
国内、海外を問わずチヤホヤされて、
会社が零細だった時は出来なかった事も、
会社が大きくなると出来るようになったりする。
すると、
その担当者は
自分自身は何も変わっていなかったとしても、
自分の力がそれを出来るようになったと錯覚して、
それと似たようなことも自分で出来ると思って、やるが、
自分自身に力が着いている訳ではなく、
会社が成長して、自分の立場が相対的に大きくなっただけなので、
往々にして出来ない。
その時、「自分の力では出来ない。」と自覚してくれれば、
出来るようになる努力をするので、出来るようになる可能性がある。

 

しかし、
自分の立場が相対的に大きくなっただけで、
自分の力が着いた訳ではないのに、
まわりがチヤホヤするので
自分には出来るようになったという錯覚が生まれているので、
やってしまうが、力がないので出来ない。
しかし、本人はもうすっかり錯覚しているので、
「出来なかったのは○○のせいだ。」とか、
「たまたま△□だったからできなかっただけだ」とか、
何かのせいにしてしまう。
すると、
出来るようになる努力はしないので、
いつまで経っても出来ないまま。その人の成長は止まってしまう。

 

整理すると、、

 

会社が成長すると、
相対的に大きな立場になった人が、
まわりからチヤホヤされて、
自分自身に力が着いて出来るようになった錯覚を持つようになる。
すると
出来ないのに、
何かのせいにするだけで
自分に力を着ける努力をしないので、
その人はいつまでも出来ないままで、成長も止まってしまう。

 

会社が成長すればするだけ、
自分は自分の成長を止めてしまう人がいる。
会社の成長を進めるためには、こういう人との闘いが不可欠になる。

 

 

東京に行く新幹線の中、
あきらめていた富士山が不明朗ながらてっぺんまで見えた。
ちょっと得した気分。

 

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    代表取締役会長兼CEO

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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