谷 好通コラム

2018年02月08日(木曜日)

2.08.人の喜びを自分の喜びに出来る人、普通の価値観の人

個人にとっての仕事の価値、意味は、
その個人が持っている価値観によって大きく変わるもののようです。

 

ある人にとっては
仕事とは、他人が喜ぶことをする事、
あるいは他人の役に立つことをする事。
だから他人から報酬を得られる。
それが仕事という意味であって、・・
それが普通でしょう。
しかしこれは、
自分がした事によって、他人が喜ぶ事が、自分は嬉しい。
人の喜びを自分の喜びに出来る人、
普通の価値観の人ならば
容易に成立するが、そうでなければ難しい。

 

しかし、たとえば、
自分がした事によって、
他人が喜ぶかどうかは、自分には関係なく、
自分にとって損か得かが問題であって、
仕事とは、自分に得になることをする事である。
こういう人は<意外といる。
だとするならば、
他人の役に立つ事なんてどうでもいい事で、
他人にとって嬉しいかどうかもどっちでもいい事であって、
暖かく、
あるいは涼しい環境で、
出来るだけ自分にとって楽な仕事を、
力を入れず、疲れず、安全、安心で
立たず、動かず、出来れば座ったまま、
短時間で出来る仕事も引き伸ばして
出来るだけ長い時間を使って、
最大限の給料(時給)を取る事が
ベストな仕事であることになる。

 

こういう人に仕事を任せたら、とんでもないことになる。
出来るだけ無駄な手間をかけて、
時間はPCを覗きこんでいればいくらでもつぶせる。
普通に2時間位で十分に出来るような仕事の1つを、
たとえば9時間かけてやれば、
2時間分の労働量と
7時間分のPCの時間つぶしで
8時間+1時間の残業分の給料を手に入れられるから
本人にとっては、すごく得したことになる。
しかし、
仕事をさせた側にとっては損でしかない
しかも、むしろ
1時間かければできる仕事を、
余計な手間をかけて、時間つぶしをしながらの仕事では
出来上がった仕事の結果は、
いじり回し過ぎて、ろくな仕上がりにはなっていない。
わざわざ時間を引き延ばす為に
品の低い仕事をされたのではたまったものではないのだ。

 

温かい所(涼しい所)で、座ったまま、
PCをボーっと覗いて、時々、指がピクッピクッと動くだけで
ジッとしている怪物。

 

 

ある人にとっては
仕事とは、他人が喜ぶことをする事、
あるいは他人の役に立つことをする事。
だから他人から報酬を得られる。
それが仕事という意味であって、・・
それが普通でしょう。
しかしこれは、
自分がした事によって他人が喜ぶ事が、自分は嬉しい。
という価値観がその人にあれば、容易に成立するが、そうでなければ難しい。
つまり人の喜びを自分の喜びに出来る人、普通の価値観の人
仕事が出来る人。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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