谷 好通コラム

2018年04月09日(月曜日)

4.09.今日一日に思ったこと

昨日のスーパーGT岡山戦は、
久々に面白いエキサイティングなレースだった。
今年は、トヨタのレスサスLC500、ホンダのNSX、日産のGT-Rが、
落ちこぼれなく対等に戦う力があって、
その時の状況によってタイヤで差が着いたりすることはあるが、
昨年のホンダのように総崩れになるような車種は無く、
レースごとに各車種による鍔ぜり合いが見られるそんな予感がして、
とても楽しみです。

 

さて、昨日のレースでは、トップと3.9秒差で3位ゴールだったので、
ハラハラしながらゴールまで見ましたが、
ゴールとほぼ同時にテントを出て、
サーキット内がまだ混んでいないうちに帰路に就きました。
ここでの数分、数十秒差が、
サーキットを抜け出る時間に下手すると数十分の差が出るので、
トップに絡んでいない場合はゴール前にテントを後にして脱出します。
これは、私だけではなく、舘会長も多くの場合そうですし、
レースでの熱狂ぶりを演出するRED BULLの連中も、
その脱出の速さはクールでいつも私たち以上です。
後の片づけを担当するスタッフのみんなや、
地元の応援団の皆さんには申し訳ないのですが、
毎レース参加する者としては、
レース後の部分の消耗を減らすのは、
どうしてもやっておきたいことなので、勘弁してください。

 

 

今日は中央トレセンで、
キーパー技術コンテストの愛知1と愛知Aの県チャンピオン決定戦でした。
出場者が非常に多い愛知県と東京都は、人数の関係で二つに分けざるを得ず、
どちらも二番目のグループという印象を避ける為に、
「愛知第1グループ」と「愛知Aグループ」。
「東京第1グループ」と「東京Aグループ」という変な言い方をしています。

 

その愛知1と愛知Aの両方のグループの県チャンピオン決定戦を、
朝から夕にかけて、4回のコンテストに分けて行ったのです。
「愛知」は私にとってもこの会社にとっても地元なので、
知っている人がいっぱいいらっしゃっていて、
コンテストに参加したかったのですが、
私は私なりに仕事がいっぱい詰め込まれていて、
ほんの少しの時間しか会場に座っていられませんでした。
特に結果発表の場を離れて、出かけなければならない場面は、
本当に昔に戻りたいと思って、連れ合いにぼやいて見せても変わりません。

 

私はこの会社の中での立場が昔と比べると随分変わりました。
昔に比べると”実務”に関わることがほとんどなくなっています。
それでも、すべての事に関わっていて、
よくダメ出しもします。
間違った方向に会社全体が行かないように、気を配ります。
うっかり放ってくと官僚主義的な雑草がすぐにはびこって、
わが社の徹底した現場主義にそぐわない
文字面状の机上の空論がのさばる様になります。
知らないことを知らない者、
解かっていないことを分っていない者は、本当に始末に悪いので、
少なくとも、そんなものとは闘うことにして、
正しく動いている現場とは、
私はずいぶん離れてしまった気がします。
しかし、自然にそうなれているので、
そのことから後戻りせずに、もっと前に進めたいと思っています。
もう、十分だと思っています。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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