谷 好通コラム

2018年08月11日(土曜日)

8.11.猛暑の屋外では30分働いて、5分休憩の熱中症対策・市原店

猛暑が続く中、KeePerの仕事は基本的に屋外の仕事である。
コーティング用のブースがあれば
キーパーコーティングは冷暖房が効いているブースで作業するが、
水が飛び散る洗車は屋外でするし、
コーティングの作業でも前洗車など屋外でしか出来ない部分もあるし、
お客様が多くてブースの中が混み合っている場合、
どうしてもブースの中で作業したいガラス被膜の形成段階と
レジン被膜の形成段階は中でやるが、
その前の下地作りの作業とか最終仕上げは屋外でやる。

 

たとえブースが完備していたとしても、
屋外での作業も避けては通れない部分がある。
ブースが完備していて、
しかもコーティングのリピートのお客様が成熟している古い店でも、
リピートのお客様の多くは
その店で純水手洗い洗車を買い求められる。
また、キーパーコーティングの圧倒的な性能をご存じなく、
カーディーラーで提供している物やサービスが良いと思っている人もいて
コーティングはディーラーでされて、
洗車は我々の店舗でするというお客様もいる。
こういうお客様には何度も洗車をする中で、
いつか、我々の技術とKeePerの良さを知っていただくしかない。

 

色々な場合はあるが、
来店されたお客様の台数で70%が洗車で30%がコーティングなどです。
作業の”量”で言えば、洗車が50%、コーティングなどが50%ぐらいでしょう。
だから、いくらブースが完備していても、別途、猛暑対策が必要で、
どの店舗も色々な工夫をしています。

 

共通しているのは、
「30分”外で”仕事をしたら、5分スタッフルームで休憩」
なかなか出来ない事だが、出来るだけ
「熱と疲れを貯めないことが肝心」なのだそうだ。
それから
「常に冷水が用意し、水分補給はこまめに」
「体に異常を感じたら、”すぐっ”報告。すぐに休ませる。」
「猛暑の期間は、少なくとも”夜遊び自粛”」←これが一番難しい。
などなど、それぞれが対策しているようだが、
一番有効なのは
「30分”外で”仕事をしたら、5分スタッフルームで休憩」だそうだ。
しかし、こういう規則を一番守れないのが”店長自身”で、
スタッフを休ませるために、つい、自分が無理をしてしまうケースが目立つ。
責任感は大切だが、
自分自身に対するいたわりも同等に必要だ。

 

今期初の新店、千葉に「LABO市原店」がお盆明けにスタートします。
先日、愛知の本社事務所で「キックオフミーティング」がありました。
暑いさなかにまた新しい仲間が増えます。

 

 

左から佐藤穂高課長、アルバイトから10年以上のベテラン金井店長
元気な本田チーフ。新人の一級技術資格秋葉スタッフ。

 

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2018年08月11日(土曜日)

8.10.平成30年6月期を終えて決算発表

この会社は年度末が6月30日なので、
そこから40日後の今日、H30年6月度の決算を開示しました。
決算の結果は、売り上げはわずか4.5%増加の増収でしたが、
税引き後純益で10.2%減少の減益でした。
私の記憶の限りでは、この会社始まって以来、初めての減益です。

 

これは、キーバーラボ運営事業において
今期の1年間に建てた店舗が20店舗あり、
最初の一年間は、このビジネスがストックビジネスの性格を持っているので
上がらない売り上げに比して大きく初期投資がかかって
ほぼすべての新設店が多かれ少なかれの損失を出し、
二年目でいっせいにジャンプをしますが
二年目16店舗トータルではまだ若干の損失が残り、
これら集中出店を始めて一年目と二年目の店舗計34店舗が、
発展途上の先行投資として出した損失が
先行の38店舗が出している利益の総額の約3分の1を食って、
この事業セグメントの利益を減らしました。

 

この減少をキーパー製品関連事業がカバーできなかったため、
全体としては10.2%の減益となった訳です。

 

現状すでに進みつつある来期は、
二年目のジャンプをしている16店舗が一斉に利益店となり、
大きな損失を出した一年目の18店舗が、順次、二年目のジャンプを始めて、
損失幅が大幅に縮小します。
だから、来期もまた20店舗の新規店の開発をして成長を目指しますが、
三年目以降の収益店の割合が大幅に増えるので、
新規20店舗が与えるインパクトは今期ほどの大きさは無く、
再び増収と共に増益体質をも取り戻せるものと期待しています。

 

いずれにしても、
今は関東が2020年東京オリンピックの影響で、
コスト高の傾向が強く、建設もスムーズにはいかない現状で
第一に新店の数を追うことを優先するのは得策ではない。
マーケットの濃さと共に高い認知度が取れる立地の良さを優先して、
早期の収益性を優先した新規開発を進めたいと考えます。
「数」はその結果であって、
決して数にはこだわらずに進めるべきでしょう。

 

また、キーパー製品関連事業においても、
既存の成熟に加えて、今の時点ではまだ言えませんが
開発に務めていたいくつもの新しい展開の収益化が実現しつつあって、
来期の成長の大きな原動力になってくれるはずです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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