谷 好通コラム

2020年02月23日(日曜日)

2.23.毎日たくさんのことがあり過ぎて、かえって、書けないのです。

もう四日間もブログを書いていません。
いちおう夜になると書こうとはするのですが、
毎日たくさんのことがあって、しかも、それがいちいち重くて、重すぎて、
考え込んでいるうちに解らなくなって、そのうちに眠ってしまうのです。

 

三日前の朝、東京に出かけて、一昨日にかけての二日間
東京の機関投資家の皆さんに対して半期決算の報告をしてきました。
※これをIR(インベスターリレーション)と言います。
私が皆さんに対して説明するのが主ですが、
投資家の皆さんからの質問に対して答える内に私自身が気が付くことも多く、
これからの経営に役立つことが多くあって、キツイですが、私は好きです。

 

KeePer技研は、ちょうど五年前に東証に上場して以来、
五年間に売り上げが約2倍になり利益が約3倍になりました。
株式市場では成長企業が評価されて、成長度以上に株価が着くものですが
KeePer技研は株価が上場時の公募価格に対して約二倍でしなく、
企業価値とも言える時価総額も二倍でしかないのは、なぜなのか。
そんな要因をいくつも教えてもらって、
深く考え込んで、なるほどと納得して、
どうすればいいのかも納得して、
頑張ってやっていく方向も見えたのですが、それはなかなか書けません。

 

そんなことを考えながら、
世の中は新型肺炎のことで大騒ぎになってきた。
最初の時点で思い切った処置をしていれば、
こんなひどい事態にはなっていなかったはずだが、
世の官僚たちが建前へのこだわりと、政治家たちの責任逃れと、
色々な躊躇が重なって、
事態は、昭和から平成に移る時以来の総自粛になって、
とうとう我々も、自身の大きな集まり
キーパー技術コンテストを自粛することを検討する羽目になった。
それを話し合うために、
全国の営業所の所長を集めて臨時所長会議を開いたのです。

 

議題はそのことと、
新しいサービス「EXキーパー」のラボでの先行販売についてと、
4月1日からのPRO SHOPさんでの販売についての準備についてであったが、
そのいずれについても、誰もアクションを起こすどころか、
受け身でしかないことにショックを受けて、
この会社の体質が、
誰もが物事に対する主体であることをさぼって、
言われたことをすれば事が済むという悪しき体質になっていることに
絶望を感じて、癇癪を起して、せっかくの会議を台無しにしてしまった。
が、こういう時には私はいないことが一番良いということを私は知っている。
だから、まだ午後4時でしかなかったが、休憩中にとっとと帰る。
皆はそんなことに慣れてきているのか、
そこから10時過ぎまで、あるべき議題について話し合ったらしい。

 

そして今日は、午前10時から、
前日に話し合ったことについて報告したいというので、
さっさと終わるつもりで出て行ったら、
大半の所長が残っていて、ちょっと驚く、
しかし、
また、話している内にだんだん怒れてきて、声が大きくなるが、
ある独善とぶつかって、急に気が収まって、
夜までに目的の事が解決するところまで事を進めることが出来た。
このことについて、深く考えたが、簡単に書くことは出来ない。

 

ここ何日か、重いことがいくつもあって、
深く学ぶことがいくつもあったが、深過ぎてかえって書けない日々が続いたのでした。

 

明日は、とりあえず、忘れて、
梅を見に行こうと思っています。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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