谷 好通コラム

2020年03月04日(水曜日)

3.04.アクシデントと変化に強い会社であるかどうか

会社は、仕事が増えれば増えるほど、
関わる人が増えれば増えるほど、
いつも、何らかのアクシデントが必ず起きるといってもいいでしょう。
あるいは、何らかの変化はいつも伴う。
そんな時に、そのアクシデントや変化に過敏に反応して、
いちいち恐怖心にかられたようにヒステリックな行動を起こしていたのでは、
その会社は、刻々と変わっていくこの時代に存続し続けることは難しいだろう。

 

そんな観点から見た時のこの会社はどうだろうか。
以前にも何度も書いたが、
この会社が一番の伸びを示したのは、リーマンショックの時です。
景気が悪くなって世の中の人が新車を買えなくなった時、
「気に入った車をキレイに長く乗ろう。」と、
かえってKeePerコーティングがたくさん増えて、業績が伸びました。

 

もっと昔、
世の中のバブルがつぶれて土地が暴落した時、
この会社は二店目のクリーンベースの132坪を持っていただけで、
その借金はありましたが、
土地を買うことに懲りていたので、それ以来、店が増えてもすべて借地で、
投機的な土地も借金も全くなかったので、
バブルの時の栄華もありませんでしたが、
バブルの崩壊とは全く無縁の平和な会社でした。

 

約9年前、東日本大震災で東北と関東の経済がかなりの期間止まった時、
この会社の仙台営業所と東京営業所も活動が止まりましたが、
不思議に、この年の会社全体は、それまでの成長と同じ成長をしています。
なぜ、そうだったのかは覚えていません。
でも間違いなく、この会社も異常な事態を被ったのですが、
記録を見ると、不思議と、何もなかったかのように、
いつもの年と同じように成長しています。

 

今の、新型コロナウィルスの異常事態も、
外食産業にお客様が来ず、悲惨な状態とテレビが言っていますが、
人々が感染防止の為になるべく電車を使わず、
自分の車での移動が多くなったのか、
道路はいつもより混んでいるし、だからなのか、
ご来店が少し増えているような気がします。

 

この会社は社会的なアクシデントに、
強いというより、いかにも鈍感な会社のように思えます。

 

だけど、早くこの新型ウィルス騒ぎが収まって、
絶対、東京オリンピックが見たいですね。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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