谷 好通コラム

2020年07月06日(月曜日)

7.06.「検査日付付きの陰性証明名札」なんてどうでしょうか。

今日、会議室でお客さんと話をしていてふと思ったのですが、
お互いに窮屈そうにマスクをしたまま話をしていて、
話の盛り上がりが少なからず阻害される。
お茶を飲む時マスクをちょっとずらすと、
マスク越しとは意外に違う印象で、相手の表情と共に新鮮だった。
でも、またマスクを元に戻すとその印象も元に戻って、
マスクを外した印象を見失ってしまった。
だから、ひょっとしてマスクを外して話をしたら、
また違う内容の話になったのかもしれないと思ったぐらいです。

 

そこでふと思ったのですが、
会社で「自動PCR検査機」を買って、
それが保険で降りるかどうかなんてどちらでもよく、
少なくとも福利厚生で経費では落ちるだろう。
だめならダメでもいい。税金を払えばいいだけだ。

 

総務課の何人かに取り扱いが出来るように研修を受けさせて、
たしかテレビで見たのには、
一度に12人の検査が出来て、30分で結果が出るそうだ。
ならば、1時間に1回は検査を回せるので、
1日に12人✖10回ぐらいは検査できる。

 

当社なら従業員は560人なので、全員を月に2回~4回は楽に検査できる。
検査して「陰性」が出れば、
「検査日付付きの陰性証明名札」をつけて仕事をする。
仕事中は、外交中でも、会議中でも、電話中でも、名札をつけていて、
陰性証明名札の検査の日付が14日以内ならば、
マスクを着けずにいていいルールにして、
それをあらゆる面に有効にする。
たとえば、
その名札の日付が●●日以内ならば、
ディズニーランドでマスク無しで遊びまわっていいし、
酒場で大騒ぎしてもいい、野球や、相撲の観客になっていいし、
ライブで生演奏を見てもいいし、騒いでもいい。
その陰性証明名札の日付が●▽日以内ならば、大観衆の前で演奏してもいい。

 

日付付きのPCR陰性証明名札が、
社会的なエチケットとしてあらゆる自由を保障したら、
誰もが喜んで検査も受けるし、名札を付けるのではないか。

 

有効なワクチンが全世界に普及して、すべての人が抗体を持って、
免疫を勝ち得るまでは、
PCR検査陰性証明名札が社会の常識になったら、
今ほどに不自由ではなくなるような気がする。

 

数10万台必要になるだろう自動PCR検査機は、
今、コロナ禍で止まっている色んな機械の生産ラインをフル稼働させれば、
一か月もあれば作れるのではないか。
そして、元々の自動PCR検査機を設計して造っていた会社の株は
記録的な暴騰になるだろう。今のうちに買っておいた方がいいかもしれない。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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