谷 好通コラム

2020年11月22日(日曜日)

11.22.子孫繁栄を思う。

昨日、土曜日は、朝から5つ連続で打ち合わせが続いて、
夜は、晩御飯を食べながら、
取っててもらっていたビデオ
「ダーウィンがやってきた」と「ワイルドライフ」を何本か見て、
こういう時は見ながら寝てしまうので、またブログを書かなかった。

 

そして今日は三連休の中日、
二年前までだったら、こんな日は嬉々として、連れ合いと共にLABO廻りして、
夜は遅くまで、撮り溜めた写真を整理しながらブログアップしたが、
立場が変わってから、いつまでも同じことをしていては、
私にとっても、会社にとっても進化がないと思い、
日曜日は出来るだけ、私の大の苦手である”遊ぶ”ことにしている。

 

今日は、家族と一緒に「南知多ビーチランド」に行った。
それは、家から45分もあれば行けるイルカ・アザラシが中心の水族館で、
規模は小さいが充実した内容で、
昔から子供連れの家族で一杯になっていた水族館です。
私は、水族館はもともと好きなので、
今日も無理して行った訳ではありません。
私も、ちゃんと、ペンギンやアザラシ、セイウチ、イルカなどを楽しみました。

 

南知多ビーチランドは、子連れの家族でにぎわっていました。
新型コロナ禍がなかったようなにぎわいで、
コロナ第3波が騒がれているのが嘘のように、みんなにこやかでした。
それでもマスクは、大人は100%着けていて、
子供も聞き分けのつくぐらいの子はみんなマスクを着けており、
更に3密を避けたり、無駄な接触を避けたりしていて
これなら、多少にぎわっていてもコロナは大丈夫かなと思いました。
あとは、有効なワクチンが出回りさえすれば
人類は本当に”復活できるのかもしれない”と実感したのでした。

 

それはそうとして、
もう一つ気が付いたことがありました。
子供を連れた家族とは、
ほぼすべてが、若いママとパパが一人の子供を連れていて、
たまには子供が二人、あるいは3人の子供を連れた強者もいましたが。
子供は一人が最も多かったのです。
単に上の子は着いて来なかっただけかもしれませんが。

 

もう一つ深刻に思ったことが、
親は、父親と母親が必ず揃っていて、
私の知っている限りでは、すごく多いはずのシングルマザーの親子連れは、
ビーチランドには来ていなかったことに気が付いたのです。
暗たんたる気持ちになりました。

 

一人で子育てをするシングルマザーは、
生活が苦しい場合が多いと、
テレビなどでよく取り上げられています。
女性が片親で子供を育てながら、
一家の生活を支える仕事をすることは
大変困難であるということは容易に想像できるし、生活も苦しいはずです。

 

子供は、男と女の両方がいなければ造れません。
しかし、その生殖行為は子供が欲しいという動機でされるものではなく、
欲望と快楽を求めての行為であったことは間違いありません。
しかし、その行為があって子供が出来たとしても
その両親が結婚生活に入るかどうかは解らないし、
結婚したとしても、別れるケースは山ほどあります。

 

しかし、その行為の結果である子供に、
愛情を持ち続けるのは多くの場合、女性であり、
男は愛情というよりは責任感があるかどうかで、
その子供を育てる事に、責任を持たないケースがあまりにも多いのも事実です。
間違いなく自分の子供であっても、
その母親と別れた場合、
裁判所からの命令があっても、
養育費を払わない男が半数以上であるとも聞きました。
本当に最低です。人間の屑でしょう。
しかしそんなことでシングルマザーが苦しまなくてはならない道理などあるはずもありません。

 

しかし、現実にシングルマザーは驚くほど多くいて苦しんでいます。
私は思うのですが、
彼女たちが、安心してどんどん子供を産み、
平気で育てることが出来る社会の仕組みを作って、
シングルマザーへの偏見を捨て、
シングルマザーを公認し、
真正面から応援していくような社会を作れればいい。
それが究極の「少子化対策」なのではないだろうか。
生命の種としての元来的な目的である子孫繁栄の決め手にならないか。
「シングルマザー応援社会。」は。

 

KeePer技研における
シングルマザーたちのスーパー力強い存在と、素晴らしい貢献ぶりを思い出して、
ふと、そんなことを思いました。

 

南知多ビーチランドの大水槽。
マイワシの大群がすごく見事だった

 

 

フンボルトペンギンはこの写真に写っている数の3倍はいた。
大繁栄だ。

 

 

我が一族の力強い子孫繁栄。
今ではこの子たちが15歳(たぶん)と13歳になっていて、希望の星でもある。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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