谷 好通コラム

2020年11月26日(木曜日)

11.26.自分のIRと西日本の年末キックオフ

今日は朝から電話でIR(インベスターリレーション)がありました。
本当は私が東京に出かけて先方の事務所を訪ねて廻る予定だったのですが、
新型コロナ禍で自重し、電話でのインタビューに切り替えていただいたものです。

 

今、株価がまた大変なことになっていて、
8月に分割した前の株価、つまり今現在の二倍の株価よりも、
3か月後の今、それに近い株価になっています。
つまり、たった3か月で株価が二倍近くになってしまったということです。
なので今日は、余計に、話がオーバーにならないように慎重に話したつもりですが、
仕事の話をしていると、つい強気になって、
まだ言ってはいけないことを言ってしまいそうになり急ブレーキを掛けて、
言葉を飲み込みます。

 

仲間同士で仕事の相談をする時も、
仕事が発展する方向で話すのが常なので、
ついつい知らぬうちに強気強気の話になり過ぎていて、
落ち着いてアクセルを戻す場合があります。
しかし「・・・になりたい。」と考えたら、強気の目標を口に出すのが常で、
最初から、まだ話だけの段階から慎重さを優先していていては、
実現するものも始めっから実現しっこありません。

 

目標は、約束であるところの予算とは違うのですから、
破天荒なくらいがちょうどいいのです。

 

夕方、やっとIRが終わってから
スタジオで西日本のLABOの店長が全員集まって、
1年で一番の繁忙期「年末」に向けての
キックオフミーティングをやっていたので、終わりがけでしたが、
隅の席で、同席して見ていることにしました。

 

ちょうど各店舗の店長が一人一人年末に向けての決意表明をしていました。
店長は地域ごとに数軒のグループに分けられていて、発表もグループごとです。

 

そのグループによって、去年の実績を根拠とした「予算」と、
みんなで目指すとした「目標」の両方を発表するのですが、
「予算」と「目標」の性格をはっきりと分けて、
見ている皆から「お~」と歓声が上がるような大きな目標を掲げる者は、
積極的に仕事を造り上げていく姿勢なのでしょう。
「目標」が、「予算」にほんの少しの金額を上乗せしただけのしょぼい数字で、
目標をノルマと勘違いしているようなグループもいました。
グループの統括マネージャーの仕事に対する姿勢が表れているのかもしれません。

 

そんなことを思っていたら、つい、小言を言ってしまいそうだったので、
せっかくみんなが集まっているのに、皆に話をするのをやめてしまいました。
せっかくみんなが盛り上がっているのに、
小言なんて言う場面ではありません。

 

せっかく久しぶりにみんなに会ったのに
ちょっと悔やんだ一瞬です。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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