谷 好通コラム

2020年12月05日(土曜日)

12.05.捕らぬ狸の皮算用

今日は、全国の営業所長の会議です。
KeePer技研㈱という会社は、
ラボ運営事業という直営BtoCの事業と、
KeePer製品等関連事業、BtoBの卸(おろし)の事業に分かれていて、
社内では前者をラボ運営部、後者を営業部と呼んでいます。

 

ちょっと前までは、
営業部がこの会社の主体でしたが、
5年ほど前からラボの新店を大幅に増やし始めて、
一時は新店だらけになり、
しかし、その新店がなかなか立ち上がらなくて、
2018年6月期には、この会社始まって以来初めての増収”減”益を経験しました。
そしてこれはイカンと思い、
新店開発を少し休んで、80店近くになった店舗の成熟に全力を尽くして、
その後、2期連続で増収増益のペースに戻したのです。
そうこうしているうちに、
ラボ運営部の付加価値が営業部のそれを越して、
今に至っています。

 

ラボ運営部と営業部には密接な相関関係があって、
その両方があって、はじめてその両方が成り立っているという関係です。
その相関関係こそが、この会社の最大の強みであり、
他の会社が真似できない、この会社ならではの独自性になっているのです。

 

事業は一般に「新規の開発」と「既存の育成」に尽きると言いますが、
それはラボ運営部においては「新店の開発」と「成熟店への育成」であり、
営業部においてはまさしく「新規の開発」と「既存の育成」そのままです。
その営業部が、既存の育成の正規部隊と
新規開発の特販部・外販部に別れて活動し始めて2年経ち、
いよいよその成果を発揮し始める時がやってきています。

 

しばらくの間の時代、
ラボ運営部が、新店開発においても成熟店への育成においても主役で、
その付加価値において会社の主役に成り代わっていましたが、
今度は、三つの部隊を内包した営業部が主役になりつつあります。
活気が出てきた時の営業所長会議は、
新型コロナ禍の影響でzoomでの会議であっても、
熱気があって、時間もものすごく早く経ち、楽しい会議でした。

 

 

この話とは一切関係なく、
娘が送ってきた、7年前に北海道に旅行に行った時の楽しい写真。
おバカメガネのケイスケ君と谷好通

 

 

たった7年前、私はこんなに若かった。7年前とはこんなに大昔なのでしょうか。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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