谷 好通コラム

2021年01月01日(金曜日)

1.1. 謹賀新年。 2021年のKeePerを考えました。

2020年にKeePerが得たものは、
KeePerは信頼できる本物という
ブランドのようなイメージだったのだと思います。

 

KeePerはずっとアフターマーケットの中で販売されて来たので、
そのイメージが、既販車に施工するコーティングという面が強かったが、
艶と撥水がキチンと続いて、厄介な水シミが着かない優秀さが、
新車への施工も目立って多くなっていたところへ、
新車を前面に押し出した「新車用 EXキーパー」を発売して
KeePerのブランドとしてイメージアップを図りました。
と同時に、そのEXキーパーを
たくさんのユーチューバーの皆さんに取り上げてもらったことと、
自動車専門誌の記者や自動車評論家に
EXキーパーを取材してもらって、その高い評価が紙面に載ったりして、
良い評判が出来、そして、SNSで高い評価を伴って拡散した事で
KeePerのファンを作ることに繋がりました。
その過程で良いブランドイメージを造り上げる事に役立ったのだと思います。
2020年は、リピートのお客様はもちろん、
新規のお客様が目立って増えた年でもあり、
特段の販促活動せずに、来店客が自然に増加した要因だったのでしょう。

 

しかしこの高い評価が、どちらかというと男性の「車好きの層」に偏っていて、
この層が車を大切にしていて、
車のキレイに投資できるターゲットの層として間違ってはいないのですが、
自動車を持つ全体からすれば圧倒的な多数ではないことも違いありません。
「車好きの層」に刺さるのは
過剰なまでの美しさの「新車用 EXキーパー」としても、
よりコストパフォーマンスに優れているダイヤモンドキーパーも
新車用によく使われており、高い評価をいただいています。

 

2021年は、引き続き
EXキーパーの飛び抜けた商品力を評価していただけるような
2020年の施策と同時に、
新車用としての十分な商品力と、
コストパフォーマンスに優れた(WorS)ダイヤモンドキーパーを並行して
「週刊文春」とか「日経トレンディー」など、
広く一般に読まれているような一般紙に、または、
コンビニにも置いてある「ベストカー」「カートップ」のような自動車雑誌に
取り上げてもらう活動を進めて行くと良いのではと思います。
ユーチャーバーさんも、車を専門に活動している方だけではなく、
視聴者が多く、ファンの方に広く見られていて、
その評価に定評のある方にも積極的に働きかけて行きたい。
更に「EXキーパー」は、2021年以降のこれからも、
名実共にKeePerの代表的なサービス商品であり続けることはもちろんだが、
幅を広げる意味でダイヤモンドキーパーもVI活動の軸に据えて行きたい。

 

もう一つのガラスコーティング「クリスタルキーパー」は、
アフターマーケットの中では圧倒的な支持があります。
EXキーパーの出現で起きた松竹梅現象で
ダイヤモンドキーパーが一番大きく伸びた中でも、
クリスタルキーパーはまだ力強く伸び続けており、
コスパ№1の最も人気のある商品として、自然に育って行くものと考えます。

 

もう一つのテーマは「軽自動車」です。
街の中の道路を走っている車の約半分が、
「軽自動車」+「軽自動車の車体を流用しハイトワゴン」と感覚的に思えます。
そのユーザーの多くの方が女性ですが、もちろん男性も多く
若い人から老齢者まで幅広い層の方に使われていて、
コストパフォーマンスが高く、使い勝手が非常に広いので、
道具として最も合理的であり、ある意味スマートな車として人気があります。
しかし、新車のディーラーさんに聞いても、
LABOやPRO SHOPのアフターマーケットの方に聞いても、
この手の車はカーコーティングを施工する率が低く、手ごわいと聞きます。
しかし、最も数が多い層の車として、現状を放置すべきではなく、
どんなコーティングが、このような車に乗る人に受け入れられるのか、
それを身をもって探るために、
私自身が軽自動車をマイカーとして買って、三か月前から毎日乗っています。

 

元々私はマイカーとしてトヨタSupraに乗っているのですが、
乗るたびにある程度の緊張感を強いられるSupraも大好きなのですが、
気楽にスッと乗れる軽自動車も一度乗ってみたいと思っていたので、
ちょうど良く、ご機嫌でダイハツTAFTに毎日乗って、
好きで軽自動車に乗っている人の気持ちを理解できるようになってきました。
今では、ちょっとした距離でも、
TAFTを自然に選ぶようになって、
運転席に座り、車が動き出すとホッとします。

 

軽自動車+軽のようなハイトワゴンが、
全体の台数の半分位を占めるような勢いで売れているのが、
感覚として理解できるようになって、その車へのコーティングも
どんなものが受け入れられるのか、分かってきたような気がしています。
ですから、2021年は「軽自動車+軽のようなハイトワゴン」専用の
新キーパーコーティングを企画して造ってみたいと思っているのです。

 

2021年は、大まかに言うと、
アフターマーケットの中でのKeePerコーティングから、
新車市場でも使われるEXキーパーをはじめとする
ダイヤモンドキーパーをも巻き込んで、
更に軽自動車用の専用KeePerを開発することによって
新しい使われ方をする新車用KeePerコーティングとしても、
更に進化し、発展するKeePerにして
2021年を切り開いて行くべきものと考えています。

 

新型コロナは、ワクチン接種の広範な拡がりで、
一応の終息が来ることを、切に願うものです。
そのワクチンが自分の番に回ってくる時まで、
何とか感染しないように、
臆病と言われようと、最大限の用心をしていきたいと思います。

 

 

 

これを書いているテーブル横に、
散歩から帰ってきたリンダが、
いつものように、顔に”草の種”を付けています。
その草の種を親切に取ってやろうとすると、
リンダは真剣に怒ります。
リンダは、その顔に付いた草の種を、
自分で取って、食べるのが楽しみなのです。(おいしいようです。)

 

だから、草の種を人に取られると真剣に怒るのです。
変な犬です。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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