谷 好通コラム

2021年07月07日(水曜日)

7.07.雨の中、新・高槻店への往復で散々な目に

今日は、午後から入っていた仕事がキャンセルになったので、

先月26日にオープンしたばかりの新店LABO高槻店を見に行くことにした。

テレビでは関西に豪雨が降ると言っていたが、

自動車で行くのだから大丈夫だと思い、出て行ったのです。

結果的には、大丈夫は大丈夫でしたが、・・・ものすごい雨で散々した。

 

高槻店はそんなに広い店舗ではありませんが、

最新の「車を動かさない洗車場」の採用で、

想像以上のキャパシティを持っているようで、

「車を動かさない洗車場」は、効果絶大のようでした。

従来は、車を快洗Wingなどで”洗う”スペースがあり、

洗車の車もコーティングの車もその場所に持って行って、

車を洗ってから、

洗車の車は洗車の仕上げ場に持って行って、仕上げて終わり、

コーティングなどの車は、ブースに入れて、コーティングの施工をする。

だから、どの車も必ず一度洗車場に入れてから洗い、

メニューによって仕上げ場に移動するか、ブースに移動することになる。

結局、このバックを伴う移動がすべての車にあるので、

運転するものと共に、必ず、バックを誘導するスタッフも要ることになって、

特にメンバーの少ない店舗では大きな負担になっていた。

これを解決する方法を

二年前、LABO広島長楽寺店に行った時に気が付いた。

 

今までは洗車に使う水の排水を、一か所にグレーチングをハメて、

水が全部そこに集まるようにして、そこで洗車をしていた。

まるで門型洗車機がある場所のように。

そして洗車の仕上げ場も、ブースも、

水を使うことなくコンクリート土間で、乾いた場所としてあった訳です。

こうすることでスムーズな排水の洗車場と、乾いた土間に使い分けて

洗車の仕上げやコーティングの作業環境を確保していたのです。

 

いちいちの車の移動も、必要な事としてやってきた。

 

しかし、ふと考えたのは、

排水はすべての場所に溝を切るか勾配をつければ排水は確保できて

仕上げ場にしても、移動式のカーテンで仕切って水しぶきをさえぎれば、

どの場所でも乾いた環境を確保できる。

すべての場所でカーテンを引いて

水しぶきを他の車にかからないようにしてやればどこでも洗車場になる。

だから、

すべての場所(ブースも含む)で洗車をして、

すべての場所で仕上げやが出来るようにすれば、

(コーティングはブースで)、

一切の作業途中での車の移動が必要ではなくなるはずだ。

 

それを、一昨年の年末にオープンしたLABO堺 中百舌鳥店で実践してみた。

LABO堺 中百舌鳥店は非常に賑やかな環境に、

狭い敷地で場所の効率化がどうしても必要だったので

あえてチャレンジしてみたのです。

そうしたら、これが大変うまく行って、

堺 中百舌鳥店は、あの狭い店舗とは思えないようなスタートダッシュで、

スタートから相当な実績を上げ続けたので、

とりあえず、「車を動かさない洗車場」は成功したということで、

新しい店舗すべてこの方式で作り、

既存店も順次、この方式に改造できる所から変えて行っているところです。

 

ただ。既存店は、ブースの断熱工事と照明のLED化が進んでいたので、

そちらを全店に完成することを優先したので、

「車を動かさない洗車場」への改善は、まだ少数店にしかすぎません。

 

さて、LABO高槻店は、当然「車を動かさない洗車場」方式で、

もちろんキャパシティ余裕です。

辻店長と一級技術資格綿村シニアスタッフ。

大雨の中の往復約300kmのドライブは、

途中で事故があったり、

集中工事のアホな連続規制で大渋滞があったりで、

想像以上に散々な目にあいました。

いくら時間が余ったからと言って、思い付きで行動してはイカンということです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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