谷 好通コラム

2022年02月21日(月曜日)

02.21.四年前まで#37ゴルフGTIに乗ってレースに出ていた谷 好通

病院で見始めた北京冬季オリンピックは、

最初、つまらないなぁと感じたのは、

政治をオリンピックに持ち込まないのが大前提だったはずなのに、

開会式での中国の国威高揚の姿勢と演出が露骨で鼻についたことがあった。

 

しかし競技が続いて行くうちにそんな事はどちらでも良くなって、

いつの間にか日本選手を夢中で応援している自分に気づき、

高木美保選手の金メダルに思わず涙ぐんだりして

自分もけっこう国粋人間なのかなと苦笑いをした。

 

しかし、ロシアのフィギュアの子供選手が物扱いされている所を見て憤慨し、

ロシアを本気で嫌いと思ったりして、

オリンピックが人類すべての平等な平和の祭典というより、

国家間、民族間の平和な競技での本気の闘いそのものだと思った。

それを、平和の祭典というのかもしれないが、

あるいは、人間が元々持っている同族意識に基づいた戦いのエネルギーの

平和的なガス抜きなのかもしれない。

 

いずれにしても、病院から一時退院して、

家にいてもオリンピックはけっこう一生懸命に見た。

つまらないとは、すっかり思わなくなっている。

 

それが昨日終わったので、

本当に寂しくなってしまいました。

そして、二年後に開催の2024年パリオリンピックが楽しみに思えてきました。

 

人間は、本来的に「競うこと」「闘うこと」が大好きなようです。

私も約4年前までやっていたゴルフGTIカップのレースは大好きだった。

闘うことは本当に楽しいし、

闘って勝つということはもっと楽しいし、本当に最高です。

 

しかし、これがスポーツでなければ大変ですから、

平和の為にスポーツはあるのでしょうか。

だとしたら、オリンピックは平和の祭典と言うよりも、

「平和の為の祭典」と言えるのかもしれません。

 

だとしたら、オリンピックで応援する者は、

バリバリの国粋主義者になって、

自分の国の選手を露骨に応援してもいいのです。

その為のオリンピックなのでしょう。

オリンピックで皆の闘いのガスを抜いて、平和の為のオリンピックでいいのです。

 

今日は、午後3時ごろに帰ってきてしまったので、

暇で、そんなことを考えたのでした。

 

4年前まで#37ゴルフGTIに乗ってレースに出て闘っていた谷 好通

さらに、ここに映っている写真はそれよりもっと昔のKeePreの頃の写真。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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