谷 好通コラム

2022年05月21日(土曜日)

05.21.新LABO「富山店」にて、オープン前準備を見た。

前話の可児店に寄った後、昼ご飯を食べて、東海北陸道で富山に向かう。

午後1時半過ぎに可児の街を出て、富山店に到着したのは午後4時頃。

昔の感覚からすると、半分ぐらいの距離のような気がする。

 

LABO富山店は、申し分のない立地であった。

私は出張が出来なくなってからの何年かは、現地を自分の目で確認しないまま、

グーグルマップで見て、現地を見に行ったみんなの意見を見て、

賛成の意を出していたので、この日の富山店の地も実際には見てなかったが

この時点で見て、想像通りのイメージであり、

実際は、想像していた以上にはるかに条件のいい場所であった。

 

富山は、日本海側であり、雪国のイメージがあるが、

私自身が、すでに冬のシーズンも入れて二十回以上富山を訪問して、

まだ一度も雪景色を見たことが無かった(たまたま)ので、

テントを多用した普通のKeePer LABOで良いと思っていたが、

やはりここは、県の条例で「降雪地帯」としての構造を求められていて、

テントの無い全天候型の、

全ての作業を屋内で行う構造になっていて建設費もかなりかかっています。

しかし、最近のウクライナ情勢による資材の値上げに便乗したような、

一部のあほらしくなってくるようなバカ高い金額ではありません。

 

今現在のように連続して店舗の建設を続けていくと、

一部にはそういうケースもあり、

急いでいるこちらの足元を見られているようで、悔しい思いもしました。

しかし今回の富山店の工事は、

愛知の店舗を一手に引き受けてくれている建築業者さんがやってくれたので、

価格もいつものように正当に交渉した上に

いつもの安定した出来栄えで、本当に安心でした。

いずれにしても、LABO富山店は、

店舗が出来上がるのを待ち構えたように、私が見に来た久しぶりの店です。

 

もちろん、富山は私の娘が嫁いでいる地であり、

富山で生まれたかわいい孫たちがいる地なので、

喜んで富山店を見に来たのは、本当にその通りです。

 

体を壊して、

それ以前は必ず行っていた新店舗のスタートに

まったく行かなくなったのに

久しぶりに、開店前だというのに行ったのは

ある意味、公私混同の部分があると言われればその通りです。

でも、体がすっかり回復して、

また新しいLABOの誕生に関わるようになる気になった

最初の一店目のモチベーションが、

私の娘や孫たちのいる地の富山店であったという事で、勘弁して下さい。

 

開店前の準備中のLABO富山店に着いたのは、午後4時過ぎ、

開店準備中の富山店には、

店舗部の責任者佐々木マネージャーと、

愛知の店舗も見ながら、単身赴任で富山店に常駐する安部マネージャーが、

二人だけで、地味な開店前準備を始めていました。

まだ富山店のメンバーは合流していないようで、二人だけでした。

こんな風にして、今まで何十軒も店を開いてきたのでしょう。

今日の夜、富山に入ってくる鈴置専務は、

あしたの朝、開店準備にちょっと加わると言っていた。

(ゲストルームのスタンドの前にうずくまっているのは、ZOOMで会議中の私。)

この会社には一つの鉄則があります。

「能力が高くていい仕事が出来る人間こそが、

地位も高くなり、仕事の範囲も拡がっている。

だから地位の高い人間こそが、質量共に一番仕事をする。

それが当然であって、

だからこそ会社として、質の高いいい仕事がたくさんできて、

良い成果が生まれ、だからこそ、会社も成長していくことになる。」

 

しかし、世の中には

「地位の高い人ほど仕事をする時間は短く、

細部の仕事はやらず、出来ず、知らず、興味もない。

長たる者は、君臨することに意味があり、それこそが仕事である。」

なんて、お役人の集まりみたいな会社もある。

 

しかし、KeePerのこの会社が成長してきたのは、その正反対で、

「地位の高い者ほど仕事がよく出来て、よく仕事をし、

長く仕事をしても不思議とも思わず、

細部にわたって、知っていて、出来て必要があればそれを平然とやり、

長たる者こそ、上からの物言いに気を付ける。」

だからこそ、部下からの信頼を集める。のだろう。

だからこそ、いい仕事が出来る者が増えて、会社としていい仕事が出来て、

仕事量が際限なく増えても、受け入れられていくはずだ。

本当に心の底から信頼できる仲間達だ。

 

この夕陽の後、もちろん、みんなで飲んだ。

富山の娘も孫たちも一緒にご飯を食べて、ものすごく楽しかった。

健康が戻って、こんなに幸せになると思っていなかった。

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2022年05月21日(土曜日)

05.21.中日本エアラインの「赤鼻のポチ」と、LABO可児店。

オープン直前の新店LABO富山店に行く為に昨日の朝、大府の会社を出た。

昔は、

富山に行くには、名神高速で米原まで行って、そこから北陸道に入り、

本州のウェストのくびれのように細い部分を横切って敦賀に抜け、

福井、金沢を通って400km以上の道程を経て富山に行ったものだ。

それを月に一回、かつての私は日帰りでやっていた。

飛行機もよく使ったが、

多くの場合は車を一人で運転して往復をしていた。

KeePerが全国に拡がるはるか前の事で、

ちょっとの手掛かりがあれば、

それを手繰って全国のどこにでも行った時代だ。

あれからもう30年近く経っているのではないだろうか。

 

今は、名古屋から真上に北上して、

日本アルプス脇の山岳地帯をトンネルでぶち抜き、

ほとんど最短距離で富山に行ける「東海北陸自動車道」が開通しているので、

名古屋からはなんと270km程度にまで縮まっている。

その差は大きく、今は富山には自動車で行くのが当たり前だ。

 

大昔は、中日本エアライン(NAL)のフォッカー50という小さな飛行機で

名古屋(小牧)↔富山の便が就航していました。

この飛行機はカラーが可愛いかったので

「赤鼻のポチ」という愛称が着いていた。

(2009年2月2日(月)「2126.赤鼻のポチが引退した」のブログから)

NALは名古屋鉄道系列の小さな会社で、

このフォッカー50も2機あっただけなので、当然、

客室乗務員も少なく、定期的に使っていると顔なじみが出来るほどだった。

その中でも私は、原さんのファンであった。

昔話は、これくらいにして、

 

だから、昨日も東海北陸道を通って富山に行くことにしたのだが、

どうせ富山まで行くなら、急ぐわけでもないので、

岐阜県のLABO可児店に寄って行くことにした。

 

LABO廻りをほとんどしなくなって久しいので、もう何年ぶりだろうか。

 

「もう3年ぐらい来てないんじゃないかな」と、

私が店舗のスタッフに聞いたら、

「いえ、一昨年に来て見えましたよ。」と可児店の「はどうさん」に言われました。

しかし、こういう事をこともなげに言える人はすごく頭のいい人なのです、感心しました。

その「はどうさん」と「すどう君」

 

すごくうれしそうに迎えてくれた店長の「渡辺君」。

もう一人の、かとう君は今日はお休みらしい。

 

LABO可児店は、岐阜県の南部、愛知県との県境にある

人口約10万人の、どちらかというと孤立した市です。

ただ、ここ三四十年前に名鉄電車が集中して造った新興の街なので、

中心部には、あらゆるチェーン店が出店していて華やかな雰囲気であり

人口10万人しかいない街とは思えない程、活気がある街です。

その可児市で、LABO可児店は着実に伸びつつある良い店です。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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