谷 好通コラム

2022年07月27日(水曜日)

07.27.真夜中の北極海上は、ただの真っ暗であろう。

今日から賀来社長と増田開発部長が、

ドイツのSONAXに向け、羽田空港から出発しました。

やっと、事前の陰性証明で隔離期間無しで行き来が出来るようになって、

早速飛んで行ったのです。

 

しかし、コロナ以前とは飛行機の事情もずいぶん変わっていて、

ロシアのウクライナ侵略の為に

飛行機はロシアの上空を飛べないので、

大昔のように、北極周りの航路しか取れなくなっている。

 

以前のシベリア(ロシア)周りの時には、

日本からドイツまで約10時間(偏西風に乗る”帰り”)か、

約11時間(偏西風に逆らう”行き”)で、飛べたものが、

この北極周りだと相当遠回りになるらしく、

ドイツ・フランクフルトまで15時間の飛行になるそうだ。

 

しかし、冷戦時代の大昔は、同じように北極周りでも、

直行で飛べるだけの長い航続距離を持った飛行機が無く(B-707・DC-8の頃)

途中のアラスカのアンカレッジ空港に、給油の為の1度着陸をしたので、

20時間近くかかっていたらしい。

現代の長航続距離のB-747(ジャンボ)が登場してからは、

ノンストップで飛べるようになり、

しかも冷戦が終わったので

一番短い距離のシベリア航路をとべるようになってうんと速くなったものが、

プーチンのバカちんのおかげで、

また北極回りで直行便でも15時間かかるようになった。

そのせいもあって航空運賃は、

コロナ以前、プーチン以前の約2倍ぐらいにまで跳ね上がっており、

エコノミークラスでも約60万円かかると聞いた。

 

それでも3年ぶりでやっとドイツに行けるようになったのは良かったが、

せっかく飛べるようになったというのに、

ドイツのパイロットやCAたちは何を考えているのか、

賀来社長たちが搭乗予定の便は、なんと”ストライキ”で、欠便になり、

仕方なく、それでも次の便に乗れたので、10時間以上の遅れで飛んで行ったらしい。

 

ちょうど、今ごろは「北極海」の真上のはずだが、真夜中のはずなので、

シベリア上空ならば、原野にポツンポツンと灯が見えて幻想的であったが、

真夜中の北極海上は、ただの真っ暗であろう。

 

だから、うらやましくありません。

 

でも、

北極海の深海にも、日本の深海のように

ダイオウグソクムシがもぞもぞと徘徊しているのでしょうか。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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