谷 好通コラム

2022年12月11日(日曜日)

12.11.土日に休みたがる人の気持ちが解らない。鳥羽水族館。

先週は週末まで何かとスケジュールがハードで、

しかも明日、月曜日は朝一番で東京に行き、会議の予定になっている。

だから今日は、あえて、鳥羽水族館に家族で遊びに行った。

ダイオウグソクムシに逢いに行ったのです。

 

 

この会社はよく仕事が出来て、かつ、

よく仕事をする人が必然的に実績も上げ、役職が上がって行くので、

自然に上の役職の人間は、

たくさん仕事をする人間になってしまっていて、

平日はもちろんのこと、土日でも平気でみんな仕事をしてしまう。

店舗を巡回するにしても、

店舗が忙しくて皆が活躍している土曜・日曜日に廻るのが普通になっている。

 

スタッフの土日出勤はサービス業の宿命であって、

新卒の若い子が、KeePer LABO店舗で働き始め最初の頃は、

友達が土日休みで自分の勤務と合わないので、

という理由で辞める原因になっている。

ごく少数の子ではあるが土日勤務が辞める原因になっている事は間違いない。

それでも私達はサービス業なので、

残念ですが、ここはどうしても譲れない所なのです。

しかし通常、最低限、今でもみんな週休二日はキープしています。

 

KeePer技研㈱の営業部も、土日出勤は多い。

KeePer LABOの土日は来店のピークなので、

場合によって営業スタッフに応援を頼むことも多い。

営業も、スクールの応援とか、

カーディーラーでのKeePer商品説明作業応援などで、

LABOのスタッフに応援を依頼することも多いので

当然のようにLABOから営業への応援依頼には喜んで応じる。

特に年末になると、

年末は一年のピークなので

LABO店舗から営業へ「指名」での応援依頼(スカウト)が飛び交っている。

営業も結局、特に年末は土日は無いのも同然になる。

 

しかし、もちろん最低限、週休二日は確保している。(はずだ)

 

出荷倉庫は配送車が土日は来ないので基本的に休むが、

月曜日の出荷依頼が溜まってくると、

土曜日とか日曜日に出勤していることも度々ある。

 

12月はとりわけ特別な月で、

お正月前に、家から車から何から何までキレイにしてお正月を迎えたい。

という日本人特有の習慣で、

12月単月の売上げは、平月売上げ✖180%以上にもなるので、

年末は会社のほぼ全ての者が総動員で頑張ることになる。

だから、

普段は土日を休みにせざるを得ない事務所のスタッフも、

ほとんどの者が、LABO店舗に連帯の心を持って何らかの形で応援に入る。

絶対に誰も、イヤイヤ応援に入る人はいない。

それがこの会社の強みであり、この会社の仲間の証とも言える。

 

 

そんな特別な12月を別にしても、

私は、特に、普段でも土曜日、日曜日の休みは好きになれない。

逆に、

土日休みを自分の譲れない権利だと思っている人の気持ちが判らない。

あるいは”上等な人間の証”としている人もいますが、全く理解できません。

 

私にも子供がいますが、

子供達は私に遊びに連れて行ってもらった記憶が全くないと言いますが、

私がサラリーマン時代の管理職になった頃、

何度かは土日に遊びに連れて行ったことはあります。

キャンプやプールも連れて行ったし、海水浴にも何度も連れて行きました。

決して回数は多くはありませんが、私はそれを憶えています。

それでも子供達は、

昔のアルバムの写真を見て
「へぇ~、私はお父さんに遊びに連れて行ってもらったことがあったんだ。」

と、驚いています。

 

逆に、

私自身が子供のころ、

親父に遊びによく連れて行かれたみたいですが、

私はそれを一つも覚えていません。全く記憶にないのです。

 

よく、子供と「思い出を作る。」と言いますが。

遊びの記憶(思い出)とは、少なくとも子供は憶えていないと思うのです。

 

 

と、色々書き始めたら、

土日の休みを感情込めて嫌っているみたいになってきました。

 

 

現場を離れて、土日に休まざるを得ない時、

例えば、今日のように、

日曜日に人気の「鳥羽水族館」に行ったら、

嫌になるほど人が多くて、

特に小さな子供を連れた家族連れがものすごく多く、

 

私は、人に酔ってしまいそうで、

またしみじみと、

土日休みは嫌いだ。

現場にいた時のように「平日休み」が絶対良かった。

どこへ行っても、ゆっくり楽しめた。

と、つくづく思ったのでした。

 

今日の目的「ダイオウグソクムシ」はいました。

 

ジ~~~~っとしていて、ほんのピクッとも動きませんでしたが、

そこに静かにいるだけで、濃厚な生命感を漂わせていたのは、

さすがにダイオウグソクムシです。

 

しかし残念ながら特長的な顔の表情が、ギリギリで見えません。

 

しかし、

ダイオウグソクムシの顔の拡大模型が鳥羽水族館の玄関にありました。

 

ここの展示は、現場色がよく出ていてイキイキとした展示でした。

やっぱり現場が強いとまた思ったのでした。

 

と、そんな事を言っている間に、

LABOからの日次報告が入ってきますが、

その数字は恐ろしくなってくるような大きさで、

もう完全に年末モードに入ってしまっているようです。

さらに、11月末までに間に合わせたキャパシティアップの工事が、

効果大のようでホッとしています。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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