谷 好通コラム

2022年12月30日(金曜日)

12.30.あと1日を残し、最後まで頑張って夜遅くに日報が届く

12月30日は、年末の大混雑のピークです。

皆、それぞれが出した目標にあと一歩で届く店舗がいっぱいあり、

と言うより、この土壇場に、

予約はすでにビッチリ満タンになっているのに、

飛び込みのお客様も限りなくやってきて、ここをどれだけ受けられるかが、

予約分をこなすだけでは目標に届かないかもしれない店舗にとっての正念場。

あるいは、最後の最後にせっかく来ていただいたお客様を断りたくない。

残業してでも仕事を残したくないし、

夜10時を回ってもまだ作業している店舗もある。

すでにみんなフラフラで、冗談でも言いながら明るくやっていないと持たない。

 

私自身が何十回も繰り返してきた年末のピーク。

みんなつらいはずなのに、この時期に辞める人間が出てこないのは、

この時期の不思議な連帯感なのだろうか。

一つ一つの日報報告に、息が詰まります。

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2022年12月30日(金曜日)

12.30.6日間続けてLABOを訪ねたら、体が疲れたのでしょうか。

70歳を境に、体力の面ではっきりと衰えてくるのが分かります。

ひょっとすると、

何か固有名詞がすっと出てこないようになっているので、

そちらの方の衰えもあるのでしょうか。

いずれにしても、昨年11月の手術ですっかり元気が戻って、

皆さんからは、「顔色がすごく良くなった」と、おっしゃっていただきますが、

そのことと着実な老化が止まる訳ではなく、間違いなく衰えていきます。

 

何でこんなことを書くかというと、

クリスマスイブの24日ぐらいから順番にLABOを訪ねて回って、

やっぱりみんなに会うのは楽しくでしょうがないので、

少なくとも東海圏のLABOだけは全店廻ろうと、計画を立て、

今日は鈴置専務が三河を廻ると聞いたので、午前中はこれに便乗して廻ると、

ちょうどいいと思っていたのです。

そうすると、うまく全店に行ける計画が立ったのですが、

今朝、36.8度の微熱があって、

おまけに腰が抜けたようになってまともに歩けません。

それで、今日鈴置専務の車に便乗するのはやめたので、

これで、東海全店を廻ることは事実上できなくなってしまいました。

 

 

微熱=すわっコロナかと思って、

PCR検査を受けるべきかどうかと主治医の先生に電話をしたら、

36.8度は微熱とは言わないですよ。と言われ、しばらく様子を見たら

本当に夕方には36.5度に収まって、もちろんなんの症状もなく、

腰の方も少し良くなりました。

ただ単に、

ここまでの久しぶりのLABO周りで疲れただけのようです。

今日一日ゆっくりしたら、元に戻ってきました。

 

何年か前までは、

LABO廻りといえば一日十軒以上廻るのは当たり前で、

いくら年を取ったとはいえ、

一日4軒とか6軒ぐらいなら何日か続けても平気かと思っていましたが、

それくらいでくたびれているようでは、

本当に情けないことです。

とは言ってもこれが事実なのです。

老化に抵抗するためにいまでも「筋トレ」を続けていますが、

数年前の頃のようには手応えがありません。

 

来年からは「スーパーGT」だけではなく、

「スーパー耐久」にも関わりができて、

ひょっとしたら自分もスーパー耐久の車に乗って走る機会があるかも、なんて、

馬鹿な妄想は捨てましょう。

 

このままゆっくりと疲れを取れば、

年末の最終日だけは、また行けるかもしれません。

しっかり休みましょう。

今日はビールも我慢しときましょう。

70歳は70歳のように仕事をするのが楽しいのだから、これでいいのでしょう。

 

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2022年12月30日(金曜日)

12.29.に廻った師勝店、小牧山店、出来町店、豊田店、東郷店、鳴海店、

これは、昨日、廻った年末本番中のKeePer LABOで活躍中のみんなの姿です。

今日もまずLABO一宮店に行ってそこを起点に廻ろうとしたのですが、

一宮に至る道の渋滞情報があり、三度目の断念をしてLABO師勝店に廻った。

LABO師勝店はコンビニの空き物件を改装して造った店舗で、

比較的狭い店舗だが、隣の敷地とつなげて上手に使っていた。

しかし、残念ながらスタッフのうち2名がコロナなどの体調不良で休んでいて、

その代わりに、強力な助っ人が来ていた。

 

奥岡店長と助っ人の名古屋営業所永井マネージャーと開発の菅野課長。最強である。

なかしまさん、たかい君。

 

この12月の実績は、1千万円にわずかに届かないところまで行く。

130坪程度の狭い店舗と、それ程の通行量のない生活道路に面した立地を考えると、

この店舗の在り方は、将来のKeePer LABOのポテンシャルの大きさを表している。

 

 

次に、東に4km行ったLABO小牧山店は、

29日に入った時点ですでに1千万円に王手をかけていた。

しかし、この店舗は建築時のデザイン含めて

まだ広めの敷地を活かし切れていないので、今後ブラッシュアップしていく。

スタッフ達の誠実な運営ぶりが、地元の皆さんの信頼を得ているはずなので

大きく伸ばしていける可能性がある。

 

うちだ君、武藤店長、出荷倉庫からの《応援》のコジマ君、すずき君。

にしの君

ふるたさん。

 

さらに南に6km下って、

名古屋市の昔からの城下町にあるLABO出来町店に行く。

ミニマムに近い狭い敷地で頑張って、

新店の時に比べる飛躍的に伸びているが

今年は、去年に対して二桁の伸びを確保するに留まる。

来年末は大台に乗るだろう。

同じような条件の関西のLABO堺・中百舌鳥店に学ぶといいかもしれない。

 

おぐりチーフと、いのうえ君。

夏原店長

たの君、わたなべ君、ふすみさん。

 

ここまでで午前が終わり、

午後から、一気にLABO豊田店にまで足を延ばした。

LABO豊田店は広い敷地ながらも変則的な土地の形と、

地面が平らでない面が、敷地の広さを活かしきれない要因になっている。

とは言っても、豊田市の圧倒的なマーケットの濃さと店の視認性の良さは、

大きな可能性を持っており、

チームワークの良さもあって

現在も、中部地方の中でLABO大須店に次いで二番目の実績を上げており、

12月末までには1.500万円を大きく超えた実績を出してくるだろう。

 

おおいわさん、みやざきさん、木村店長、営業から《応援》の林課長

あおき君、かとうチーフ、こだか君。

今後、LABOで大活躍するかもしれない優れもののタイル。

みちたさん

 

この後行ったLABO東郷店では、大変考えさせられることがあった。

この店舗は、名実共にまだ洗車屋・快洗隊だったのです。

 

この店舗には、

二十年位前に入社して約十年前に家業に就くとして

退社していた成住君が今年もLABO東郷店に手伝いに入っていてくれた。

その彼と、裏の喫煙所で昔話をしていたら、

昔の洗車屋・快洗隊の頃、

「朝から晩まで洗車をぶっ通しでやらされて、すごくつらかった」

なんて話で盛り上がった。

社友「成住君」と、経理から応援のはせがわマネージャー。

裏の喫煙所

それで、

KeePer LABOの前身である洗車屋・快洗隊のことがはっきりと思い出されてきて、

今のLABO東郷店が、

昔の洗車屋快洗隊のコンセプトを明白に残していて、

地元のお客様の目から見たこの店舗はまさしく洗車屋であった。

だから、立文句ないくらい視認性も良く存在感もあったのに、

洗車に比べてKeePerコーティングの台数がぜんぜん少なく、

平均単価が上がらない店舗の傾向を、なかなか修正できないでいた。

だから、

ものすごく忙しいのに、なかなか実績が上がらない。

 

それは、イメージとして、

LABO東郷店特有の背の高いブースがすべてをぶち壊しにしていると気が付いた。

無駄に背の高いブースが、

KeePerコーティング を洗車から切り離していて、

お客様の心理を洗車からKeePerにスムーズに移行させることを阻んでいる。

だからこの店舗は洗車屋であって、

KeePerコーティングは別のものであって新車を買った時の贅沢品みたいに感じる。

 

洗車とKeePerコーティングを同じ次元のサービスにしていくには、

コーティングブースは、(天井の高い)工場のようなものではなく、

ガレージの延長のようなイメージでなければならないのだろう。

だから、LABO東郷店の無駄に背の高いブースはガレージ的ではなく、

あれは工場であり、

洗車とは切り離された存在になってしまっている。

ではどうすればいいのか。

かなりの投資が必要になりそうだ。

 

退社組のすみだ君、本当にありがたい。

年末に今の職場の早めに休みを取って応援に駆けつけていてくれる。

おくや君、成住君、ありどめチーフ。

はらだ君。

かわした君、友田店長。

北村マネージャー、

洗車屋快洗隊。東郷店のようです。

LABO東郷店からLABO鳴海店への移動中、ざっと雨が降り、眩しい陽が差した。

そしてこの日、最後に行ったのがLABO鳴海店。

LABO鳴海店は、

洗車屋快洗隊的な旧店舗から、

広い土地にリプレイスいる時に、今のKeePer LABO的な店舗にした。

ぐんぐん実績は上がっていて、

今月は、1,500万円に届くかもしれない店舗に成長した。

しかしその成長も、洗車屋快洗隊的な店の時のままの店長がそのまま運営したら。

ほとんど実績は変わらなかったが、

店長が交替したとたんに上がり始め、

気が付いたら旧店の2倍以上の実績をコンスタントに出す店舗になっている。

かわかみ君

えぐちチーフとおおさきさん。

かわかみ君、中川店長、《応援》のかくたさん、

営業から応援の伊藤係長、安藤マネージャー。

 

 

この日、LABO鳴海店の前にLABO東郷店に行ったので、

すごくはっきりと比較できるのだが、

この両店とも、間違いなく同じくらい忙しく繁盛していた。

店舗内の車の数も、スタッフの数も、

同じくらいなのに、

その夜送ってきた実績は、

LABO鳴海店が985千円、平均単価22,077円/台、C以上コーティング台数14台

LABO東郷店が573千円、平均単価13,759円/台、C以上コーティング台数 3台

二倍近い効率の差がある。

 

それに対して人時生産性は、

LABO鳴海店が13,595円/人時に対してLABO東郷店10,915円/人時。

と、そこまでは差がない。

つまり、

LABO東郷店のスタッフの人たちは、

ただでさえ多い洗車が、年末はものすごく洗車が多くなっていて、

次から次へとやってくる洗車を鬼のごとく洗いまくって、

低い平均単価ながら、

やたらと回転良く台数を洗うので人時生産性はそれなりに上がるが、

KeePerコーティングはこの店では特別な存在になっていて、

年末のようなバタバタした時期には、ほとんど注文は入らないので

売上実績は、遅々と上がっていかない。

 

それに対してLABO鳴海店も、

年末だから、必然的に洗車がものすごく多くなるが、

その中に、KeePerコーティングの注文が普通に交じっていて、

ごく自然に、一定の割合でKeePerコーティングが施工されている。

洗車とKeePerコーティングが同じ次元に存在しているのだ。

 

この違いが、洗車屋・快洗隊とKeePer LABOの違いではないのだろうか。

ここがイメージで理解できたのは大きい。

 

さらに、

LABO鳴海店で私が乗っていった車を駐車するために誘導されたのが、

店の横の出口の通路。

こんなところに停めてもいいのかと尋ねると、

この出口はお客様も誰も使わないと言う。

ならば、この場所を有効に使って店のキャパシティの倍増計画が成り立つ。

来年、早速、計画して実行に移そう。

 

事業は現場にその真実のすべてがある。

現場にしかその事業の真実は何もない。

すべての事業の、あるいは問題が現場に存在している。

現場にしか、真実はない。

 

この日は考える事も、得るものも多く、大変充実しましたが、

疲れがたまってしまったのか、

腰が立たなくなってしまい今日のLABOめぐりができませんでした。

ぜひ、また明日こそ。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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