KeePerインストラクターブログ

2019年03月31日(日)

本気 【賀来】

私は小さい頃から父親の影響で釣りが好きでした。
競技が好きな性格もあり、約20年間釣りのトーナメント(大会)に出場し続けています。
しかし、今年は会社でのポジションが大きく変わり、トーナメントに出場するのを控えようと自分の中では考えていました。

 

しかし社員から「今年は期待できそうですか」
「出場しない、社長魅力ありません」と嬉しい事を言われ、
確かにその通りだなと思い、今年も全戦出場することを決意しました。

 

「仕事も遊びも本気」
何事も本気でやるから何でもやれる、やりがいがある。
自分にとって大切な言葉を社員が思い出させてくれました。
ありがとう。
どうせやるなら、本気で1番を狙う。

 

そして、3月30、31日 トーナメント第1戦が始まりました。
場所は茨城県北浦。土曜日が公式プラクティス(練習)、
日曜日が決勝戦。
大会ルールは、約6時間の競技時間の中で3匹の魚の
総重量競い合います。

 

釣りと言ってもポートでの釣りで、
275馬力のエンジンを積んだポートで広い湖で走り回り戦います。勝負の分かれ目はいかに釣りをする時間を長くとるか。
だから湖上で130キロも出るモンスターボートで激走します。

 

 

さぁ今回の第1戦の結果は、「ノーフィッシュ」
言葉の通り、一匹魚が釣れなかった・・・・・

 

残り5戦あり挽回のチャンスは十分ある。
本気でシリーズチャンピオンを狙います。

 

 

「仕事も遊びも本気」

 

 

賀来聡介

Posted by 広報 at 20時03分   パーマリンク

2019年03月24日(日)

教えてもらったこと 【賀来】

先日、私が尊敬する方から聞いた話です。
プロ野球チームで、今の時代にチームを強くする為に重要な要素の順番。
今の時代というのがポイントのようです。

 

1番重要な事が「採用」
2番目「環境」
3番目「育成」
4番目「配置」
5番目「采配」 の順番と教えてもらました。

 

ポテンシャルのある選手をいかに採用できるか? が1番
意外だったのは、2番目の「環境」
もっと意外だったのは、一番最後5番目が「采配」だという事でした。

 

これは、店舗運営や会社も同じことだと言われていました。
まずは採用が確実に出来る事、それもポテンシャルのある人財採用が出来る事。
「事業は人なり」という事なのだろう。

 

そして、人財が活躍出来る環境を整える事がとても需要だと教えてもらいました。
「環境」。確かにキーパーラボも付加価値が上がる良い店は、お客様にとって利用しやすい、そしてスタッフにとっても働きやすい環境が整っているという事だろう。
飲食チェーン店やカーディラー店舗なども店舗の造りで大きく売上が変わるという。

 

4月1日には58名の新入生がKeePer技研に入社します。
大変楽しみであると同時に、少しプレッシャーもある。
しっかりとした環境で人財を育成し、しっかりと配置していかなければならない。

 

 

昨年入社した「62名」の新入生。
今年は、「58名」、全社員で大歓迎で待つのみ。

 

賀来聡介

Posted by 広報 at 08時03分   パーマリンク

2019年03月16日(土)

アルバイトで学んだ事 【賀来】

レースの話ばかりなので今日は仕事の話です。
レースは土日に行われる為、
平日はガソリンスタンドでアルバイトをしていました。

 

仕事内容は、給油作業・接客・洗車作業・オイル交換・タイヤ交換・車検作業・添加剤の販売など、
多種多様なスキルが必要な仕事です。

 

だから人によって実績に大きな差が生まれます。
特に洗車作業は、10分で終わる人と、
30分もかかってしまうなんて当たり前でした。
だから時間がかかってしまうスタッフは店長から
「早く終わらせろよー」と言われ、
ちゃんと仕上がっていないのにお客様に引き渡していた。
お客様は同じお金を払っているのにこれじゃ怒る。

 

私は店長に「何故、洗車マニュアルがないのですか?」と
何度か聞いた覚えがあります。
その都度、店長は「洗車は見て覚えるもんだ、俺もそうやって覚えてきた」と言っていました。
が、これではダメだといつも思っていました。

 

だからか、全てにおいてマニュアルの基本があり、
それをしっかり理解し、何度も同じ作業し、
体にしみ込ませる事が重要だという事は、
この経験が私の中にしっかりと刻まれています。

 

そうゆう意味では、今 全国各地で行なわれている
「キーパー技術コンテスト」は技術向上にピッタリです。
作業マニュアル通りに確実に出来る事、
出来上がった車の品質が良い事、そして早い事。

 

今年で6年目を迎えましたが、このコンテストが始まってからの技術者の施工技術の向上は凄いものがあります。

 

 

ただコンテストで気を付けなければならないのは、マニュアル通りにやる事が、コンテストの時のみになってしまっては、意味がありません。
いつもの施工をマニュアル通りやる事。
そして、心から「キレイにしたい」と思う事。
そうすれば技術力は果てしなく向上する。

 

「木の長きを求むる者は必ず根本を固くす」

 

 

今日は、札幌でキーパー技術コンテスト予選会でした。
一日ありがとうございました。

 

 

賀来聡介

Posted by 広報 at 17時03分   パーマリンク

2019年03月09日(土)

チームメイト 【賀来】

私が走っていた、レーシングチームの
「OXレーシング」のチームメイトについての話です。
同じチームに「阿部典史」というチームメイトがいました。
そうレース好きであれば有名人、通称「ノリック」です。

 

彼は全日本ロードレース選手権フル参戦1年目その当時の最高峰クラスの500ccクラスにおいて、
史上最年少の18歳でチャンピオンとなった。
その後も、世界ロードレース選手権でもトップを走り続けた伝説のライダーです。

 

そんな、彼から学んだ事は「自信です」
チームメイトとなり、年下でしたが、
人懐こくすぐに仲良くなりました。
そんな彼とは一緒にトランスポーター(バイクを乗っける車、車種はハイエース)でよくサーキットに行きました。
仙台の菅生サーキットに行ったときに話です。

 

2台のハイエースでサーキットに向かっていました、
前に走るのはチームメイト、
そして後ろにノリック運転で私が助手席で、
高速道路を120kのスピードで走っていました。
彼は何を考えたのか2台の車間距離をどんどん詰め車間距離を約10cmにしました。
真夜中で真っ暗、高速道路で120K、車間距離10㎝、
怖いのなんのって前の車が少しでもアクセルを緩めれば、
2台とも大クラッシュで大事故となる。

 

それなのにノリックは、助手席にいる私の方を笑顔で見て、「これだけ近づくと空気抵抗がないから、
アクセル踏まなくても、スピード出ますと」
笑顔で話しかけてくる。

 

ビビっている私は、「とにかく前みろ」「車間距離を伸ばせ」と大声で怒る。
そんな私に向かって、安心してくださいよ、
「僕は運転技術に自信があるんだから任せてください」と
ニコニコ顔で答える。
その後に、私は「バカヤロー」と言って、
力づくで車間距離を開けさせました。

 

そんなやんちゃで、怖いもの知らずのノリックでしたが、
「過信」でない「自信」は、彼から学びました。

 

天才といわれていたが、
練習は毎日おこなって努力をする事には時間を惜しまず。
努力を積み重ねていれば、
それが自信となって、結果となる。
そんな事を教えてくれました。

 

「KeePer」も一緒。
圧倒的な技術力があれば、それが自信に繋がり、
それがお客様に伝わる。
「お任せください、必ずキレイにします」

 

その後、「ノリック」は一般道で事故にあい、
他界してしまった。
彼と会え、一緒に居れたことが、
私の人生で大きなターニングポイントだった。

 

ノリック 阿部典史ありがとう。

 

 

彼と最後に会った時のレースの写真。
「賀来さん、元気ですか~」と言っていた。

 

賀来聡介

Posted by 広報 at 22時03分   パーマリンク

2019年03月02日(土)

レーシングチームへ【賀来】

続編でブログを書いていると「読んでますよ」と声をかけてくれる事があり、
嬉しいものですね。
もっとシンプルに書こうと思っていましたが、
少し詳しく続編を更新していきます。

 

さて、ここからはアマチュアレーサー時代に入ります。
タイヤのスポンサーがつくと、
定期的にタイヤテストをする機会があります。

 

テストには速い人が集まり、
タイヤテストが淡々とおこなわれているのですが、
レーシングチームの監督も来ているので、
自分をアピールする機会でもあります。
そこで私は当時のトップレーシングチームからオファーがあり、そのチームで走る事となりました。
チーム名はヤマハのレーシングチーム「SS ISII」

 

SS ISIIの2サイクルのチャンバーや正規改造パーツで
有名なチームした。
その後、チーム名は「OX(オーエックス)レーシング」と
変更し、とにかく強いチームでした。
ヤマハのバイクで黄色、黒、白のマシーンは
その当時は有名で、私も憧れでした。

 

が、少しレースの話からは離れて、
ここからは「OX社」について書きます
バイクチームは現在撤退されてしまいましたが、
「OX」という名で、車イスを作っています。
http://www.oxgroup.co.jp/oxgroup_site/manufact.html

 

創業者である、石井社長は自らバイクレースで転倒し、
下半身不随になり、自分で乗る車イスを作りたかった事から、車イス造りが始まったそうです。
車イスは当時かっこ悪いものでしたが、
OX社の車イスは、バイクレースの改造ノウハウが沢山入っており、とにかくカッコよかったので、
とにかく売れていました。

 

現在のパラリンピックで使われている車イスは、
今でも「OX社製」が多く乗られているはずです。
とにかく速く・軽く・かっこよく・機能的で、最高でした。

 

そこで、学んだことは。
車イスを乗っている方と接する機会が多かったのですが、
車イスといえば体に障害を持っているので、
「何かかわいそう」と思いがちですが、
そんな事はまったくなく、いつも元気、ポジティブ、
前向きで仕事も遊びも本気です。

 

その当時の私には衝撃でした。
私は健康で五体満足なのに何を言い訳ばっかりしているの?
そんな自分を反省しました。
そこから少しずつですが変わる事が出来ました。
というより変わらなければ、
この前向きな方たちと一緒に居られませんでした。
頭はいつもポジティブで、
嫌なことがあってもその日に反省して、すっぱり忘れる事。
過去を悔やんでも何も変わらないのだと、
変えられるのは未来だけ。を学ぶ事が出来ました。

 

今でもその事は鮮明に覚えています。
ありがとうございました。

 

その当時にお世話になった、
オーエックスの創業者である石井重行様。
今でも心より感謝しております。

 

 

若きしころ、アマチュア時代。
レース表彰式です。

 

 

賀来聡介

Posted by 広報 at 20時03分   パーマリンク

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