2021年01月31日(日)
衝撃的な音は今でも鮮明に覚えている【賀来】
人生いつ何があるかわからない。
だからいつでも、本気で一生懸命生きる。
・・・・何年も前に車を運転していた時の話です。
乗っていた車はハイエースで国道6号線を走っていました。
片側2車線の道路で、右側車線を走行しており、
先の信号が赤に変わりました。
私の前には3台の車が待っており、目の前は大型トラックが、
私の後ろにはコンパクトカーが信号待ちをしておりました。
ふと左側車線を見ると、2台しか止まっていなかったので、
私はせっかちなので、左側車線へ車線変更をしました。
しかし、このせっかちが、休止に一生を得ることになりました。
ここから、衝撃的な出来事がおこります。
何気なく、運転席側のサイドミラーを見ると、
後ろから大型トラックがスピードをまったく緩めず、
右側車線を突き進んでくるのです。
私は、「このままでは追突事故が起きる」と思った瞬間に、
けたたましい衝突音と共に、割れた車のガラスの粒が、
私の車に「バチ・バチ・バチ」と恐ろしい数が飛んできたのです。
そう、大型トラックがノンブレーキで、追突したのです。
私は、気が動転しました。
右を見ると、追突された大型トラック後部と追突した
大型トラック頭部が、追突の衝撃でぐちゃぐちゃになっていました。
私はすぐに我にかえりました。
大型トラックと大型トラックの間には、
コンパクトカーが止まっていたはず。
「あの車はどうしたんだ」
私は、すぐに自分の車から降りました。
そうしたらトラックの下の方から女性の鳴き声がするのです。
奇跡が起きたのです。
コンパクトカーだったため車高が低く、
追突された大型トラックの下に車が潜ったのです。
コンパクトカーの前後はぐちゃぐちゃでしたが、
運転席と助手席だけ残っていて、
そこで1人の女性が泣いていたのです。
女性は奇跡的に無傷だったのです。
この事故は、追突した大型トラックの運転手さんだけが、
足にケガをしてしまったが、大きな人身事故にはならなくて済んだのです。
しかし、もし私が信号待ちで、
左側車線に車線変更しなく、右側車線で待っていたら。
私の目の前には、大型トラックの箱車です。
私は、ボンネットがないハイエースに乗っていたのです。
そう、たぶん私も、コンパクトカーの女性も、
大型トラックに挟まれ、潰れていたはずです。
私は物凄く、付いていたのです。
あの時に、もし左側車線に変更しなかったら・・・・・・
いまここに居ないかったのかもしれません。
あの時の、衝撃的な音は今でも鮮明に覚えている。
だからいつでも、本気で一生懸命生きる。
この時にそう決めました。
それに比べて、サーキットは一方通行で、安全で良い。
賀来聡介
Posted by 広報 at 11時01分
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