谷 好通コラム

2025年07月18日(金曜日)

07.18. 年を取ったら、皆で手を結ぶ事を、マジで考えましょう、

今日は40周年記念パーティーの実行ミーティングです。

もう一か月前にまで近づいているので、かなり具体的な話になってきました。

より具体的になった来ると、

話し合いの中での冗談が減って来て、

私的には、あまり楽しくなくなってきますが、仕方ありません。

なにしろ四十周年なのですから、もちろん真面目にやります。

あまりふざけてばかりいると、

真面目にやろうとしている人に嫌われてしまいます。

ちゃんと真面目にやりましょう。

私は、この40周年で暫くぶりに会うだろう人達と、

酒を飲む会モードから抜けきれないでいるので、ついふざけてしまいます。

反省して最後の頃はちゃんと真面目に仕事をしました。

・・・・本人はそのつもりです。

 

真面目に仕事をして、

終わった頃に、製品開発の菅野課長と田野君がやって来て、

プロテクションフィルムの上にKeePerをコーティングすると、

ものすごく汚れなくなって、

洗車をしてもその差が大きく、、その相性がものすごくいいとの報告です。

試しに自分の車でやってみた実証試験の結果を

喫煙室(3F)からの写真を、撮って見せてくれました。

 

前半分と後半分で

汚れ方がものすごく違います。

これでたった1週間の差だそうです。すごいですね。

 

プロテクションフィルムとコーティングは、

敵対関係の商品だとばかり思っていましたが、全然違いますね、

プロテクションフィルムにKeePerコーティングは、

“汚れやすい”というプロテクションフィルムの欠点を、

KeePerコーティングが見事に解決して見せたのです。これは新発見です。

 

 

敵対関係は、

手を結んだ瞬間に、

想像もできないくらい劇的なチャンスを生み出すものです。

 

ものごと敵対するより、手を結んだ方が絶体、得です。

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2025年07月17日(木曜日)

07.17. 1959年の伊勢湾台風。今日の線状降水帯、雨の日の人。

 

何かの転換期がある時、不思議と嵐だったような気がする。

1959年は私が7歳、伊勢湾台風で死んでもおかしくないような経験をした。

私は幼稚園から小学生にかけて、

記憶にはっきりと残っているのは伊勢湾台風の時で、

嵐の中、どす黒い洪水の中、貯木場から流れ出た大木に潰されることなく、

小学校の校舎に命からがら辿り着いて一家全員生き伸びた。

その台風の翌日、洪水後の海に人の死体がいっぱい浮かんでいる光景を見て、

自分が今生きている不思議を、運命を強烈に感じた。

 

あれが最初の強運であったのだろうか。

いや、そうではなく、4歳の時にポリオに罹患して障がい者になったことが

最初の運だったのかもしれない。

ポリオは私にとってきっと不運ではなく、ラッキーであった。

いずれにしても、

何度も、何度も、何度も、何度も、何度も

運をもたらしてくれた人達と出会って、

今、こうなっているのだと思うのです。

 

例えば、今のKeePer技術コンテストの原型になった長崎でのコンテストは、

土砂降りの中でテント張りの下で行われました。

 

考えて見れば、あの人たちのおかげというよりも、

あの人たちに出会ったこと込みで、すべからく強運であったのでしょう。

そうとしか思えないということです。

 

今日は、午後から土砂降りの中、

また、そんな運命を持った人がやってきました。

私は、そんな人に会った時には、会ってたった5分で感じるのです。

土砂降りの日にお会いしたラッキーの人は、また雨の日の人なのです。

 

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2025年07月16日(水曜日)

07.16.  10年前の夢のごとき。超真面目の二人の導きで株式市場上場。

この会社が株式上場をしたのは、今から10年前。

証券会社の人が突然やって来て(もちろん事前の℡でのアポイントはあり)、

「この会社は株式上場を出来るので、どうですか、しませんか。」

と、言われて、

「上場すると、社員の集まりがすごく良くなります。」

の、誘い言葉に乗って、上場への道に乗っかってしまったのです。

その誘い主が「市川さん」と「南出さん」

彼らの導きに乗っかって、

この会社はまんまと上場してしまったのですが、

それからのKeePerの上昇ぶりは、私たち以上に、

市川さんと南出さんは驚いていました。

 

と言っても、私達はその時その時で最善を尽くしただけで、

こうなろうと上を目指してこうなった訳ではありません。

短く言えば「こうなっちゃった」だけです、

 

10年前、東証マザーズに上場して、

翌年には東証一部に市場替えしました。

それから9年間、数えきれない程のIRで投資家さん達の話をたくさん聞いて、

それが、新製品のヒントになったり、

マーケティング戦略のきっかけになったり、

いずれにしても、

自分の中で考えをこねくり回して間違ってしまうのを

その場、その場で何度か修正されたりして、結局ここまで来た。

 

間違いなく、あの時に上場していなかったら、

今のKeePer技研株式会社が無かったことは疑う余地がない。

 

 

商売は、お客様が”買う”のだから、お客様が欲しいと思わなければ買わないし、

買って良かったと思わなければ、買い続ける事は無い。

逆に買うんじゃなかったと思えば、次から買わないし、その店にも来ない。

その店が繁栄するかどうかは、お客様が決める。

私達は、お客様が欲しいと思う価値を作り、お客様に知っていただき、

買っていただいて、買って良かったと思っていただき、買い続けてもらい、

生かされることによって、繁盛し、繁栄する。

決定権は、すべて、お客様側にある。

だから、

マーケットのニーズを統計的に見つけて、

そのニーズに合わせた商品を研究室の中と机の上で科学的に開発し、

売り先を効率よく見つけ、

欲しいと思わせる手段、方法を考え、工夫して作り、

こちらの売る為の工夫とか、売る手段の開発やら、努力やら、

そんな売る側の問題では、解決しそうで、実は何も解決しない。

売る側の都合と工夫だけでは、

はっきり、売れっこない。

売れても瞬間的だけで、継続的な販売にはつながらない。

 

 

それと同じようなことが、

会社の経営にも言えるところがあって、

会社を経営している者が個人事業者の延長でしかない者ならば、

経営者個人が儲かること、

個人の蓄財、経営者個人の為の事を考えてしまいがちだ。

しかも、

そういう発想で経営していても、銀行にしても、仕入れ先にしても、

それに反対すると自らの損に繋がる事もあり、ご機嫌取りばかりになりがちだ。

会社の社員にしても、特に幹部社員、役員なども、

経営者の利己的な考えや行動に反対すると自分の損になる事が多いので、

経営者の周りはイエスマンばかりになりがちだ。

すると、こういう会社は経営者の蓄財ばかりが進んで、

当然、会社の投資や利益につながらず、会社としての成長は無くなる。

 

それに対して投資家は会社の利益が少なければ配当も生まず、

経営者の利己的蓄財を優先し投資が無ければ会社の成長も無いので、

それを認めない。

だから、その会社の利益と成長を望む投資家は、

上場会社なのに個人事業者のような利己的蓄財志向の経営を許さない。

投資家と言っても、

目先の自分の利益だけを考えるギャンブラーまがいの投資家もいるので、

一概には言えないのかもしれないが、だいたいそうだ。

だから、

まともな投資家の発言は、

相手の会社を、社会的な意味での会社として扱うので、

経営者の利己的な視点よりも、

社会的意義としての会社の経営的視点で話すことが多いので、

少なくとも、会社の経営的には有益なことが多い。

 

これは上場する時に、

しつこいぐらい市川さん達や東証の担当者の人達からも刷り込まれた。

もちろん、相手の資質を見極めなければならないが、

まともな投資家の人達の言う事は、

だいたい参考になるし、勉強になる。

下手な有料・経営アドバイザーより、よっぽど経営の役に立つ。

だから、

勿体ないので、

上場した当初から投資家向けのIRは、

ほぼすべて自分でやってきた。

よくあるIR担当者に任せるなんて、とんでもなく勿体ないのです。

 

たぶん、それは市川さんや南出さん達が、

いつも自分の仕事に真面目に誇りをもって、

私たちにつけ入るスキも与えず、下手な妥協を許さず、

真正面から相手をしてくれたことが、私の基本になっているのだと思います。

10年も昔の事だが、その事はよく覚えています。

私達は、そういう意味で、すごく運が良かった。

昨日は、9年ぶりに飲んだ。

 

私は、昨日久しぶりに飲んで予行演習が済んでいるだけなのに

嬉しくて、はしゃいでかなり飲んでしまったので、

久しぶりの「飲酒⇒休ブログ」になった。

帰宅すると、リンダと子ミミが迎えてくれる。

 

今日は、月二回の恒例の店舗プラン会議で、

店舗部に新しく「LABO知立店の富上前店長」が初参加です。

 

今日も新店舗4軒のプラン検討と10件の物件検討で、

割とすぐに✖を付けた物件が多かったので、早く終わりました。

 

 

そのあと、全社の店長と課長以上の約200人をリモートでつなぎ、

KeePer技研株式会社新年度のキックオフのミーティングです。

本当は、この期初の集まりは全員が本社に集まって行うのですが、

今回は8月19日に「40周年パーティー」で、

全社員+家族+多分約3,000人(予想)のPRO SHOPの仲間たちが集まるので、

今回だけリモートだったのです。

 

この画面が8枚、続いています。

 

この会議の中で、期末の158店舗の現状の日本地図へのブロットと、

5年後に目指す450~500店舗の、

自動車の分布に基づいた根拠のあるプロット地図です。

これをみんなで食い入るように読み、皆でその実現を誓う。

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2025年07月14日(月曜日)

07.14.そろそろ二か月も酒を飲んでいない。だから聞いて見ました。

5月連休明けぐらいから腰の具合がおかしくなってきて、

その痛みがどんどん大きくなって、5月中旬には本格的に痛くなって、

5年前、脊柱管狭窄の手術を受けた病院に行ったのだが、

いつもの先生に診てもらえず、

見当違いの処置と処方で、まったく変わらず、

むしろひどくなって座ってもいられず、

とうとう寝ているしか出来ない状態にまでなって、

この時が一番つらかった。

 

5月21日にやっと目的の先生に診てもらい

適切な処置をしてもらって薬ももらえて、少しずつ良くなってきはじめた。

この間、このブログも一週間ほど休んだのです。

(この間、会社も休みました。)

24年間書き続けてきて初めての事でした。

 

そこから毎日コルセットを腰に巻き、

強い痛み止めの薬もキチンと飲んで、神経ブロックの注射も受けて、

徐々に、徐々に痛みが和らいてきて

神経ブロックの注射もやめ、鎮痛の薬も減って

5週間経って、この頃やっと、痛みをほとんど感じなくなってきています。

その経過で「手術をしなくてもいいかもしれないな。」と言われるほどになり、

今日は、その病院に来ています。

 

この病院の順番待ちは、

もう慣れましたが滅茶苦茶で、

今回も、もう、待合の椅子で2時間も待っています。

すごい能力を持っていて

私としても恩人とも言える素晴らしい先生なのですが、

診療の順番だけは、毎回???と思うくらい、滅茶苦茶です。

それでも、みんなこの先生に診てもらいたくて、じっと待っているのです。

それでいいのです。

 

特に今日は、楽しみがあるのです。

私は5月の中旬以来、痛み止めの薬を飲んでいるからと思って、

アルコールを一滴も飲んでいないのです。

今日は、

今の状態が、ほとんど痛みが無くなっているので、

痛み止めの薬を減らすことと同時に、

アルコールの解禁も出来ないかと聞こうと思っているのです。

 

私は、酒を飲むようになってからかれこれ五十数年、

ほぼ毎日、欠かさず酒を飲んできました。

そんな私が2か月近くも酒を一滴も飲んでいないのは、

腰の痛さがそれだけ強烈だったという事です。

 

毎日飲んでいた酒を飲む気にもさせなかったぐらい酷かったのです。

しかし痛みがほぼ解消してくると、僅かにですが、酒を飲みたくなっていて、

前回診察を受けた時、手術をしなくてもいいかもしれないの話に夢中になって、

酒を飲んでいいかどうかの話をするのをうっかり忘れてしまったのです。

あれから二週間。

今度こそ「酒は飲んでいいですか?」を、

今度こそ聞かなくてはと、強く決心していたのです。

 

それで、待合の場で2時間待った後、やっと診察の順番が来た時に、

それを聞こうと思ったのですが、

先生は、

「今の痛みの解消ぶりなら、手術はとりあえず見送りにして、・・・」と、

超バンザーイの話から始まったので、

(本当に手術は、一端、見送りになった。)

また、うっかり「酒は…」を、聞き忘れそうになったのです。

 

しかし、

気を取り直して、聞きました。

 

「ところで、私は痛め止めを飲んでもいるので

2か月間ずっと酒は飲まないにしているのですが、酒は飲んでもイイのですか?」

と、聞いたら、先生は、

「酒はイイよ。血の巡りを良くするし、ジャンジャン飲んでいいよ。」と、

マジな顔で言ったのです。本当に。

 

ただ、

「酒はいくら飲んでもいいけど、タバコだけはダメだよ。」とも、

こういうのを「一難去ってまた一難」と言うのでしょうか。

 

病院からの帰り道、

にわかに空がかき曇り、暗雲とも言える不気味な空です。

更に、雨が横殴りに降り始めて、

 

事務所に帰った頃には、完全に雨の日です。

 

でも、

とりあえず、今日は晩御飯で酒を飲むことにしました。

・・・・・・

酒は本当においしいです。

しかも、飲んだ後のホロ酔いのイイ気分は、久しぶりの天国でした。

 

 

 

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2025年07月13日(日曜日)

07.13. ひょっとして、私が嘘のホラ話をしたと思われたかもしれない。

3月、4月と少し人員が足りない店舗が出てきたことと、

期末に向けて新店オープンの予定が混んできている事も考えて、

5月にちょっとした募集活動を約370万円かけて行いました。

その結果、驚いたことに約1,200人もの応募があったのです。

ネットを使っての募集なので、

その応募に対して選考した上で、各地での面談の連絡をしたら、

実際に面談が実現する手はずが着いたのは約300人しかなかったのですが、

それにしても300人はすごい沢山の人数であり、

実際の採用は127人も、驚くほど多い数です。

 

とは言っても、

1年前のLABO店舗は120店が、今現在は136店で前年比13.3%増。

売り上げも、6月での前年比が13.3%増。

(店舗数増と同じ数字なのは、ただの偶然です)

現在のLABOスタッフ数、4月の新卒入社97人入れて約1,050人なので、

夏の猛暑対策と

これから半年で新店18店と、

12月のピークの事を考えると、

この時点での127人増員は決して多過ぎではない。

多分、年内にもう一度は募集を掛けることになるだろうと思います。

 

しかし、今のネットを使っての募集は、

みんな”とりあえず”の軽いエントリーをして来るので、

それから面接までになるのは、4分の1になり、

実際に面接して、こちらがOK出し、向こうもOKになるのは、

実に十分の一になってしまうのは、隔世の感ではある。

 

それにしても、一回の募集で1,200人も応募があったとお話しすると、

皆さん、たいてい、びっくりされる。

それどころか、半信半疑で、

ひょっとしたら、私が嘘のホラ話していると思われてたかもしれない。

しかし、

1回の募集で1か月のエントリー数が1,200人は嘘でも何でもなく、

実は、その後も少しずつ応募が続いていて、

合わせると、現時点では1,500人を、ゆうに超しているかもしれないのです。

 

募集しても人が集まらないとよく聞きますが、

今の時代の募集のコツは、

とりあえずエントリーしてこれるような”気軽さなのかもしれません。、

今回の募集は、そこに特に気を使ってやって見たのです。

 

 

それとは別に、重い役職の人も別の媒体で募集しました。

こちらはこちらで、ものすごく個性豊かで力のある方が、

この会社の内容を調べて「面白い会社だ」と、多く応募していただけて、

三日間ビッシリの時間をかけて、しっかりと面接させていただきました。

濃い人が多く、正直、この三日間で頭がぐったりと疲れました。

 

今日一日は、何もしない日でしたが、

昨日の資料などを見直しながら、

また、しっかりと草臥れてしまったような気がします。

 

月曜日に雨の予報が出ている地方が多く、

こんな日は、客足が鈍ることが多いのですが、

今日の日曜日は客足が鈍るどころか、随分忙しそうだったようで、

弾んだ日報が、次々と届いています。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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