2025年03月16日(日曜日)
03.16. 雨の日の日曜日。今日の妄想。 マッドマン戦略の中で
マッドマン戦略とは、毎度のWikipediaで調べると
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マッドマン戦略とは、何をしでかすかわからないキチガイかと思わせる作戦
マッドマン戦略(狂人理論)は、アメリカの第37代大統領リチャード・ニクソンが採用した外交手法です。この戦略は、敵対国に対して自身を予測不能で危険な存在と認識させることで、相手に譲歩や交渉を促すことを目的としています。具体的には、ニクソンはベトナム戦争中に自らを「何をしでかすかわからない人物」と思わせる情報を意図的に流し、交渉を有利に進めようとしました。
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アメリカのトランプ大統領が、
とても知性的とは思えないような言動を繰り返していて、
世界中の人が「とんでもないことになった。」と怯えているのではないか。
あるいは、
キチガイじみたような当たり構わぬ関税外交で、
世界が深刻な経済不況に陥るのではないかとビクビクしています。
ウクライナのロシアによる侵略戦争には、
助けて欲しいならレアアースを寄こせ。つまり、金を払え。と
戦争で身内を亡くし悲しんでいる人々にまで脅しをかけて絶望させている。
たしかに、これはキチガイ沙汰としか思えない。
しかし、これがマッドマックス戦略の一環だとしたら、
私達は、確かにトランプ大統領はキチガイじみた奴で、
とんでもない奴が巨大な権力を持ってしまったと思っている。
下手したら第3次世界大戦が始まって人類が滅亡してしまうかもしれない。
とすれば、
この後、トランプがちょっとまともな事を言い出したら、
それに多少不満があっても、
トランプは「何をしでかすかわからない人物」だから、
とっとと、言う事を聞いておいた方がましだ、と
トランプの言い分が通ってしまうのだろか。
それでウクライナの戦争が収まったら、ノーベル平和賞を寄こせという事か。
ただ、
計算違いは、
ロシアのプーチンが、
すでに、自分を「何をしでかすかわからない人物」に仕立て上げているので、
つまり、すでに同じキチガイ役を自分がやっているので、
後からトランプが同じような役をやっても、
プーチンはどう反応すればいいのか、戸惑っているのではないか。
だとしたら、まるで60年前のプロレスで
日本国中のお父さんたちを熱狂させた
力道山と悪役デストロイヤーのプロレスショーのようなものです。
しかし、自分を「自身を予測不能で危険な存在と認識させる」ことで、
相手に譲歩や交渉を促すことを目的とすることが、
戦略として政治の世界にあって、それがまた通用しているとは、
人間という生き物は、
本質的に「知性的」「理性的」な生き物ではないような気がしてきました。
ただ、今日の朝、テレビ討論会のような番組の中で、
元財務省の官僚と、文化人、自称知的なタレント達が、
減税についての財務省と政治とのやり取りの様子を聞いて、
「そんな理不尽な綱引きをするのなら、
いっそのことAIに公平に決めさせた方がいいのでないか。」
と発言し、
元財務省官僚が、
「そうですね。その方がいいかもしれませんね。」と答えていた。
その討論会に参加していた
タレントとか、知識人とかも、
「そうだ、その方がいい。」というようなことを言っている。
これを私は本当に恐ろしい事だと思った。
マッドマン戦略が通用するような政治の世界も恐ろしいと思ったが、
「いっそのこと、公平なAIに任せた方がいい。」
と、
皆が感じ始めたら、
「いっそ、経営はAIに任せた方がいい。」とは、
すぐにでも言い出しそうだが、
しかし、
会社は、会社の所有者が個人あるいは個人の集まりとしての人間なので、
それをやると自分がAIに追い出されるのは容易に分かるので一線は越えない。
しかし、政治の場合は、政治家は多数の国民が選出するので、
「いっそ、政治はAIに任せた方がいい。」をやっても、
政治家が追い出されるのが分かっていても、
自分・国民は別に追い出される訳ではないので、平気で一線を超える。
すると、
「いっそ、大統領は、AIに決めさせよう。」
「いっそ、AIに大統領をやらせよう。」
「いっそ、すべての役場、議会、行政を全部AIにやらせよう。」
「いっそ、人間が何をすべきなのかは全部AIに決めさせよう。」
「いっそ、この人間が生きていた方がいいのか、死んだ方がいいのかAIに・・」
「いっそ、人類が地球上に必要なのか・・・・どうか、AIに・・・・」
「いっそ、人類が必要なのかどうか、AIに・・・・」
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2025年03月15日(土曜日)
03.15. 雨の日の土曜日、10年後を想う完全なる妄想。
カーボンニュートラルは地球的レベルで避けては通れぬ宿命で、
今でも石油製品の消費は年率2~3%の率で減少しているのだそうです。
更に今後、EVやPHVの普及が進めば、
その減少スピードがどんどん加速していく事は間違いないでしょう。
20年前の給油所は全国に約60,000カ所あり、
現在の商業的な給油所(通称GS)約30,000カ所に減少しています。
昔のGSは石油製品からの収益の他に油外収益が豊富でした。
エンジンオイルが鉱物オイルであって耐久寿命が短く
1,500km~3,000㎞程度の短サイクルでオイル交換作業が必要であったり、
(今は化学合成オイルになって1万km以上の耐久)、
ラジエーターの不凍液の入れ抜きが春と秋に有ったり、
(今はL.L.C.で無交換、フリーメンテナンス)
他にも、車のメンテンス関係で燃料以外の収入が豊富にあったものです。、
それが、
自動車の進化と共にどんどんメンテナンスフリーになって、
油”外”収益の素が無くなって来て、
収益がほぼ燃料油だけになってきた時、
大量の燃料油を販売して収益を確保する為にどんどん大型GS化してきました。
1店舗当たりの販売量が大きくなれば、当然、店舗数は減少します。
さらに、自動車のエンジンの燃焼効率化と、ハイブリット車の普及で
燃費が昔とは劇的に上がったが、
自動車の台数が増加している事で、ある程度相殺されて
燃料油の販売数量はそれほど減少していません。
が、
それでもGSの店舗数は、GS店舗の大型化もあって、大幅に減少しています。
20年前の約60,000店から、今は30,000店舗に減少し、
更にサービススタッフのいるGSは、約20,000店舗にまで減少しています。
今後も、2035年迄に内燃エンジン車の製造をゼロにする施策が生きていたり、
燃料油販売量の減少は、着々と進んでいくことは違いないでしょう。
それと共に、GS店舗数の減少も進むことは避けられず、
特に人口密度の希薄なローカルにおいては、GSの数が非常に少なくなって、
住んでいる人達の不便が、既に大きな問題になっています。
燃料油の需要が減ってきたら、
その代替え動力である電力の補充、充電の需要が考えられるが、
電気というエネルギーの供給インフラは、
世界中の家庭の中、隅々に至るまで行き渡っており、
家庭のコンセントからの普通充電で、充電需要のほとんどが賄われるので
急速充電の必要性、需要はあまりなく、
費用的にもGSの代替えビジネスにはならない。
ビジネスにはならないが、必要性がゼロではないので有った方がいい事はいい。
減少しつつあるGS数の中で、
KeePerはいまだに求められるGSの油外収益として存在し続けています。
技術認定店KeePer PRO SHOPだけでも約6,000店舗余あり
このKeePer PRO SHOPを含むKeePer施工店全体で、
2024年6月期でのケミカル出荷金額から逆算して、
434億67百万円のKeePer関連売上があったと予測される。
さらに
2024年8月期のKeePer LABO運営事業が、
直営120店舗で111億81百万円なので、1店舗当り平均93百万175千円。
すると、新車ディーラーでの施工金額を引いても、
KeePer PRO SHOPとKeePer LABOだけで546億48百万円ある。
たとえば、
このKeePer LABOに1台のマルチ計量器が1台あって、
そこから年間1,000kl程度の化石燃料あるいは合成燃料が供給されて、
仮定として、さらに、
たとえば、いつも清潔な車を提供するLABO流カーシェアなどを組み込めば、
KeePer関連(洗車含)収益は年間40百余万円もあれば十分に収支が取れ、
健全な経営が出来るはずだ。
とすると、
現状のKeePer関連収益レベルでも、
1,400店舗以上の複合LABO店舗が成り立っ。
KeePer関連の売り上げは、この4年程度で約2倍になっているので、
この成長がもっと進めば、今の2倍程度になるのには10年まではかからない。
そうなると3,000店舗も見えてくる。
(もちろん、この辺まで来ると完全に妄想の域を出ないが)
ChatGPTに10年後の燃料油の供給量を聞くと、
約50%に減少すると答える。
EV、PHVの普及スピードを考えると、電力供給に燃料が相当必要なので
自動車への直接の燃料供給は30%くらいにまで下がるとすると、
今の規模でのGSは10,000店を切ってくるのではないか、
そうなってくると、
特にローカルの人たちが相当に不便して困っているはずだ。
その中で、
現在の単独のKeePer LABOの売上げの半分弱の
KeePer関連収益、年間40百余万円あって、
燃料油(化石燃料or化石燃料あるいは水素か?)が年間1,000kl余供給され、
二桁台数のカーシェアが運営されている
そんな新しい時代のモバイルベースが3,000店舗も稼働していれば、
かなり減ってしまって多くの人が不便をしていた給油インフラの、
ずいぶんの足しになるのではないでしょうか。
KeePerは、既に、嗜好品から日常的な必要品に進化している。
これがきちんと根付いて、
もちろん完全な妄想ではあるが、
こんな、今までにはなかったモバイルベースが出来れば、
KeePerは、街の日常風景になっているはずである。
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2025年03月14日(金曜日)
03.14. 真っ白のTシャツに一票も入らなかったのは意外でした。
私はキリスト教徒ではありませんし、
仏教徒でもなく、イスラム教徒でもない、ただの無信教ですが、
13という数字は、
イエスキリストが十字架に架けられる台への階段の段数であり、
西洋では不吉な数字の象徴だと聞いたことがあります。
しかし、なぜか、日本でも不吉な数字という事になっているようです。
それを越えた今日14日、
中日本のLABOを中心に47店舗の店長が集まっての店長会でした。
47店舗の店長が集まれば47人になるのは当たり前ですが、
全店舗147店舗の3分の1より少し少ないだけです。
それでも広いスタジオの中の席が埋まります。
改めて現在、全店で147店舗の意味を思い、
5年後には500店舗を目指そうかという事の意味を、
突きつけられた思いです。
47人の店長に、
新しい遮熱、放熱タイプのKeePerTシャツのデザインを投票しました。
真っ白のTシャツに一票も入らなかったのは全く意外でした。
思いもよらないことが起き続きます。
今度のテレビ番組「GT+KYOUJO」の提供場面。
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2025年03月12日(水曜日)
03.12.プロテクションフィルムと、KeePerコーティングとの優劣
たまたま目に入ったニュースに「小泉今日子(59)・・・」とあった。
小泉今日子と言えばあのキョンキョンが・・・59才・・・・ばぁちゃん。
時間が20年くらい急にジャンプしたような気がして
戸惑いを感じるのです。
そんな事がこの頃たびたびあって、
それは多分、自分自身の時間の経過の量に、
その事実に、私自身が、うまく認識出来ていないからではないだろうか。
事実と希望的感覚に、ズレが生じてきているのかもしれない。
あるいは自分自身が、時間の流れに逆らえない事にジレンマを感じているのか。
なんてことを言いながら、
仕事が始まってしまうと、そんなことはすっかり忘れで、
嬉々として仕事をやって仕事を楽しんでしまいます。
この72歳のジジイの谷は。
私は真剣に仕事を引く段取りを取ろうとしているのですが、
その実際の言動は、
いかにも、俺は仕事をやめないぞ、と言わんばかりです。
自分でもイカンとは思うのですが、言ってることは本当にダメです。
この本人は全く身を引く思考になっていません。
それはさておき、
プロテクションフィルムのラッピングと、
カーコーティングとの優劣についての話を、時折見るようになりました。
実は、これは、
もう30年も前から言われていたことなのです。
私が横浜で、誕生したばかりのカーコーティングを習っていた30年も前から、
プロテクションフィルムとどちらが優秀なのかと議論になっていました。
プロテクションフィルムは、
クルマの塗装を厚いフィルムで「飛び石」や紫外線などから強力に守ります。
それに対してカーコーティングは「飛び石」から塗装を守る事はできません。
だから、プロテクションフィルムの方が優れているという単純な論理です。
しかし、結論から言ってしまうと、
プロテクションフィルムと、カーコーティングは。
別の目的をもって作られた全く別の種類の物で、比べる事自体が無理なのです。
その膜の厚みで言えば、
カーコーティングはKeePer のように
一番ぶ厚い種類の物でも1ミクロンレベルで、
アンカー効果で塗装面に膜そのものが定着している。
そして、塗装表面の凸凹を埋めて平らにして「艶」を出し「撥水」して、
その膜厚で、紫外線や酸性雨などから守ります。
対して、
プロテクションフィルムの類は100ミクロンレベルもあって、
この厚みを持ったフィルムを、”粘着糊”で塗装面に貼りつけてあります。
その塗装レベルの厚みと柔軟性で「飛び石」から塗装を守ることが出来ます。
もちろん、紫外線や酸性雨などからも塗装を守ります。
クルマを人間に例えていえば、
カーコーティングは「衣類」であって、
プロテクションフィルムは「家」でしょうか。
人間にとってどちら暖かいかと言えば、「家」でしょうか。
だからといって、
人間にとって「衣類よりも家の方が保温に優れている」とは言わないでしょう。
もう一つ、面白い例を知りました。
今、KDDIのauショップで、携帯コーティング「モバイルキーバー」が、
ものすごい勢いで提供されていますが、
その実態を、KeePer TIMES3月号の
auショップの方へのインタビューで、初めて知りました。
auショップさんでは、
「”割れ防止”のガラスフィルム」を貼った上に、
「表面に塗って操作性を劇的に向上させるモバイルキーパーでコーティング。」
モバイルキーパーは操作性を劇的に上げますが、
ガラスの割れ防止にはなりません。
だから
「ガラスフィルムを張った上にモバイルキーパーでコーティング」です。
これが、お客様からものすごく支持されているという事です。
なるほどです。
二つのサービスがあって、それぞれに別の長所があれば、
その両方を使えば、その両方の長所が活かせる訳なのです。簡単です。
そういえば、これに似たことを、
ずっと以前からKeePerはやってきました。
スーパーGTなどのレースを走るレースカーには、
全身にフィルムが貼られています。
実際のレースカーのボディはカーボンファイバーで出来ているので、
そのままならば真っ黒なのです。
その黒いボディに、
美しいカラーのフィルムを貼ったり、スポンサーのロゴを貼ります。
その結果、皆さんが知っているような華やかなレースカーになります。
その上から、クルマ全体に「艶」を出してもっと美しくするために、
KeePerコーティング(主にEXキーパー)で、コーティングします。
レースカーはすごいスピードで走るので「艶」はあまり分かりませんが、
やっぱりEXキーパーで仕上げたレースカーは、すごくキレイです。
たまたま今日、テスト走行前の#38 KeePer CERUMOが、
EXキーパーのコーティング作業が行われた写真が送られてきました。
とってもキレイになりました。
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2025年03月11日(火曜日)
03.011. 本日の店舗プラン会議、扱い店舗数多数、なんと18店舗。
先日、階段の上り下りで痛めた足が、腰の痛みに来て、
とうとうコルセットを装着し始めてしまいました。
お会いした人たちは、私のことを元気だとおっしゃってくれますが、
やっぱり72歳(もうすぐ73歳)だけあって、ちょっとしたダメージが
すんなりとは治らず、かえって一時的にひどくなる傾向があって参ります。
元気そうに見えても、ちゃんと72歳です。きちんと老化しています。
今日は、午後5時過ぎから、
週に二回の「店舗プラン会議」があって、
いよいよ溜まってきた「直営新店舗」と「FC新店舗」、「物件検討」が、
今日進めただけで、なんと18店舗分もあった。
このシーズンはいつも忙しくなるのですが、
それにしても、いっぺんに18店舗は新記録物です。
しかし、各段階で1店舗当たりほぼ4回はこの店舗プラン会議に上がるので、
18店舗分上がったとしても、フィニッシュしたのは4~5店舗分だけです。
その中でも、
苦戦しているのが、KeePer LABO世田谷店の全面改装案。
この一等地に450坪もの広い土地は、
真剣に工夫しないと勿体ない。
これまでも、かれこれ10回以上もプラン会議に上がっていますが、
やっと、イメージブランが”らしく”なってきました。
ここから、具体的な作り込みが始まるので、
工事直前まで、あと、何回かはプラン会議の俎上にまた上がると思いますが、
やっとここまで来たという感じです。
このペースでいけば、
完成するのは、何年かかるか分かったものではありませんが、
そんな訳には行かないので、
ここから、プランに具体性を加えてながらブラッシュアップする段階なので、
意外と早く進みます。
出来れば、4月5月までには確認申請図面の形にまでして、申請し、
何とか7月には着工して、11月が12月の頭から新規開店したいものです。
新KeePer LABO世田谷店は、
3棟に分かれていて、
真ん中にすべての人に使われる「メイン棟。」
二列のブースの真ん中に象徴的な見物席兼渡り廊下がある。
アプローチ。このままでは狭すぎる。
左には「女性専用のブース棟。」おしゃれな雰囲気です。
右には「VIP棟。」、
各ブースが個室になっていて、
コーティングブースの一つ一つがT-REXブースの環境基準に管理されていて、
厳重に「室温」と「湿度」がコントロールされている。
主にEXキーパー以上のKeePerコーティングが施工される。
快適な個室のゲストルームが、各ブースに付属している。
新KeePer LABO世田谷店の全体像。
環八から見ると。
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