2019年05月14日(火)
キーパーラボで学んだ事① 奥村涼介
これは、私が、今から約3年前に、キーパーラボ世田谷店の店長を任せて頂いた時の学んだ事です。
はじめて店長として一つのお店を運営する事は、
想像以上に勉強になる事ばかりでした。
今までの仕事は、ある意味、決まった事を決まったようにする。
ミスがないように、不快がないようにする事だけを考えていました。
そうする事が、自分の仕事であり、何も問題がなければ
その日はOKな日でした。
それが、店長になり、自分で考え、行動をしなければ、何も変わらない。
何よりも一人で仕事する事は出来ないと痛感をしました。
仮に、自分が完璧な仕事をしたとしても、所詮はたった一人で、1日に出来る事は限られています。
それでも、出来る事をしていれば、ある意味満足感はありましたが、達成感はありませんでした。
大きな転換期は、12月の年末。1番の需要期です。
それまでは、自分がすべてやる。と決め。
朝から晩まで仕事をし続ける事で、何かしなければいけないと思う事から逃げていたと今は思います。
しかし、12月はそうはいきませんでした。
ものすごく嬉しい事に、受け入れきれない程のお客様がご来店され、
対応に追われる毎日でした。
12月はお客様が1年で1番キレイにしたいと思う月。
1台残らずお任せ頂いた車はキレイにして、来年も来てもらいたいと強く思った事を覚えています。
物理的にすべてのお客様を、お車を、施工をする事は出来ないので、
スタッフに任せるしかなかったのです。
当時はとても怖く、嫌な事の一つでした。
なぜなら、そのスタッフが何をどう話、どう施工するか、把握できない場面が必ずあるからです。
もし、お客様に失礼な事を言ったら、見当違いな対応をしたら、車がきちんとキレイになっていなかったら。
そう考えるだけで、居てもたってもいられず、現場を走り回っていました。
この思いは、当時のスタッフにも言っていません。
ですが、本音です。とにかく怖かったです。
自分の思いとは裏腹に、時間は流れ、12月は終わり、ご来店も落ち着いた頃、
ふと、店のこれからを考えました。
本当にこれでよかったのか、まだ出来る事があったのではないか。
今更やった所で。はいったん置き、ただひたすら考えました。
結論は教育でした。
スタッフの対応が、言葉が怖いのは、私が教えていないから。
それから私は、一人ひとり、ロープレを行っていき、同時に施工で不安な事、苦手な事を聞いて、教えていきました。
そうしていくうちに、スタッフが宝になり、お客様への対応も何も怖くなくなりました。
むしろ、スタッフから、わからない事、困った事があった時、素直に私に聞いてくれるようになりました。
その時、私はスタッフと一緒に成長する事が出来、スタッフが出来ない事が出来るようになって、私は達成感を得る事がありました。
その感覚が忘れられなくて、一人でガミガミ文句を言わずに、みんなで、解決する。
みんなの意志を聞く事を学びました。
一人ではなにもできない。
それがキーパーラボで学んだ一つです。
Posted by 広報 at 18時05分
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