2022年10月29日(土)
初めてのベトナムへ訪問【賀来】
今週は初めてベトナムへ訪問する事となりました。
もちろん仕事です。
約2年前(コロナ感染拡大前)にベトナムの地で
コーティングと洗車の専門店を出店した、
エネックスベトナムさんが運営しているベトナム1号店のプロショップの視察、
そして中長期的に見たときに、海外事業の展開を考える上で、
ベトナムの地が候補地として上がっているので、
実際に現地をしっかり見ておくべきと考えたからです。
出発は、10月26日18時予定だったが、今回も3時間の遅延。
毎度毎度の遅延・・・・・・・で21時出発
約5時間50分の旅を経て、翌10月27日0時50分到着。
ベトナムはこんな距離感です。
翌日は、朝早く起きて散歩。
第一印象は「とにかく人が多い事」、
「原付バイクが多い事」「意外と高額な車が走っている事」など、
経済が活発に動いている事を感じる。
約50年前の日本の昭和時代という感じと言ったほうが伝わりやすいでしょうか。
そして、目につくのは若い人の多さ。
20代を中心に、10代~30代という感じです。
調べてみると、ベトナム人の平均年齢はなんと約30歳。
全人口のうち、およそ60%が30歳以下、それだけ労働人口も豊富という事。
国にパワーが漲っている。
ちなみに日本は平均年齢約45歳。
さて、一番大切なのは、そんなベトナムにコーティングと洗車の需要はあるのだろうか。
町には、高年式の車が沢山走っているが基本的には車は汚い。
車の走っている数に対して、洗車をするところが少ない。
そう考えると、車が汚いのが気にならないのか?
それとも洗車をやる所がないのか? のどちらかだ。
そんな疑問を感じつつ、まず一つ目の仕事である、
2年前にオープンした、キーパープロショップの店舗へ行く。
前情報で実績は聞いていましたが、もう一息という感じです。
何か改善事項や問題があるのだろうか?
首都ハノイにから、車で約2時間走って、
ハイフォンという場所にある。店舗はイオンモールの中、地下駐車場にあります。
ちょっとわかりずらい場所であった。
店舗ハードを見たうえで、細かい数字を見てみました。
そうすると大きな問題が浮き彫りになりました。
新規来店数は十分あるのですが、このビジネスの生命線でもあるリピート率が低いのです。
という事は、技術力が低く品質が低いが考えられる。
もう一つは、受注や引き渡しなどの接客に問題があるはずだ。
早速、技術研修と接客を見せてもらいました。
致命的ではなかったですが、「品質」「接客」のどちらも改善すべき点がみつかり、
すぐに修正をしました。
やっぱり、現場に行ってみないとわからない事が多数あるものだ。
日本と同じイオンモール内。
でも平日からか店舗内は閑散としており、
海外で大成功しているユニクロが苦労していると聞いた。
ここは疑問点。
そして、翌日は首都ハノイに戻り、洗車の店を営む店舗に訪問してみる。
看板には日本で研修を受けたスタッフが、
日本のケミカルを使ってサービスを提供しているという。
しかし、ケミカルはベトナム製、作業は教えてもらった人が1人いるだけで、
基本的にはみんな我流。
洗車価格は日本円で300円~500円くらい。
15年前くらいに行った、中国の洗車サービスと似ていた。
もう1店舗は、中古車販売と車の整備、板金、カーコーティング、
洗車などアフターサービス全般を提供している店舗へ。
現在は、日本でいう磨屋さんと一緒で研磨に大きな時間を使っており、
高額のためほとんど売れていないという。
折角なので、KeePerの製品を日本と同じような説明すると、
非常に興味を持たれておりました。
とは言っても、製品を販売する事だけをやっても長続きはしない事は理解している。
やっぱりサービス店舗を展開しなければ。
今回の訪問で、わかったことは
「間違いなくこのベトナムでのコーティングと洗車事業の需要はある」
という事。
ハノイ中心地を歩いてみると、日本にもまったく引けを取らない、
ビンコムセンター モール。日本のららぽーとという感じか。
少し歩くと、こんな光景が。貧富の差が激しい。
住宅街の中にある線路。電車が通るらしい。
これまた凄い。歩道で勝手にニワトリを飼っています。
こんな3輪車も健在です。
水牛
ベトナムには、日本企業が進出しているが、
成功している店舗も多くあるが、
カーディーラーやガソリンスタンドなどの展開は、苦労しているという。
あとはどう進出しているかがポイントであり、
会社に戻って社内で議論しながら進めていきたいと思う。
もうひとつ感じたことは、走ている車のメーカー
一番売れているのは、韓国の「ヒュンダイ」
2位は、日本の「トヨタ」
3位は、ベトナムの「ビンファスト」
今年から電気自動車しか製造していない。
かっこよくて、ビンファストが走る光景を沢山見ました。
海外輸出も進んでおり、日本の車メーカーにとって
脅威になることは間違いないのだろう。
ビンファスト用の電気自動車の専用の駐車場。
ガソリンの計量機みたいのがありますが、全部充電設備。
1台に1基の充電器。
車を売ると同時に、充電設備も充実させる。
これは将来のあるべき姿か。
このベトナムは、今後大きな拡大をすることは間違いなと感じた。
賀来聡介
Posted by カテゴリー無し at 17時10分
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