谷 好通コラム

2001年10月25日(木曜日)

259話 ドイツの1.2日目

ドイツ、ミュンヘンから北に50kmぐらい来たところに
NEUBURG(ノイブルグ)という町があって
そこに、今回の目的であるSONAXの本社であり工場がある

 

名古屋空港からフランクフルト空港
45分のアクセスで、フランクフルトからミュンヘンに飛び
そこから、車でアウトバーンを通りノイブルグに向かう
初めてのドイツ
道中の景色は北海道の帯広を思わせた
広大な畑に
白壁と、赤茶色の瓦
犬山の“リトルワールド”で見たことのあるドイツバイエルン地方の農家の家
それが、どの家を見ても版を押したように同じ造りだ

 

ドイツの高速道路“アウトバーン”は
どこをどれだけ走っても無料
3車線が基本で、制限速度なし、見事なまでにフラットな舗装で
そこを200kmで走る
ホントに200km!以上で走る
乗せてもらった車は、BMWの5シリーズボディーのディーゼル!
アウトバーンとドイツ車の関係については、カルチャーショックがあった
これについてあとでまた1話、別に書きたい

 

目的地に着いたのが現地時間で午後5時ぐらい
日本時間で午前0時
ノイブルグの町は、まるで、おとぎばなしをそのまま現実にしたような
女の子ならキャアキャア喜びそうな、メルヘンそのものの町であった

 

 

ホテルは、“HOTEL am FULS”(川の畔のホテルという意味)
ドナウ川の畔に建っている、こじんまりとした小ぎれいなホテル

 

そこで、その日4度目食事をしたり、インターネットの接続に四苦八苦して
色々やっているうちに午後10時(日本時間午前5時)
フラフラになりながら、とりあえず寝る

 

翌朝7時に起きて
9時より、仕事の第一日目

 

SONAXの工場は、玄関に日の丸を掲げて私たちを歓迎してくれていた

 

 

SONAXとは、ドイツ最大の自動車ケミカルのメーカーで
ドイツ国内では50%以上のシェアを持っている
世界にも広く輸出していて、F1のB.A.Rホンダのスポンサーもやっている
工場は、歴史のある会社だけあった古いものだが
生産設備は、想像以上に近代化されたすばらしいものであった
日本では、あまり知名度は無いが
世界的なメーカーの一つであることは間違いない
“SONAX”についても、詳しく別の話で書く

 

そこで、かなり色々なことがあって、それなりに充実しながら
午後5時半終了
7時から近くのレストランで歓迎のディナーがあって

 

 

完全にグロッキー状態になった
午後10時過ぎに、倒れこむように寝て

 

今、これを書き始めたのが現地時間午前5時過ぎ
日本時間では午後2時過ぎだろう

 

ドイツでの1日目も、2日目も
あまりにもたくさんのことがあった
カルチャーショックの連続で、コラムにすれば10話以上のことが
次から次に起きて
写真もほとんど撮れずに、バタバタと過ぎた
時差にも慣れて、気持ちにも余裕が出来たら一つ一つ書いていきたい
いずれにしても、来て見て初めて分かったことばかりで
思い切って、来て良かったと、つくづく思っている

 

あと2時間ほどで3日目の日程が始まる
何があるやら、ワクワクである

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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