谷 好通コラム

2004年05月08日(土曜日)

951話 ドタキャン大歓迎

ゴールデンウィークが終わって、またいつもの生活が始まった。
と思う間もなく、
仕事と色々な出来事が押し寄せて来て、
うっかりすると、そのジタバタの中に埋没してしまいそうになる。

 

毎日毎日が忙しく、
時間が足りなく感じ、
自分が与えられた時間の中で、
仕事をこなせない自分の能力の低さに腹が立ってくる。

 

しかし、思うに
仕事とは量をこなすよりも、その仕事の方向が
自らが目指すあるべき姿、つまり自らのビジョンに
着実に近づいていく方向にあるかどうかの方が大切であって、
舞い込んで来る仕事に忙殺していたのでは、ただ単にバタバタしているだけで
仕事本来の目的から大きく逸脱している場合が多い。

 

行こうと思っている方向に向かうためには、
自らの思考の方向と行動の方向を、
自らが決めていくような姿勢を持っていなくてはならない。
具体的には、自分のスケジュールを、自分の主体的な目的を持って
自らが組み上げていくという事になる。

 

もちろん、外からの要望に応えることも大切な仕事である。
自らに人からの要望が与えられるという事は、
自分が人から必要とされていることに他ならないので、これはありがたいことである。

 

しかし、その要望に対して
自らのスケジュール、
つまり自らの時間の大半を受動的に委ねてしまっていたのでは、
そこに自らの主体的な目的が入り込む余地が無くなってしまい、
結果としてその行動全体は、
自らの主体的な目的を持っていない事と同じになってしまう。

 

主体的な目的を持っていない者は、
その欠如によって、その存在そのものが魅力あるものではない。
目的なき存在は、その存在そのものが受動的なので、
受けるばかりで与えるものがないからだ。
与えるものを持っていない、受けることしかしない者は、
その人に何を要望しても与えるべきものを持っていないのだから、
人から要望を与えられることも無くなって来る。
つまり「役に立たない人」「要らない人」に成り下がってしまうのだ。

 

そう言いながらも、私のスケジュール手帳の5月のページは、
もう、ほぼ埋まってしまっている。
自分の意志で入れた予定はその中の約三分の一
10日分はもう1ヵ月以上も前に、自分で入れたスケジュールだ。
そのおかげで自分の意志を持った行動が、
あるレベルで確保されている。

 

自分の将来は、自分のあるべきと考えた姿でありたい。
それが私の意志であり欲求である。
だから、あるべき姿に進むための行動をとりたい。
だから、その行動を取る為の具体的なスケジュールは、自分の意志で作っていく。

 

そろそろ6月のスケジュールの骨格を考えていかねばならない。

 

しかし、いくら早めにスケジュールを組み上げて行っても、
キャンセルは必ずあるし、最後までスケジュールが入らない場合もある。
そんな時はとっとと遊びに行けば良いのだ。
今回のグァム行きも4日前に急遽決めたもので、
遊びは土壇場に決めても、“もうけもの”でけっこう楽しいものだ。

 

ドタキャン大歓迎。
私は嬉々として遊びに行くのだ。

 

※グァムの私のふるさと
「ウェスタン フロンティア ビレッジ」
行くと、みなさんが「お帰りなさい」と迎えてくれる。
http://wppmedia.co.jp/gml/original/wfv/index.html

 

入り口から入って、すぐにウェスタンテイストのアクセサリーが並ぶ。
好きな人にはたまらない。

 

 

一番奥にシューティングレンジがある。
アメリカ警察の射撃訓練場に準じたハイクォリティな設備
メンテナンスも最高だ。
今回の記録は「449点」ギネスであった。(^_^)

 

 

レンジの気のいいインストラクター達

 

 

かわいい奥さんとスタッフの人達

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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