谷 好通コラム

2005年02月13日(日曜日)

1118.カゼ・オオカミ少年

昨日、風邪を引きそうだと、さんざんこのコラムで騒いだが、
あいにくまだ熱は出ていない。
今日も体温計を、かなりの時間、口にくわえたが、
5分後に36.2度、20分経っても36.8度からどうしても上がらない。
タンは朝のうちは喉に絡んだが、膿の色にはなっていない。透明だ。
電話に出ると、最初ちょっと咳き込むのが風邪らしい症状と言えば症状だが、
残念ながらタバコはうまい。
風邪はどうやら引っ込む方向のようである。

 

ご心配をおかけしました。

 

そう言えば、
11月の末にも、「1052.風邪を引いたか?」とコラムで騒いでいた。
本人は忘れていたが、確かに書いてあった。
そして、この時は「富士山を見たので、直ってしまった。」などと、
訳のわからぬことを書いているが、
今回は何が原因で直りそうになっているのか、よく解らない。

 

しかし、それなの努力はした。

 

昨日の夜は珍しく夜10時ごろ寝た。
いつもは12時前には決して寝むれないのだが、昨日は寝ることが出来た。
だから、今日は9時間は寝たことになる。

 

それに、
昨日の昼、池本部長が
「風邪の引きかけはこれが一番ですよ。」と、
栄養ドリンクと、風邪薬を一緒に飲ませてくれた。
私たちの年代にはみな
なぜか栄養ドリンク+風邪薬が特効薬ということになっているのだ。

 

いつも夕食時にローカロリー缶ビールの350mlを2本飲むのだが、
昨日の夜は、500mlの缶ビールを1本で我慢した。
寝る前には、
かなり前に歯医者さんがくれた「化膿止め」の薬=抗生物質を飲んだ。
風邪の原因がウィルスであるならば、
抗生物質が一番効くはずだし、
風邪用の抗生物質でも、歯医者の化膿止めでも大して違いは無いと思って飲んだ。
(多分大丈夫であろう)
漢方の苦いお茶のような風邪薬も一緒だ。

 

今日は東京に向かうが、今回はコートを持っていこう。
薄手のウィンドブレーカーで片手フリーという作戦はもうやめる。

 

今使っているコートは、親父が生前に使っていたコート。
言ってみれば形見のコートなのだが、
デザインは古くてかっこ悪いかもしれないが、ウール100%ですごく暖かいのだ。
(息子はカッコいいと言っていた。)

 

グリットの吉田君が
「発症後48時間以内に病院に行けば、確実に直るそうです。」と、
どっかの映画に出てくるようなことを言うが、
病院は・・・・・。

 

でたらめな対策ばかりのような気もするが、
あれやこれやしているうちに、
風邪なんかバッチリ治ってしまいそうな気がしてきた。

 

しかし、
風邪をひきそうだ、ひきそうだと二回もこのコラムで騒いで、
結局、本格的な風邪にならないまま元気になってしまうと、
「オオカミが来た。オオカミが来た。」の
オオカミ少年ならぬ、
「風邪をひきそうだ。風邪をひきそうだ。」の
“風邪ひき・オオカミおじさん”になって、
本当に風邪をひいても、誰にも相手にされなくなってしまいそうだ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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