2008年12月12日(金曜日)

2086.私の少年の心がなくなる?

何日か前だが、「タムタム」という主に大人が行く大繁盛のおもちゃ屋に行った。
そこは今評判の店で、
日本中にあるラジコンとかプラモデルやモデルガンがほぼすべて揃っていると言っていい。
広い店内には少年の心に返って目を輝かせている大人でいっぱいだ。
私は、子供のころ戦艦とか戦闘機とかが大好きで、
安いちっぽけなプラモデルをいっぱい造ってワクワクしていた。
「戦艦 大和」「武蔵」「長門」「陸奥」「ビスマルク」「重巡洋艦 最上」「金剛」「愛宕」「空母 赤城」
「ゼロ戦」「隼」「紫電改」「飛燕」「震電」「雷電」「スピットファイア」「メッサーシュミット」「グラマン」
ああ、子供の頃に憶えた戦争の兵器たちの名前がまだいくらでも出てくる。
しかし、大人になって戦争がどういう意味を持っているのか知ってからでは
いまさら戦争道具に夢中になる気にはなれない。
帆船とか、お城のプラモデルもあるが面倒くさそうだ。
フィギアにはまったく興味もなにもない。

 

大人になってからモデルガンに夢中になった時期があった。
しかし、目の前にある何十種類ものモデルガンを見ても、
今はまったく興味がない。
十年位前にグァムで本物の拳銃での射撃に夢中になり、
何回か通ったことがあって、今では私は射撃が冗談ではなく上手い。
何度も実物を撃ったことで、モデルガンにまったく興味がなくなってしまったのか。
サバイバルゲーム用の道具もいっぱいあったが、
私には変にしか思えない。

 

二十年ほど前ラジコンがやりたくて模型飛行機を作ったこともあったが、
広い場所で実際に飛ばしたら、グ～～ンと空に上り、
ものの5秒で急降下、コントロールする間もなく田んぼに激突して大破してしまった。

 

つい一年前にはラジコンヘリコプターを買って、
嬉々として飛ばしたが30秒ほどで池に落ち、二度と動かなくなった。
空を飛ぶラジコンは、落ちると、壊れるので
不器用な私には合っていない。

 

空を飛ぶラジコンに懲りた私には
地面を走るラジコンがいい。
ラジコンのレースカーもあるが、
本物のレースカーでレースをやっていると、
いまさらラジコンで、レースのようなことをやりたいとは思わない。
しかしラジコンレースカーの中に「ゴルフGTIカップカー」があって、
嬉しくなってしまったが。

 

戦車のラジコンもあったが、
何十トンもあるはずの戦車がちょこちょこ走るのは興ざめだ。
それにセンシャは、戦車より、洗車の方がいい。(おじんギャグである)

 

で結局、買ったのがこれ。
メイド イン チャイナで10,720円。
私はブルドーザーには乗ったことがないので面白そうに思えたが、
ゴトゴトと動かしても、動きが単純で10分で飽きてしまった。

 

 

私は少年の心を失いつつあるのかな・・。

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