谷 好通コラム

2013年08月09日(金曜日)

8.9.相手が何であろうと譲れない立場がある。

相手が友達であろうと、恩人であろうと、何であろうと、
お互いに必ず立場が違うのだから、
時には相手にとって困ることであっても、
自らの立場と存在にかけて、NOと言うべき時があるはずだ。

 

今日は68年前の長崎に原爆が落ちた日。
人類としていかなる時でも原爆を使わないという宣言が、
アメリカにとって困る部分があるので、
共に署名を拒否した日本政府は、
日本が、ただ一つの被爆国という絶対に譲ることの出来ない立場を忘れている。

 

言いたいことが山ほどあっても、
私はこのブログで政治的なことは言わないようにに決めているが、
これは政治を超越し、人類の存続に関わることだ。

 

原爆は、
いかなる状況であろうと、
いかなる事情があろうと、
いかなる時であったとしても、
一度でも使ったら、人類が滅びる可能性は限りなく大きい。

 

政治がどうであろうと、何であろうと、
絶対に、原爆を使って正当と言えるような時は、永遠にない。

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2013年08月09日(金曜日)

8.9.わざわざ書かないほうがいいこと

半田に行く道端に、
ちっぽけな「串焼き屋」さんがあります。
いっぱい飲み屋さんなのでしょうが、
「持ち帰り」にも力を入れているようです。

 

焼き鳥とかネギマとか、
串焼きの専門店なので、
食べたらきっと美味しいだろうと思います。

 

私はこの串焼き屋さんで何も買ったことはないのですが、
今日、たまたま見たら、
「当分の間休業します。」と貼り紙がしてありました。

 

 

「そりゃそうだよな。お客さん来ないよ。こんなこと書いてたんじゃ」と、
私は思わずつぶやきました。

 

事実なのだから、
その通りに書いても悪くはないのだが、
書いて、かえってお客様が引いてしまうのなら、
書かないほうがいいのでしょう。

 

 

この場合、
「ひよこ姿焼」なんてものがあるとしても、
そのまま書くからお客様が引いてしまうわけで、
「やきとり」と書いておいても別に良かったのではないでしょうか。

 

 

事実ならば何でも言えばいいものでもなく、
あるいは書けばいいというものでもない。
言わず、書かず、
そっとしておいたほうが、
不必要な不快を抱えこませずに済むこともあるものです。

 

そもそも「ひよこ姿焼」と書くと、
何か良いことでもあるのでしょうか。
これを「やきとり」と書くとウソを書いている事になるのでしょうか。

 

でも、ひょっとして再び店が開いたら、
一度入って、食べてみたいと思います。
どうせまたすぐ閉まってしまうでしょうから、
手早く行かねばなりません。

 

でも「うなぎ」と「ドジョウ」は食べたい気はしますが、
「ひよこ姿焼き」なんてものは、
その文字を読ん、食べたいとは思わないし、
その味も、食感も、想像したくありません。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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