谷 好通コラム

2021年03月07日(日曜日)

3.07.まだ閉め続ける展示館と、見事に復活したお好み焼き店

今日は私の苦手な休日です。
しかし先週は連日びっしり詰め込んだ会議とインタビューでかなりくたびれたので、
気分転換のつもりで、
1時間半くらい所にドライブをしました。
家族が行きたいと言ったある私設の展示館に行ったのです。

 

午後から走って行ったのですが、
行ったとたんに休館しているのが分かりました。
貼り紙には「新型コロナウィルスが‥‥」と書いてあります。
何があったのか何も知りませんが、
まだ閉め続ける理由が新型コロナとは、ちょっと無理があります。
ここに至って、コロナの為に休業とはこじつけでしょう。

 

せっかくここまで来たのだからと思って、
急遽検索して、やっと”らしい所”を見つけて行ったのですが、
残念ながら入ることが出来ませんでした。やはりコロナがらみでしょうか。

 

がっかりして地元大府に帰ってきて、
晩御飯に、いつものお好み焼き「いろり」に行きました。
「いろり」は数か月前、契約していた広い駐車場を失ってしまい、
客にとって大変不便になり
新型コロナ禍での外食離れもあって
気の毒なくらい店が暇になってしまった時があったのです。
しかし、慰めと励ましの声を掛けても、
親父さんは「ごめんね、不便になっちゃって。」とだけ
明るく笑顔で元気に言っていました。
絶対、負けない。という意味でしょう。

 

しかし今日、久し振りに「いろり」に行ったら、
ビックリするくらいお客さんが入っていて、待ち客まで何組かいて、
しかもテイクオフの注文も次々入ってきて、
親父さんと二名のスタッフさんはてんてこ舞いで忙殺されていたのです。
一体何があったのでしょう。
と言いながら、今日、私たちも実際に「いろり」に来ています。
何故かと言えば「おいしいから」です。
それに前来た時に親父さんが元気だったので、気分良く来れたのです。

 

コロナ対策さえすれば、
閉めている必要はないのに、
どういう訳なのか閉め続けていた展示館で、私たちは心が湿ってしまった。
しかし
駐車場を失い外食離れもあって一旦は客が激減したが、
決してあきらめずに「おいしさ」を守り、
元気に明るかった親父さんたちのおかげで、
見事に復活した「いろり」で、私たちも満腹になって、幸せになれたのです。

 

私たちもこうあらねばと思ったのでした。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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