2023年09月19日(火)
ホンダ17号車の失格理由【賀来】
日曜日にアップしたブログで、
「ホンダ17号車が失格になってしまった理由は?」と質問を頂きました。
「レース後の再車検で、スキッドブロックの規定違反が認められたのです」
と書いてあったのですが、専門用語すぎ?
私もよくわかっていなかったので教えてもらうと
「スキッドブロックとは、車体の底面に取り付けられた板状の部品」
ようは車の車高を下げさせない部品。
車高を下げると何が良いとかというと、
ダウンフォースが効いてストレートスピードが上がったり、
コーナースピードが上がるのです。
今回は、レース前の車検をクリアしたのですが、
レース中に規定違反になるほど削れてしまい、
さらに再車検の対象となってそれが発覚してしまい、失格となったのです。
残念。
賀来聡介
2023年09月17日(日)
2023年GTの第6戦 ランキング争いが過激に【賀来】
*17号車失格になりました。残念‼
本日9月17日、2023年スーパーGTの第6戦が、
宮城県のSUGOサーキットにて開催されました。
第6戦となる、この大会はウエイトハンディが一番効いている大会です。
なのでポイントランキング1位とか2位のドライバーは
100kgぐらいのウエイトを積んでおり、ほぼ勝てない、
というより上位に行けないぐらいのハンディを負います。
次戦7戦はウエイトハンディが半分になり、
最終戦である8戦にはイコールコンディションとなり、
全車両がノーウエイトとなります。
このように、スーパーGTは、
ゲーム性が強く誰でも勝てるチャンスがあり、
ポイントランキングが混戦になるのが人気となるポイントです。
GT500クラスのここまでのランキングは、
トヨタ14号車は、ランキング4位
ホンダ 17号車は、ランキング6位
トヨタ 37号車は、ランキング14位
なので、今回のレースは圧倒的に37号車がウエイトが軽く有利になる訳です。
GT300クラスのここまでのランキングは、
スバルBRZ 61号車は、ランキング9位
ウエイトも少なく、BRZが大得意なサーキットであるSOGOは、
期待も大きく練習走行でもトップタイムを叩き出していた。
さて予選結果は、
GT500クラスは、
ホンダ 17号車は、ホンダ強し、ウエイトハンディをものともせず、
コースレコード樹立の3位。
トヨタ37号車は、マシンの軽さを生かして6位
トヨタ14号車は、速さはあり最終コーナーまで
トップタイムで行くもコースアウトしてしまいQ1で敗退し9位
GT300クラスは
BRZ 61号車は、大得意のSUGOでしたが
ポールポジションを獲得出来ず3位。
今回のレースで優勝出来ないと事実上シリーズチャンピオンがかなり遠ざかる。
さて決勝は、300Kmのレース。
このコースは抜きにくく、
淡々とレースが進むもマシントラブルもあり、
30週の途中経過で
GT500は、
ホンダ17号車が、1位から10秒離されているが2位
トヨタ14号車が6位
トヨタ37号車が8位
GT300の61号車は決勝のスピードがなく、ズルズル順位を落とし6位走行。
ここでホンダ100号車がホームストレートにて、
大クラッシュ発生し赤旗中断。
マシンが粉々になったので会場に緊張感が走りましたが
ドライバーは無事でした。良かったです。
1時間後再スタート、
ここで俄然面白くなってきたのがトップ争い。
ホンダ17号車は、ウエイトハンディを物ともせず、
果敢に攻める。残り7周でトップを奪い、独走態勢へ持ち込む。
そのまま「17号車. Astemo NSX-GT」は 念願の今期初優勝‼
最終結果、
ホンダ17号車 優勝
トヨタ14号車 7位
トヨタ 37号車 11位
スバル61号車5位
2023年09月10日(日)
バックヤード〇〇【賀来】
バックヤード店長とは、名前の通りバックヤード、
いわゆる休憩するスタッフルームにて、
事務仕事のような事をしている店長です。
多くの現場仕事をスタッフに任せて、
忙しい事など、必要な時のみ現場に出てくる店長です。
このような店は何が起こるかというと、
まずは店長がお客様の事が見えなくなるので、
現場がわからなくなっていく。
スタッフから不平不満が出るので、
当然チームワークは乱れます。
結果、店舗の実績は下がる一方です。
営業にもあって、バックヤード所長(マネージャー)。
自らが計画し、動き仕事を作らなければならないのに、
勘違いし部下の仕事を管理して、
スタッフに「なんで仕事が出来ないんだ」と部下を責める人。
もしくは所長が動かず(汗をかかず)、
仕事をしているスタッフを褒めて使う人。
これは上手く行きそうだが、すぐにダメになっていく。
いつでも、まずは自ら動く「プレイング」でなければ始まらない。
今週はLABO会議、営業会議と3日間会議が続いたのですが、
3日間ともバックヤードが見え隠れしている部署は、
実績が悪かったり、悪くなる傾向があった。
逆を言えば、自らプレイングしている部署は、
今後大きく飛躍する事を感じさせる手応えも十分あった。
と、ここから話はまったく変わって、
週末は平川亮選手の応援に、
初めてWorld Endurance Championship(通称 WEC)に行きました。
初の国際レース。
やはり日本のレースとは違うワクワク感がある。
さて、レースは、第2スティントを任された平川選手は、
一時はトップと15秒以上離されて3位走行でしたが、
怒涛の追い上げで1位まで巻き返し。
無茶苦茶カッコ良かった。
レースでは残念ながら、2位となりましたが
富士では1番速かった事は間違いない。
賀来聡介
2023年09月02日(土)
五味 さんが、KeePer技研の本社に来てくれました【賀来】
五味さんと言えば「EXキーパー」の愛好家で、
自家用に4台も施工してくれています。
始めてお会いしたのは、EXキーパーが出た時に、
モータージャーナリストで今一番の信用度と人気がある五味さんに、
EXキーパーのYoutube撮影依頼をしたのがキッカケです。
この方は、嘘は言わない性格でいい物は良いという、
ダメなものは駄目と言う人。
今までコーティングの動画も作った事があるようですが、
気に入るものがなかったそうです。
しかし、EXキーパーの独特な質感と自浄効果にほれ込んだとの事でした。
Youtube動画「Eカラ豪LCでEXキーパーを試す‼艶とツルツル感に感動」が
公開されると、効果絶大で、全国のKeePerプロショップ・キーパーラボにおいて
五味さんの番組登録しているユーザーから、
多くのEXキーパーの注文がありました。
そんな五味さんですが、お話しする中でKeePerは特に新車市場において、
もっと拡大出来ると、策を考えて提案をしたいとの事。
それは大変光栄であり、次回の提案を大きく期待したいと思います。
さて、折角来ていただいたのでと、
一緒に近くのウナギ屋に行ったのですが、話していてビックリしたのですが、
元スーパーフォミュラーF3のプロドライバーで、
元トムスドライバーでありKeePer号を走らせた事もある、
伊藤大輔さんと争っていたようだ。
しかしレース中のクラッシュで肩に大怪我を負い
2000年にレースから引退。
その後は、BMWのマーケティングやドライビングスクール講師、
セールスマン研修でのインストラクターとして働いていたと言われていました。
こりゃまた凄い人だ。
もうすぐフェラーリにEXキーパーを施工した動画が公開される予定です。
これまた楽しみです。
賀来聡介
2023年08月27日(日)
GT鈴鹿戦 ピット作業によって順位が決まる【賀来】
本日8月27日、2023年スーパーGTの第5戦が、
鈴鹿サーキットにて開催されました。
しかし、今年のGTは結果が「ぱっと」せず、
フルカラーが無いのも影響してか
「スッキリしない」といった方が良いかもしれない。
さて予選結果は、
GT500クラス
ホンダ 17号車は、ホンダ強し、
ウエイトハンディをものともせず予選3位と決勝が楽しみ。
トヨタ14号車は、トヨタ勢は鈴鹿が苦手なのか?
Q1で敗退し11位という結果
トヨタ 37号車は、スピードがなく14位という結果
後に聞きましたが、ホンダ勢は予選スペシャルタイヤを使っており、
予選上位を占める結果となったようだ。
逆にトヨタ勢は決勝を見据えて予選を固めのタイヤをチョイスしたので、
予選は下位になってしまったようだ。
この作戦はどう結果が出るのか?
そんな戦いがあるのもスーパーGTの楽しみでもある。
GT300クラス
BRZ 61号車は、圧倒的な速さでポールポジションを獲得。
今年はついていなかったが、いよいよ今シーズン念願の1勝目が見えたか。
さて決勝は、気温36度の灼熱の暑さの中で開催。
さらに450Kmの長丁場レースなので、
ピットインして2回のタイヤ交換と給油が必要になってくる。
レース中の速さも重要だが、ピット作業時間(タイヤ交換・給油)の
早さがとても重要になってくる。
そうゆう意味では、今回の決勝はGT500 14号車は
ピットイン作業が完璧であった。
レース中のタイムは思いのほか伸びなかったのですが、
作業時間が早い早い。
1回目のピットインで、10位→6位
2回目のピットインで6位→4位まで上がったのだ。
そのまま4位でゴールしたが、失格車両が出たので3位入賞。
貴重なポイントゲットとなった。
逆に、ピット作業で失敗したのはGT500の17号車。
レース中の速さがあり、一時はトップを走るも
ピット作業での時間をとってしまい、
ジリジリ順位を落としてしまい、
最後は4位となってしまった。優勝も見えていただけに残念。
そして、GT300の61号車は、レースラップは圧倒的に速く、
スタートから後続を離し独走状態に入ったが、
ピットに入るたびに順位を落としてしまい、
3位入賞したが、チームは優勝を狙っていたので、少し残念な結果であった。
今シーズンは、まだ優勝がない。
やはりレースの目的である「勝つ」を早くみたい。
スーパーGTも残り3戦。
9月17日 菅生戦
10月15日 オートポリス戦
11月5日 茂木戦
楽しみは最後にとっておこう。
さて、今週はラーメンではなく「お好み焼き」
広島営業所の近くにある「キャベツ」という店。
店舗名と同じく「キャベツ」の焼き加減がうまいので、
小麦粉生地とヤキソバが絶妙な味を引き立たせて、ほんと美味いです。
超オススメ店です。
賀来聡介