谷 好通コラム

2015年08月21日(金曜日)

8.21もう一歩踏み出すために解決すべきこと

永遠のテーマですが、
もう解かってしまった人との闘い。は、
一つの区切りとなるような大きな成功の後には、
より強固な抵抗として立ちはだかります。
“成功”は人に大きな自信を与えます。
その自信が、外から入ってくる新鮮な発想を、
もう解かっているから不用として拒み、
それを理解せず、
自信に溢れた旧態然が続くことになります。
これで、もう進歩はありません。

 

本当は、一つの区切りとなるような成功を収めたのですから、
成功したその事業は、新しいチャンスが降り注いで、
新しい次元の進化が得られるはずなのですが、
大きな成功を成したのだから、
それを成した過程や行動が正しかったのだと、解かってしまって、
せっかく訪れた降り注ぐほどの新しいチャンスを、
自信に溢れた旧態然で、
新しい次元の進化をしないまま、変化が遅れて、
滅びてしまうことが、
急激に成長する企業にはよくあると、IR先の方から教えられました。

 

あるいは、
社員が増え創業者が一人一人の社員の顔を覚えられなくなるのが、
250人前後であって、これを境に急激に求心力を失った企業が
業容の縮小に陥って行く例がある。ともお聞きしました。

 

肝心なことは、垢のようにこびりつく、
要らぬ自信とおごりを振り払って、
あくまでも、数、量の追及に惑わされずに、
現場を忘れず、人から意識を外さずに
あらゆる意味の「質」の追及と維持に心を集中すべきなのでしょう。
神妙に真面目なことを考えてしまいました。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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