猛暑が続いています。
今日も名古屋は最高気温37℃と予報されていました。

今年の夏は猛暑が続き、
しかし所によって豪雨という不安定なお天気が続いています。

インターネットに載っていた天気予報士のブログによると。

「隣国中国でも、この夏は上海で猛暑となったり、
四川で大雨が降ったり、
大雨、猛暑、干ばつといった
極端な天候による影響が続いています。
中国東北部の黒竜江省や吉林省、遼寧省では
それぞれ豪雨による洪水に見舞われ
19日までに100人以上の死者が出るなどの
大きな被害が出ているとのこと。」

「・台風13号
日付変更線を越えてきた「越境台風」で、突然姿を現しました。
越境台風は7年ぶりです。
・台風14号
現在、台風情報に姿がありませが、
一昨日の夜９時に発生し、6時間後には
台風としての姿は終わってしまったという「短命台風」です。
しかもこの台風も日付変更線を越えてきました。
共に越境してきたので、名前も通常の「アジア名」ではなく、
「中部太平洋ハリケーン名」を引き継いでいます。
（13号ペバPEWA、14号ウナラUNALA）
２個連続、2日連続で越境してきた台風というのは観測史上初のようです。」

「何十年ぶり」とか「観測史上初」が、
よく聞かれるようになりました。
日本”最高”気温がほんの数年で記録を更新しました。
40.9℃の旧記録は、私自身がたまたま偶然に熊谷市で直接体験しましたが、
しかし新記録の41℃は四万十市で、この町にはまだ行ったことがありません。
日本記録を熊谷市で偶然経験したという自慢の種が一つなくなってしまいました。

このところの気象の異常ぶりは誰もが認めることですが、
これはもはや異常気象ではなく、
あきらかに「気候が変動している」のだとテレビで行っていました。
地球規模での気候が変わってしまって、
夏、こんな猛暑と豪雨が不安定にやってくることが”異常”ではなく、
普通のことになりつつあるということらしいのです。
ということは、この気候変動の方向はなお続くはずなので、
この激しい傾向がもっと強くなっていくということにもなります。
近い将来、
「本日、名古屋の最高気温は、観測史上初の45℃を越えました。」
なんて、恐ろしいことになるのかもしれません。

二酸化炭素やメタン、フロンガスなどの
温室効果ガスの増加による地球の温暖化が
加速的に進んでいるという一般的な説と、
逆に、もうすぐ地球には「氷河期」がやってくるので
「温暖化なんかまったく心配ない」という説があって、
両方の本を何冊か読みましたが、
それぞれに何らかの「意図」が見え隠れしていて、結局よく解りませんでした。

いずれにしても、地球はこれから、
穏やかな方向に行かないことだけは確かなようです。
何十年か後の地球は、
激しく変動しているのでしょうが、
どうなっているのかまったく予測が立ちません。

しかし、連れ合いが、
老いた母と話していました。
「朝5時ごろは、最近は、少しだけまだ暗いね。」
地球規模のことはさておき、
とりあえず、今、夏が去りつつ、秋が近づいてきて、
夜明けがほんの少し遅くなったという話で、早起きの人にしか分からない会話です。

今週の土日にはいったん最高温度も下がって過ごしやすくなる。と、
週間天気予報が言っていました。
とりあえず、
秋が近づいています。楽しみですね。