谷 好通コラム

2021年02月02日(火曜日)

02.01.2021年1月、KeePer LABO販売実績の主観的報告

みんなが昨年1月頃から12か月間も頑張ってきた新型コロナ禍も、
ワクチンの開発で、あと数か月で一旦収まる目途が立ってきました。
もうちょっとです。
しかし安堵感で気が緩んで感染してしまったら、
これまで頑張ってきた努力が元も子もありません。
もうちょっとだからこそ、今まで以上の緊張感を持って感染対策を行動して、
みんなで無事にこの禍を切り抜けるように頑張りたいと思います。

 

さて、今年もはや1月が終わって、
今日はキーパーラボ直営店の販売実績報告です。

 

【前書き】
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先に開示された情報が正しいものです。


 

今年の1月は、84店舗全店で
前年同月比154.2%で359,949千円を売り上げ、
前年実績のある既存店80店舗では、
前年同月比148.2%で346,108千円の売り上げでした。

 

前年から続いている前年比150%の流れが続いています。
昨年4月の新型コロナ禍による緊急事態宣言に応じて
関東のLABO店舗を休業し全体で前年同月比を32%も減少させて以来、
5月からはその反動での前年対比増加が続きました。
しかもその増加現象がエスカレートして、
7月、8月以降は前年比150%のペースになって、
前年消費税増税の影響を除けばそのペースは続き、
とうとう年を越して翌年の1月まで前年比150%が続いたわけです。
当然、もはや休業の反動とは関係なく、
マーケット全体がKeePerを求めてくれるようになったと考えるべきです。

 

新型コロナ禍による社会現象の反映としての増加も少なからずありますが、
昨年の後半くらいから、
新車を購入したばかりのお客様が、
新車ディーラーでのオプションコーティングを断って、
自らKeePer LABOの店頭にその新車を持ち込み、
EXキーパーやダイヤモンドキーパーなどを注文されるケースが
目立って多くなってきました。
その傾向が、平均単価を大きく押し上げてきた大きな要因になっています。

 

この1月は、関東地方に雪が積もったなどの要因もあって、
車の汚れが目立ち「洗車」での来店が目立って増えたので、
来店台数が前年同月比148.2%と大幅に増えました。

 

 

しかし、このような場合には単価の安い洗車の増加によって、
平均単価が著しく落ちるのが常なのですが、
ここ数ヶ月は高価格コーティングなどが目立って増えているので、
洗車での来店増にも変わらず平均単価は11,131円/台と
前年同月108%で踏ん張っています。
その結果、
台数148.2%✖単価108%=売り上げ154.2%と、大幅増加に寄与しています。

 

 

この年、1月のもう一つの特徴は、
1月は年間で一番の閑散期にもかかわらず生産性の維持が出来ていることです。

 

8月から11月にかけて中途採用社員を100名採用しています。
その結果、KeePer LABOに属するスタッフは
東西LABOで495名となり、1年間で98名増えています。
これはLABO全体が前年比150%のペースで売り上げが上がってきたため、
急遽、募集したものであり、しかしこの増員のおかげで、
この12月には8億円を越す大きな売り上げを記録することが出来ました。
この時の人時生産性が8,469円/人時です。ギリギリ限界に近い生産性です。
前出の100名緊急採用であった上に、この高い生産性があったからこそ
84店舗で8億円を超す記録的な実績になったものです。

 

しかし、495名のスタッフの中に契約社員としている者は無く、
繁忙期を越しても誰一人として雇用を解除された者はいません。
しかも自ら辞めて行く離職率は1年間で約8%に過ぎず
1月も、ほぼそっくりそのままの人数が残っています。

 

しかし、年間一番の閑散期であるこの1月は、
前年比が150%を越していても、
売り上げの絶対額は、12月に対して44.7%にしか過ぎません。
当然人が余ってくる訳ですが、人余りは店舗の健全性に深刻な害毒となります。
しかし、入社した100人はこれからの近い将来に絶対に必要となってきます。

 

この会社には、以前から、繁忙期12月を乗り越えた翌1月と2月にかけて、
1週間連続休みを取るようになっています。
と同時に有給休暇も取ることを奨励しています。

 

1月2月は、どの店も、一人や二人誰かが休んでいるのです。
そんなことを実行して、
1月の人時生産性は6,565円/人時、前年比121%で仕上がっています。
前月の繁忙期ピーク時の8,469円/人時に対して77.5%を確保しています。
2月も同様にコントロールできるものと考えています。

 

さらに、この4月には新卒新入性が70名入ってきますが、
4月、5月、6月にLABO新店が5店舗オープンの予定であり、
さらに営業部がらみで、多くの人材が必要となってくるので、
現状+70名でもまだ十二分ではありません。

 

 

では、肝心な、なぜ前年比150%が続いているのか、その秘密について、
明日、じっくりと書きたいと思います。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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