谷 好通コラム

2008年10月05日(日曜日)

2030.ズルした快洗隊回り

土曜日は営業所長会議。
今日、日曜日は愛知県内の快洗隊を回る。

 

しかし明日の月曜日から二週間のスケジュールが
かなりハードワークになることが分かっているので
今日はかなり加減をした。

 

1安城店に行った時に
知立店の竹内大輔店長がいたので、2知立店に行ったことにし、
3大府店に行った時に、
岡崎店の鈴木博公店長に会ったので、4岡崎店に行ったことにする。
5大須店に行ったら、畠中常務が「今、甚目寺店に行ってきました。」と言っていたので、
6甚目寺店にも行ったことにする。
あと7鳴海店と8東海店に行って、
9刈谷店は一昨日行ったので、OKとして、
全9店舗を、今日は5時間で回ったことにする。

 

ズルではあるが、
それぞれ店長たちときちんと話は出来たので、
けっこう充実している。

 

しかし、一番初めに行った安城店にカメラを置き忘れてきてしまったので、
写真は一枚も撮れず、残念。

 

厳しいスケジュールの前は緊張する。
しかし準備はある意味では出来ているし、ある意味ではまるっきり出来ていない。

 

月曜日に出来上がってくるはずの物が、
水曜日に使う物であったり、
火曜日に出来上がってくる物が、水曜日に使う予定の物であったりで、
今の時点では手元に何もないのだ。
なんとも不安な状態ではあるが、
仕事には最新のものを用意し使いたいので、ギリギリになってしまっている。

 

いくつかの事を同時進行で進めていると、
何かの成果が、他の要素の始まりに使われたり、
何かを始めないと、他の要素のものが終了しないことがある。
いくつかの事が有機的にシンクロしていて、複雑に絡み合う。
しかも、いずれにも関わっていない離れ業まである。

 

たくさんの事が同時進行で進んで行くが、
ゴール地点は同じではない。
だから、達成感を得る地点がないまま仕事が続いている感じだ。

 

発展途上の会社の経営者なのだから当たり前のことだが、
私のペースに付き合って実践の部分で行動している人には、
その複雑な絡み合いと、危ういバランスが、
私のひらめきで一転した方向性を持ったりすると、かなり消耗するだろうが、
付き合ってもらうしかない。

 

先頭を切り開き、突き進もうとすれば、
先に道しるべがあるわけでもなく、あるべき環境が用意されているわけでもない。
自らが道しるべとなり、自らが環境を整備しながら進むしかない。
だから、一歩先に行った時点で、
今まで見えていなかったものが急に見えてきて、
(これを“ひらめき”とも言う)
右に行くべきと思って用意してきた物が、
左に行かなければならないと解った時には、
右に行くために用意したものを、
躊躇せず捨てるためのストレスを無視できるタフさが必要になってくる。
激しくスケジュールをこなすタフさと同じ種類のものだ。

 

それが出来る者にのみ、開拓者としての資格が生まれてくるのだろう。

 

 

今日一日、何人かのリーダーと店長たちと話をしていて、
またひらめいた。

 

ひらめきとは、
それを実現するための環境が整ってきた時点で
不意に出てくるものであって、
ひらめいてから、
それを実現するための環境づくりをするものではない。
変な話であるがそうなのである。
ひらめいた時には、
それを実現するための行動を起こすばかりの環境になっているものなのだ。
むっふふふふふ、なのです。

 

 

写真は本文とはまったく関係ないが、
アップルプルさんがプレゼントしてくれたソフト、
このコラムの写真を一括してみることが出来るソフトで過去の写真を見ていたら、
専務の谷清隆の面白い写真を見つけてしまった。
昔、私が魚眼レンズに凝っていたころの写真だ。
あまりにも面白かったので、
何の意味もなく、載せてしまう。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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