2008年07月08日(火曜日)
1963.行くも、引き返すもよし
今日一日、本社で仕事をしてから
午後八時発の飛行機で札幌・千歳に飛んでいる。
今日からサミットが洞爺湖で始まっているので飛行機が混んでいるかと思ったら、
まったく関係ないようで席には20人程度が座っているだけのガラガラだ。
しかし空港でのセキュリティーチェックは厳しかった。
ズボンのバンドを外させられたし、いつもは鳴らない車のキーでもブザーが鳴った。
カバンの中もしっかりとチェックされるし、
アメリカの空港並みのチェックである。
しかし、チェックインの時
「千歳空港の天候が悪いので、千歳に着陸できない場合は引き返すことがあります。」
と、条件を付けられた。
条件と言っても、実際に引き返すことは滅多になく、
あったとしてもほんの数%の確率であろう。
しかし、明日の札幌でのキーパープロショップ研修会に伴うセミナーへの参加者は
80名を越すようだと営業所の坂本君が言っていた。
「飛行機が着陸できませんでした。」でセミナーを中止では済まされない。
万が一を思って、
明日の朝一の便、午前7時25分中部空港発、午前9時25分着の飛行機の予約を入れた。
ひょっとして飛行機が中部空港に引き返した場合、
次の日の朝一の飛行機が満席になること恐れがあることに対して先手を打ったのだ。
(しかし、この混み具合では絶対満席にはならないことが分かったが)
サミットを避けたのであろう。
今が一番いいシーズンである札幌に行く観光客がまったくいない状態のようだ。
ガランとした札幌行きの空港の出発カウンターの前
無事に今日中に札幌に到着すれば、それはそれで一番いいし、
引き返したとしても、明日の飛行機は押さえてあるし、
一日余分に家で寝ることが出来るし、これはこれでラッキーなような気もする。
行くもよし、引き返すもよし。
しかし、サミットに関わる警察官による警備は何千人規模であろう。
あるいはもっとかもしれない。
今の季節の北海道は涼しくて気持ちがいいはずだが、
飛行機が降りられないという悪天候とはどういう天気なのだろう。
雨が降っていたり、霧が深い中で、
何時間も何時間も警備のためにじっと立っているのだろうか。
じっと立っているのはとてもツライだろう。
娘の婿さんが警察官になってから、
私に警察官に同情する気持ちが出来たのは、少し滑稽かもしれないが、
本当にそう思うのだ。
今、機内放送が入って
「天候調査の結果、新千歳空港に無事降りることが出来ることが判明しました。」だそうだ。
な~んだ、引き返さないのか。
何故か少しがっかり。
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と、新千歳に降りて、
札幌のホテルに着いた。
午後10時40分。
明日の大切な仕事に備えて、早く寝ようと思っていたのに、
札幌駅に待ち構えていた坂本君とH.オサム。
みんな仕方なしにと言いながら、飲みに出る。
今日も飲むだけ飲んで、食うだけ食って、
ご機嫌である。もちろん私も上機嫌(^^♪
今日からまた三日連続の研修会とセミナー、おとなしく寝ればいいのに。
何で飲んでしまうのだろうか。
飲んでしまった人。完全に飲みすぎて太ってしまった人。