谷 好通コラム

2007年06月10日(日曜日)

1653.洗車が増えた??

※キーパープロショップは6月9日現在で152箇所が登録され、
まだ申請中の所が30箇所ほどある。
今月中には200箇所以上が登録される見込みである。
プロショップの条件である技術認定一級資格者はすでに300名を越しており、
プロショップ一箇所について2名の資格者を置いているケースが多いようだ。
また、予備軍ともいえる2級資格者も800名を越しており、
これから先、プロショップが急増すると見込まれている。

 

キーパープロショップは、キーパーコーティングをはじめとして、
アクアキーパー、ダイヤモンドキーパーなどの長寿命・高性能コーティングを
正しい技術で施工された高い品質を提供する事をユーザーに約束したショップである。
チェーン店ではない。
品質を約束したプロの目印を持ったショップである。

 

7日に北陸・金沢で、
8日、愛知の中央トレセンで
6日の四国に続いてキーパープロショップミーティングが開かれた。
集まっていただいた人達のパワーに、私はずいぶん元気付けられた。

 

 

その中で面白い話を聞いた。
「“高性能のコーティングを”紹介するチラシをポスティングしたら、
コーティングのお客様も、もちろん来たのだけれど、
驚いたことに“手洗い洗車が目に見えて増えた”。
手洗い洗車を宣伝したわけでもないのに。」
と言うのだ。

 

最初、四国のミーティングで、
ある素晴らしい実績を上げているSSさんがおっしゃったのだが、
北陸、東海とコミーティングを重ね、たくさんの人のお話を聞くにしたがって、
この様な現象が特別な例ではない事が解ってきたのだ。

 

 

そう言えば、同じような事が快洗隊の中でも起きていた。
快洗隊の直営店・岡崎店では、
その店舗を、研磨とコーティング施工を主目的とした造りにしてある。
そのせいか、アクアキーパー、ダイヤモンドキーパーなど
高額商品への問い合わせが多く、
オープン当初からかなりの実績を出し、平均単価も8,000円/台を維持し、
我々を驚かせ、他の快洗隊店舗とは違った可能性を見せた。

 

それがオープンから1年と数ヶ月、
今、岡崎店は新しい傾向を示している。
手洗い洗車がかなり増えてしまったのだ。

 

アクアキーパー、ダイヤモンドキーパー、
クリスタルキーパーなどの高性能コーティングの数は相変わらず多い、
快洗隊直営店の中でも常にトップを維持している。
しかし、その数はオープン当初から劇的に増えたわけではない。
なのに「手洗い洗車」は、オープン時から著しく増えている。
アクア、ダイヤモンドキーパーなどの施工を受けたお客様が、
その後の手洗い洗車も、この店で受けていただいている場合が多く、
その分、高性能コーティングを施工すればするほど洗車が増えてきているという事もある。
それは、ベーシックなキーパーコーティングを受けていただいたお客様にも言える。

 

しかし、それだけではない。
高性能なコーティングを施工できる店=高い技術を持った店。
そんな「高い技術を持った店がやっている手洗い洗車」が、
車を大切にしているお客様に高い品質の手洗い洗車を期待させたのだ。

 

そんな図式が、アクアキーパーやダイヤモンドキーパー、
そしてキーパーコーティングの“高い品質”を約束したキーパープロショップが、
お客様に、高い品質の手洗い洗車をも期待させたのだろう。

 

 

もうすぐ10年目になる快洗隊の一号店・刈谷店をオープンした頃、
世の中に手洗い洗車は一般的ではなかった。
だから、手洗い洗車を売り物にして、それを高い品質で実現し、
もっと高レベルのキレイさである(磨き)コーティングにエスカレートさせる手法は、
見事に的中した。
それが、ここまで手洗い洗車が普及してくると(私達の仕事でもある)
まず手洗い洗車を切り口にすることは、昔ほど効果的ではなくなってきたのかもしれない。

 

 

加えて、今、
カーディーラーが新車販売時に、
5年保証という自称高性能コーティングを高い確率で施工してきている。
国産車ディーラーで50%を越す施工率を示し、
輸入会社ディーラーでは80~90%の施工をしていると豪語するものもいる。
すでに街を走っている車の30%前後が施工履歴を持ち、
もはや、高性能(自称も含み)コーティングは普遍的なものになりつつある。
10年前とは大きな様変わりだ。

 

しかし、それを施工したカーディーラーには、
その後の普段のケア、つまり手洗い洗車をする気はない。
そんな背景が、SSにおける手洗い洗車の普及を促した要因でもある。

 

そんな状況の中で、
コーティング既施工車のユーザーは、
せっかく高いコーティングを施工している事を意識し、
洗車にも高い品質を求めていると予想される。

 

「どこが品質の高い手洗い洗車をしてくれるのか。」
それが、確かなコーティングの技術を持っていると言うキーパープロショップの
告知に反応したのかもしれない。

 

「高いコーティングの宣伝をしたら、
コーティングも当然売れたが、思わぬほど手洗い洗車が増えた。」という現象である。

 

それはそれはでいい。
手洗い洗車がなかなか増えずに悩んでいる人たちにとって、
これは、朗報である。
手洗い洗車を増やしたいと思ったら、
手洗い洗車の宣伝だけではなく、
高性能のコーティングが出来ることを宣伝すると手洗い洗車が増える。
これは目からウロコの朗報であると思う。

 

しかし、それだけではいけないと思うのだ。

 

※続きは「洗車が増えた??」より

 

 

7日の北陸ブロックのキーパープロショップミーティングは、
カメラにメディアを入れ忘れ、一枚も撮れていなかった。申し訳ない。
翌日の朝、6時出発で会場の小松から愛知・大府に戻る。さすがに眠い。

 

 

8日の東海ブロックのミーティングも盛り上がった。
しかし、ミーティング中の写真を撮っていた国松君からデータをもらうのを忘れた。
申し訳ない。
しかし、ミーティング後の親睦会は盛り上がった。
巨漢である遠鉄さんの竹本課長に、
サイズを聞いたらウェスト120cm、体重130kgだと言う。
「竹本さんに比べたら93kgの私なんかヒヨッコですね。」と言ったら、
「イヤー、100kgを越したらあっという間だよ。」と言われた。
恐ろしい話である。

 

 

その93kgの私と、このキーパープロショップの実の親である酒井社長。
懇親会は、プロショップの性格上、“割り勘”である。

 

昨日は、全国のアイ・タック営業所の所長が集まっての会議。
この会議がいちばん疲れるけど、また楽しいのだ。
会議の終わり頃に激しく降り始めた雨は、
翌日、日曜日まで降り続いたが、午後からすっかり晴れ上がり、青空が広がった。
快洗隊は、午後からお客様が来てくれたのだろうか。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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