谷 好通コラム

2007年04月30日(月曜日)

1627.今度こそ痩せるぞ

しばらく前から、
なぜか昼間から頻繁にアクビが出るようになった。
車の助手席に乗ればすぐに、うたた寝をするし、
運転中でも、猛烈に眠たくなってサービスエリアに逃げ込む事もある。
いつも寝不足感がつきまとうのだ。

 

私は、昔から睡眠時間が短くてもわりと平気であった。
一日に4、5時間の睡眠時間が続いても、
仕事をしていれば自然にシャキっとしてきて、それが疲れになることもなかったが、
歳を取ったのかな?
あまり無理をしてはイカンかな、と思って、
なるべく7時間以上寝るようにしているのだが、
どうもスッキリしない。

 

これは、肥満がよくかかる「無呼吸症候群」かなと思った。

 

現場から遠ざかって、かれこれ7,8年。
あの頃から比べるとゆうに15kg以上も太ったが、
仕事の量はますます増えるばかりで、ストレスがたまるのか、
晩飯をつい酒(ダイエットビール)を飲んで、たくさん食べてしまうし、
夜寝る前にも口がさびしくなってやっぱり食べてしまう。結果が現在92kg。
ここ2年の体重増加は止まっているが、
ダイエットは全く成功していない。

 

肥満はよく「いびき」をかく。
いびきは寝ている時に舌が喉に落ちてきて、呼吸と共に震えて音を出す現象だ。
それがなぜ肥満した人に現れるのか、よく解らないが、
いびきをかきながら寝ていると、
いよいよ舌が喉に落ちてきて一時的に息が止まる現象だそうだ。
長く息が止まっていると苦しくなって、
つまり睡眠が浅くなって、舌の落ち込みが浅くなって、呼吸が戻る。
つまり寝ている間中、睡眠が深くなったり浅くなったり、
全体としては十分に睡眠が取れていない症状だ。
たっぷり睡眠時間を取っているはずなのに、寝不足状態が続く。

 

私の今の状態とそっくりである。

 

そう思ったのだが、家族に言わせると
「いびきをかいている時、呼吸は止まっていない。
今まで、いびきが止まったところを聞いた事がない。」そうだ。

 

しかし、私は12時まではほとんど眠らないのに、
健康的な早寝の家族は私が寝る前には“必ず”寝てしまっている。
だから「いびきが止まったところを聞いた事がない。」と言われても、
「そんなこと言ったって、お前は、俺が寝るまで起きとったことがないじゃん。」
となって、
確かに「聞いた事がない。」ことは間違いないが、
「起きとったこともない。」わけであって、
家族の証言もわかったものではない。

 

そう考えると、
多分、私は「無呼吸症候群」であろう。
これは、寝ると下が喉に落ちるという現象が起きているというだけで、
体の一部分が炎症とか衰弱するなどの病的症状ではないので、
投薬や注射などでの“治療”はないらしい。

 

一番の解決策は“痩せる”ことであるそうだ。
肥満を解消する事が一番有効であり、ほぼ唯一の解決方法だというのだ。

 

私は、10回ほど禁煙をした事があるが、最高記録6日間ですべて惨敗。
ダイエットも、多分、20回ほどやった事があるのだが、
3年前の十勝24時間レースに出るためにやったダイエットで8kg痩せたのが最高で、
他のすべては体重計で計測できないレベルで終わっている。
それどころか、体重が下がる前に我慢できなくなって大量に食べて
かえって太ってしまった事も二度や三度ではない。

 

私は禁煙とダイエットには向いていない性格であり、体質なのである。

 

なんて馬鹿なことを言っていると、
本当に夜の夜中に、深く眠って、呼吸が止まって、
そのまま息をしないまま死んでしまうかも知れない。

 

今度こそ本気でダイエットをしなければならないのだ。
命がかかっているとすれば、
いくらなんでも、・・・・・・・(あまり、自信はない。(^・^))

 

 

5月20日、ゴルフGTIカップレース第一戦の岡山TI戦が始まる。
あと三週間。

 

今年は何とかいい成績を出そうと、
色々と対策をしているし、
ギッシリと詰まったスケジュールを押し分けて無理やり隙間をつくって、
9日にはTIサーキットに練習にまで行こうとしている。
しかし、
車はわずか200psしかないのに、
私の体重は、ほかの皆より20~40Kgは重い。
何をどうしようと、これはほとんど決定的なハンディである。
最低10Kgは落さないと勝負にならないのだ。

 

ますます激化する一方の我がスケジュールの中で、
たまる一方のストレスを一挙に放出するためにも、
年5回だけのレースに、二日間ずつだけ、熱中するのだ。

 

でも、負けて悔しい思いをして新しいストレスを溜め込んだのでは逆効果。
私は、私自身の為に勝たなくてはならない。
だから、絶対にダイエットを成功させなければならないのだ。

 

無呼吸症候群の疑いもあることであるし、
今度は、今度こそは、体の軽量化を果たさなくてはならないのだ。
それが、未確認ではあるが、我が無呼吸症候群の特効薬でもある。・・多分

 

65Kgの頃と、92Kgの今

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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