谷 好通コラム

2021年04月02日(金曜日)

4.02.主観的・2021年3月のKeePer LABO直営実績

【前書き】
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先に開示された情報が正しいものです。

 


 

と、前書きを改めて書いたので、
今日は思いっきり主観的な所感を書いてみようと思います。

 

全体で前年同月比35.2%増の502,455千円で、
既存店比では29.5%増の481,273千円は、
この3月が、すべての稼ぎ時の週末に雨が降った悪天候を考えれば、
本当にみんなすごく良くやったと思い、上等だと思うのです。
あの悪天候の中、
刈谷店の前年比98%、大府店の前年比98%、大垣店の前年比99%
この3店の悔しい悔しい残念な結果を除けば、
81店舗が前年を上回り、勝ち取った35.2%増です。
私は超上出来だと思っています。

 

それはそうとして、今日、数字を見ていて意外なことに気が付きました。
前年比較ではその前年の前々年比が大きく影響するので、
三年分の前年比を掛け算して、三年前比を出してみたら、
来店客数はWeb予約などで増加してはいるのですが、それほどでもなく、
むしろ大幅に上がっているのが平均単価で、
高価格コーティングが軒並み増えているからであることは間違いありません。
しかし、ダイヤモンドキーパーを筆頭に大幅に増え、
EXキーパーがゼロから足されているにもかかわらず、
来店客数はそれほど増えていないのは、
何かが減っていないとつじつまが合いません。
そうです。洗車が減っているのです。
高価格のコーティングが軒並み増えて、
低単価の洗車が減ったので、
平均単価が三年前に比べて1.5倍くらいになってしまっているのです。
勿論、その間に値上げはしていません。
値上げをしていないのに、しかも、新製品がほとんどEXキーパーだけなのに、
単価が約1.5倍になってしまったのは、
高いものがたくさん売れるようになったただけでなく、
安いものの売れ行きが減った結果なのです。

 

では、洗車が下手になったので売れなくなったのでしょうか。
それは絶対にないと思います。
洗車の付加価値が低いからいい加減にして良いという風潮は絶対ないし、
洗車が上手いから信用されて、
高いコーティングにも繋がっているという考えは変わっていません。
では、どうして洗車が減ったのか。

 

KeePerはクリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーのように
ボディガラスコーティングになってから、
ちょっと強い雨が降ると、
汚れが雨と一緒にはじかれて、キレイになってしまうのです。
最上級のEXキーパーもまったく同じ現象があり、
キーパーをやっていただいたお客様から、
「汚れなくなったから、洗車の敵が減って、助かるよ。」と、よく聞きます。
洗車好きのTOM’Sの総帥舘さんは、
「俺は洗車が楽しみなんだけど、
KeePerをやってもらったら、中々汚れないので、楽しみが減ってしまった。」
と、ぼやかれたことがありますが、
ほとんどの人は、「汚れなくなって楽で助かった」と言っていただけます。

 

そうなのです。
たくさんのお客様がKeePerをたくさんやってくれるようになったら、
みんな雨でキレイになるようになって、
洗車が減ってしまったのです。

 

私の自分の車も、先日、3年目の車検を取ったのですが、
車を買った時、最初にテスト段階のEXキーパーを掛けて、
あれから、洗車は3年間に2回しかしていません。
ちょっと汚れても、EXキーパーの異常なくらいの艶でカバーされ、
そのうちに雨を待っていればキレイになってしまうので、
つい、洗車をせずに雨待ちをするようになってしまいました。

 

だから、みなさんも洗車がうんと減って、
お客様の数自体どんどん増えても、ご来店台数はそれほど増えずに、
平均単価だけがどんどん上がって、今の状態になっているようです。

 

週末ごとの雨は案外、皆さんに喜ばれている雨だったのかもしれません。
3月の実績前年比35.2%増は、
何らペースが鈍化した訳ではなく、
雨が週末のたびに強く降って、
KeePerコーティングしてある車がキレイになってしまったのです。

 

しかし、黄砂がひどくなってきた昨今、雨がちっとも降らず、
私の愛車も真っ白になってきて、そろそろ洗いたくなってきました。
4月に入って、店舗がえらく賑わっているはずです。

 

私のあくまでも主観による報告でした。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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